ロシアで行われた2年に一度の祭典、学生選手権スパルタキアーダ。プログラムはジュニア仕様で、選手は地方の代表が若干多い感じか。(→日本の国民体育大会のような地区対抗戦でもあるらしい)
美少女戦士アリーナ・ザギトワは世界ジュニア選手権から約1週間を経て再び試合に登場。超過勤務手当は(たぶん)出ていないが、モスクワから東へ約500kmのサランスクまで、イケメン振付師との小旅行を楽しんだのかもしれない。サランスクで開催される試合は多く、日本で言うなら東京から地方都市の金沢まで定期出張するような感覚か。
順位 | 氏名 | 地区 | 平昌五輪 | 得点 | SP | FS |
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1 | アリーナ・ザギトワ | モスクワ | 出場可 | 217.53 | 1 | 1 |
2 | アナスタスア・グバノワ | サンクト | 出場できない | 208.73 | 2 | 2 |
3 | ダリア・パネンコワ | モスクワ | 出場できない | 203.33 | 3 | 3 |
4 | アリサ・フェジチキナ | サンクト | 出場可 | 188.80 | 4 | 4 |
5 | エカテリーナ・リャボワ | МОБ | 出場できない | 174.43 | 5 | 5 |
6 | アナスタシア・コロミエツ | ЛОБ | 出場可 | 155.06 | 6 | 8 |
大会結果より抜粋 (動画はSP、FSの順位をクリック)
ショートは77.53点(TES=42.73、PCS=34.80)。ロシア選手権やロシアジュニア選手権より高い。国内PBを更新か。
フリーは、3Lz+3Loが回転不足かつステップアウトだが、先週の世界ジュニアでなくてよかった!!!
ザギトワはミスをしない選手と思っている日本のファンは多いかもしれないが、それなりにミスをしている。得点は140.00点(TES=70.32、PCS=69.68)。TESはグバノワとパネンコワのほうが高かった。
左から、グバノワ、ザギトワ、パネンコワ
(グバノワ)たん様は、日本の紀平梨花と同様に波のある選手。ロシアジュニア選手権で今回と同様の演技をしていれば、世界ジュニア選手権に出場できたはず・・・
ダーシャ・パネンコワはついに200点越え。来季はJr.GPシリーズに登場か。
日本のファンは「全部後半・全部タノ」に驚き、「またエテリだよ」と嘆くかもしれない。
アリーナのプログラムも見納めか。イケメン振付師グレイヘンガウス(25歳)は、マリナ・ズエワ、ジェフリー・バトルなどと並ぶ世界的な振付師になるかもしれない。(褒めすぎか?)
メドベ先輩とザギトワ様が着た赤いチュチュの衣装を引き継ぐのは、アンナ・シェルバコワあたりだろうか。