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きのつらゆき(Kino_Tea)

紀貫之のごとく、気の向くままに、つらつらと、(書いて)ゆきましょう。
ブログというより備忘録。スケート関連多い。

ISUジュニアグランプリ2019

2019-08-02 | Skating

(Update 2019/10/06)

JGPファイナル出場予定選手(2018/10/06)
カミラ・ワリエワ(ロシア)
アリサ・リウ(米国)
イ・ヘイン(韓国)
クセニア・シニツィナ(ロシア)
ダリア・ウサチョワ(ロシア)
ヴィクトリア・ワシリエワ(ロシア)

No. 場所 日程 リンク 備考
#1 フランス
(クールシュベル)
8/21–24 出場選手/結果
日程(日本時間)
(JSF)
ペア競技は無し
主な出場者(7/23発表)韓国はTBA(8/12更新)ロシア変更(8/19更新)

(日本)荒木菜那、川畑和愛、(ロシア)フロミフ、ワリエワ、カニシェワ、ウサチョワ、(アメリカ)カリスタ・チョイ、ハンナ・ハレル、(韓国)ト・ジフン、ウィ・ソヨン、(イスラエル)ビクトリア・ユーシェンコワ、(フランス)アンナ・クジメンコ、ソフィー・スプラング、(ロシア男子)クトヴォイ、(ロシアダンス)ディアナ・デイビス

各国情報
(韓国)ト・ジフン、ウィ・ソヨン
#2 アメリカ
(レイクプラシッド)
8/28-8/31 出場選手/結果
日程(日本時間)
(JSF)
 
主な出場者(7/30発表)(8/19更新)(8/27更新)ロシア変更(シニツィナのビザ)

(日本)河辺愛菜、田中梓沙、(ロシア)シニツィナ、タラカノワ、(アメリカ)ジェシカ・リン、アリサ・リウ、エミリア・マードック、(韓国)チ・ソヨン、パク・ヨンジョン、(インドネシア)サビカ・レファ・ザヒラ、(ロシアダンス)ディアナ・デイビス、(カナダ男子)ゴゴレフ
各国情報
(韓国)チ・ソヨン、パク・ヨンジョン
#3 ラトビア
(リガ)
9/4-7 出場選手/結果
日程(日本時間)
(JSF)
ペア競技は無し
主な出場者(8/6発表)(8/13更新)ロシア変更(9/2更新)ロシア変更

(日本)松生理乃、住吉りをん、(ロシア)フロミフ、カニシェワ、ウサチョワ、ワリエワ、ワシリエワ、(アメリカ)イザベラ・インチソーネ、ガブリエラ・イゾ、(韓国)イ・ヘイン、(ポーランド)クラコワ、(ロシア男子)サムソノフ

各国情報
(韓国)イ・ヘイン
#4 ロシア
(チェリャビンスク)
9/11-14 出場選手/結果
日程(日本時間)
(JSF)
 
主な出場者(7/30発表)(8/29更新)ロシア変更(9/7更新)日本変更(9/9更新)

(日本)青木祐奈、荒木菜那、浦松千聖、(ロシア)タルシナ、シニツィナ、ワリエワ、ワシリエワ、(アメリカ)オードリー・シン、ケイト・ウォン、(韓国)ト・ジフン、(ロシアダンス)ディアナ・デイビス、(ロシアペア)ムホルトワ

備考:ロシアから他国へ移籍した選手(ISR、ARM?)
各国情報
(韓国)ト・ジフン
#5 ポーランド
(グダニスク)
9/18-21 出場選手/結果
日程(日本時間)
(JSF)
 
主な出場者(8/20発表)(9/7更新)日本変更、ロシア変更(9/12更新)米国変更、ロシア変更(9/16更新)

(日本)岩野桃亜、川畑和愛、河辺愛菜、(ロシア)タラカノワ、ワシリエワ、ウサチョワ、フロミフ、シニツィナ、(アメリカ)アリサ・リウ、リンゼイ・ソーングレン、エミリア・マードック、(韓国)ウィ・ソヨン、チ・ソヨン、(台湾)丁子涵、(ポーランド)エカテリーナ・クラコワ、(ロシアダンス)ディアナ・デイビス

各国情報
(韓国)ウィ・ソヨン、チ・ソヨン
(ポーランド)エカテリーナ・クラコワ
#6 クロアチア
(ザグレブ)
9/25-28 出場選手/結果
日程(日本時間)
(JSF)
 
主な出場者(8/27発表)(9/7更新)ロシア変更(9/12更新)日本変更(9/16更新)日本変更

(日本)河辺愛菜、浦松千聖、住吉りをん田中梓沙、(ロシア)フロロワ、ウサチョワ、カニシェワ、タラカノワ、(アメリカ)ガブリエラ・イゾ、サラ・ジャン、(韓国)イ・ヘイン、(カナダ男子)ゴゴレフ、(ロシア男子)サムソノフ

各国情報
(韓国)イ・ヘイン、(カナダ男子)ゴゴレフ
#7

イタリア
(エーニャ)

10/2-5 出場選手/結果
日程(日本時間)
(JSF)
ペア競技は無し
主な出場者(9/3発表)(9/16更新)日本変更、ロシア変更(9/30更新)日本変更

(日本)松生理乃、住吉りをん、浦松千聖、(ロシア)カニシェワ、フロロワ、シニツィナ、(アメリカ)ハンナ・ハレル、オードリー・シン、(台湾)丁子涵、(韓国)パク・ヨンジョン

各国情報
(韓国)パク・ヨンジョン
Final

イタリア
(トリノ)

12/5-8 出場選手/結果
日程(日本時間)
(JSF)
シニアGPF同時開催
出場予定選手
(ロシア)ワリエワ、シニツィナ、ウサチョワ、ワシリエワ
(米国)アリサ・リウ
(韓国)イ・ヘイン

※ ジュニアの場合、直前までエントリがたびたび変更される。前半戦でよい結果が出れば2戦目も出場でき、結果が悪ければ他の選手が入れ替わるので、後半戦は特に多い。


(参考サイト)
ISU公式ライブストリーミング放送→ISUチャンネル
JGPランキング表→ISUサイト

ISU ジュニアグランプリ・シリーズのサイト
ISU ジュニアグランプリ・シリーズの大会結果サイト

(派遣情報)
カナダ
米国

(関連サイト)
女子選手一覧Wiki(日本)
女子選手一覧Wiki(米国)
女子選手一覧Wiki(韓国)
女子選手一覧Wiki(ロシア)
男子選手一覧Wiki(ロシア)
(ロシア)ナショナルチーム選手一覧(2019/20)

ISUジュニアグランプリ2018
ISUジュニアグランプリ2017
ISUジュニアグランプリ2016
ジュニアグランプリを100倍、楽しむ方法

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2018/19シーズンを振り返って、ザギトワとトゥルソワ

2019-06-30 | Skating

Alina Zagitova WC2019
(Gettyimages.co.jp Sorry for not embedding the image.)

フィギュア・スケートは7月1日より新シーズンが始まる。6月30日は、現在のシーズンが終わる日、大晦日にあたる。ザギトワとトゥルソワの無名時代からのファンとして、今シーズンを振り返って、いちおう少しはブログを書いておこう。世界選手権、世界ジュニア選手権で優勝した選手たちなのに、何も書いていなかった…



アリーナ・ザギトワ
今季のアリーナは、五輪を終えたばかりでもあり、心身共に苦しい状況が続いたが、世界選手権で優勝し、シーズンの有終の美を飾った。そして世界で数人しか達成したことがないスーパーグランドスラムを達成した。

スーパーグランドスラムとは、下記の大会で優勝し、6冠を達成すること。

五輪
世界選手権
欧州選手権(または四大陸選手権)
GPファイナル
世界ジュニア
ジュニアGPファイナル

さらにロシア国内でも下記の大会で優勝している。

ロシア選手権
ロシアジュニア選手権


16年2月に、たまたま3Lz+3Loを跳ぶ選手として知ったアリーナ。ロシア国内の主要な大会での表彰台経験がない選手が、ジュニア2年目がはじまる16年6月にナショナルチーム(ジュニアの副メンバー)に入り、さらに8月のジュニアGPシリーズへの出場を決めた。

インスタグラムを見ると、少し憂いを秘めた黒い瞳のアリーナがいた。ロシア人は金髪青瞳のイメージが強かったが、黒髪黒瞳のこの写真を見て、この無名の「美少女戦士」を応援しようと思った。

この頃のフォロワーは500人程度。(現在は64万5千人)

(Alina's Instagram)

16年8月のJGPフランス大会が初の国際大会デビュー。3Lz+3Loを跳び、後半に7つのジャンプをすべて跳ぶ構成のプログラムを(世界で初めて?)披露して優勝。「ルールで認められているとはいえ、本当にやる選手が出てくるとは!」と驚いた試合でもあった。

写真はエキシビションで披露した「ピンクパンサー」。髪型に注目。
zagitova JGP FRA
(Gettyimages.co.jp Sorry for not embedding the image.)


古い写真にコメントが残っていて少し懐かしい。

(Alina's Instagram)


アリーナに、「ピンクパンサーの耳はふっくらした髪がいい」とリクエストしたら、17年3月の世界ジュニア選手権では、エキシビションで披露し、さらにそれとは別に髪を結ってスモールメダルセレモニーにも登場してくれた。(開催地は台湾だったので見に行けばよかったと今も後悔している…)

(Thanks! Absolute Skating)

19年3月世界選手権のアリーナ
Zagitova

(Gettyimages.co.jp Sorry for not embedding the image.)


(Gettyimages.co.jp Sorry for not embedding the image.)

鶏ガラのようだったアリーナも、すっかり美人になっている。

(Gettyimages.co.jp Sorry for not embedding the image.)

神童でも、天才でも、エースでもなかったアリーナ。ジュニア時代から「次の試合はさすがに勝てないだろう」といつも思いながら見ていたら、気がつけばすごい結果を出してしまった。


アレクサンドラ・トゥルソワ
「トゥルソワ先輩!」と呼び始めたのは私ではない。しかし、ぬいぐるみのようにかわいい外見に似合わぬ、鋭い目つきと、恐ろしい技を繰り出す姿から、そのネーミングがピッタリあっていると思う。

今日まで開催されていたアイスショー「Dream on Ice 2019」で共演した白岩優奈選手も、ご自身のインスタグラムで「トゥルソワ先輩」と呼んでいる。

シェルバコワを応援している某氏は、シェルバコワを優勝候補と予想して「来季JGPF名古屋表彰台候補のひとり」と書いたようだが、それを真似して書いてみたが、本当は、17年4月の時点では、「サーシャは、ファイナルに進めたら奇跡だよなあ」と思っていた。

 

サーシャが最初に開設したインスタグラムは18年3月世界選手権後にトラブルで消えてしまい、もう存在しないが、17年8月末のJGPデビュー直前にサーシャが初投稿した写真にコメントを書いてみた。つまり、サーシャに世界で初めて応援メッセージを送ったファンでもあるのです。(スクリーンショットを撮っておいて良かった)

これができたのは、ロシアWikiサイトの創設者である石井くん(仮名)が、出来立てホヤホヤのアカウントを見つけ出し、VK(ロシア版ツイッター)で本人に「あなたのホンモノのアカウントですか?」と聞いたからだった。
(今思うと、すごいことやってますね。)

幼女のインスタグラムを次々にフォローすることを少しためらったので、私の会員番号は25番くらい。それでもザギトワさんより先にフォローしたことを覚えている。しかしすべて幻となってしまった。(一番最初にコメントを書いたアミさん、お元気だろうか。)

(Sasha's Old Instagram)

試合会場に愛犬を連れてくる選手はサーシャ以外は誰がいるだろう?しかも表彰台で写真まで撮っているよ!

(Thanks! Mihail Sharov)

サーシャのおもしろい演技



サーシャのすごい演技

総合254.33点(およびフリー176.90点)は、ISU非公認のロシア国内記録ながら世界最高得点に相当する。


(Gettyimages.co.jp Sorry for not embedding the image.)


止めてくれるな、おっかさん、背中の龍が泣いている。異端児トゥルソワどこへ行く。

ああ、技術的な内容についてはすっかり書かなくなってしまった…


(追記)
私は判官びいきなので、神童でも、エースでもない、いまいち「イケてない」選手を応援したはずだった。国際大会で優勝争いをする選手になるとは全く思っていなかった。しかし選手たちが予想以上の活躍をし、十分満足したのか、スケートへの関心が一段落してきた。

自分にとって最も思い入れのある選手は、2016年のナショナルチームの選手などプロフィールを調べてまとめた選手たちだ。国際大会で華々しく活躍する選手が出てきた一方ですでに引退した選手もいて、この世代の選手たちがどのようなスケート人生をおくるのかを見届けて、スケート観戦を終えるのだと思う。

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(2019/20)フィギュアスケート・ロシア女子選手一覧(早見表)

2019-06-12 | Skating

(Update 2019-08-27)

ナショナルチーム(2019/20)


シニア

正メンバー(7名)

1996-12-17 エリザベータ・トゥクタミシェワ (SPB・ミーシン)
1999-11-19 エフゲニア・メドベージェワ (カナダ・オーサー)
2002-05-18 アリーナ・ザギトワ ㋓
2002-07-30 ソフィア・サモドゥロワ (SPB・ミーシン)
2003-08-24 アリョーナ・コストルナヤ ㋓
2004-03-28 アンナ・シェルバコワ ㋓
2004-06-23 アレクサンドラ・トゥルソワ ㋓


副メンバー(2名)

2000-07-14 スタニスラワ・コンスタンチノワ (SPB・チョボタリョーワ)
2002-12-02 アナスタシア・グバノワ (SPB・ルカヴィツィン ブヤノワ)



ジュニア

正メンバー(6名)

2003-01-24 (新J4) アンナ・タルシナ (ダビドフ)
2003-11-25 (新J3) ビクトリア・ワシリエワ (ダビドフ)
2004-04-14 (新J3) アナスタシア・タラカノワ (パノワ)
2004-08-05 (新J2) クセニア・シニツィナ (パノワ)
2005-06-15 (新J2) アリョーナ・カニシェワ ㋓
2006-04-26 (新J1) カミラ・ワリエワ ㋓

副メンバー(1名)

2005-08-07 (新J1) アンナ・フロロワ (パノワ)



ジュニア(若手)・ノービス

正メンバー(3名)

2006-05-22 (新J1) ダリア・ウサチョワ ㋓ (初)
2006-05-25 (新J1) マイア・フロミフ ㋓ (初)
2007‐07‐07 (新A1) ソフィア・アカチエワ


副メンバー(2名)

2007-02-18 (新A2) ソフィア・サモデルキナ (ダビドフ) (初)
2008-05-15 (新A1) ベロニカ・ジリナ (初)




ナショナルチームから外れた選手

(シニア)ソツコワ、ミハイロワ、パネンコワ、グリャコワ、サハノビッチ
(ジュニア)コスチュク、チスチャコワ、モロス

引退した選手

(シニア)ツルスカヤ、ラジオノワ、ポゴリラヤ



・赤字の選手はシニア新選手
・青字の選手は2022年の北京五輪には出場不可
・㋓印はエテリ・トゥトベリーゼの生徒
・正、副の違いは昨季の成績に基づく待遇の違いで、副メンバー=補欠ではない



(出典)
ロシアナショナルチームの発表 (ロシアスケート連盟)
ロシアナショナルチーム一覧 (fskate.ru)
ロシアナショナルチームの文書(5/29版)

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5回転ジャンプへの挑戦

2019-05-06 | Skating
(Update 2019-08-29)

4月以降、5回転ジャンプの話題が出てきた。
宇野選手の発言に触発されたのだろうか、ハーネスをつけて跳んだ選手が現れた。


(1) 5回転ジャンプについての発言

①宇野昌磨(2019.04.12)
4月の国別対抗戦後のインタビューで「(4回転)トーループが回りすぎるので、(5回転)トーループをちょこっとだけ練習していこうかなと思いました。」
(デイリースポーツ記事)

②トゥルソワ先輩(2018.09.17)
「もし北京五輪シーズンに他の女子選手もクワドを跳んでいたら、私は5回転を跳びます」
(sports.ru記事)


(2) 5回転ジャンプに挑戦 (追記)

①宇野昌磨(2019.04.下旬に5Tに挑戦)
アイスショー「プリンス・アイス・ワールド」の練習中に5Tに挑戦

日刊スポーツ記事より

「想像以上に難しかった。体が動いた時にやっても4回転半を回ったくらい。5回転はスケートをやる上での楽しみで、試合で跳べるほど安定してない。優先度は低い。(4回転ルッツなど)戦う武器を備えた上で(5回転の練習を)楽しみたい。もっと成長したい。」


②ダニエル・グラスル(2019年5月4日頃、5Lzに挑戦)
イタリアのアイスショーBol On Iceでハーネス無しで5Lzに挑戦
同じショーに出演したトゥルソワの記事より


(3) ハーネス装着で5回転ジャンプに挑戦

①マクシム・ベリャフスキー(2019年4月25日に5Tを跳ぶ)
2007年2月7日生、ノービスA1年目

最近オジンツボからCSKAダビドフへ移籍、19年全露ノービス(年長)2位
試合では3回転ジャンプを跳ぶが、練習では4S+3T4T3A+3T+3Tをマスターしている。

プロフィール(sportsvokrugfskate.ruロシアwiki)


 
 
 
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Максим Белявскийさん(@beliavskii.max)がシェアした投稿 -2019年 4月月24日午前10時25分PDT

 

②オレーシャ・カリニナ(2019年4月27日に5Sを跳ぶ)
2007年4月9日生、ノービスA1年目
キャピタル・ロコモーティブ教室、アナスタシア・コニュホワコーチ

19年全露ノービス選手権モスクワ予選(年長)に出場

プロフィール(sportsvokrugfskate.ruInstagram)


 
 
 
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Елена Конюхова ⛸ Сборы вさん(@k.yelena.coach)がシェアした投稿 -2019年 4月月26日午前9時21分PDT



ソフィア・ティトワ(2019年8月4日に5Aを跳ぶ)
2009年1月27日生、ノービスB2年目
プルシェンコアカデミー

19年全露ノービス選手権モスクワ予選(年少)に出場

プロフィール(sportsvokrugfskate.ruInstagram)
 
 
 
この投稿をInstagramで見る

@angelsofplushenkoがシェアした投稿 -2019年 8月月3日午前8時56分PDT




試合で跳ぶ選手が現れるのは当分先だと思うが、新しい事に挑戦する気持ちが大切だ。
クアドラプル(quadruple)の次はクインティプル(quintuple)です。もう覚えましたか?


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ロシアジュニア選手権2019のトゥルソワ先輩

2019-02-06 | Skating

モスクワから東へ1200km、北緯58度の都市ペルミで開催されたロシアジュニア選手権は、いつもハラハラドキドキさせてくれるサーシャ・トゥルソワ先輩が劇的な逆転優勝を飾った。

(Thanks! Mihail Sharov!)
左から、男子優勝のダニイル・サムソノフ(A2)、コストルナヤ、トゥルソワ、シェルバコワ(全てエテリ組)
トゥルソワの愛犬チワワのティナも試合会場ですっかりおなじみの存在になっている。


大会結果

順位名前区分所属得点SPFS
1 アレクサンドラ・トゥルソワ J2 エテリ 233.99 7 69.55
36.55+34.00
1 164.44
92.68+71.76
2 アリョーナ・コストルナヤ J2 エテリ 230.79 1 79.97
43.80+36.17
2 150.82
75.85+74.97
3 アンナ・シェルバコワ J2 エテリ 223.97 2 77.17
42.52+34.65
3 146.80
78.16+69.64
4 クセニア・シニツィナ J1 パノワ 212.78 4 73.31
40.91+32.40
4 139.47
74.92+64.55
5 アンナ・タルシナ J3 ダビドフ 206.13 5 71.51 5 134.62
67.50+67.12
6 ビクトリア・ワシリエワ J2 ダビドフ 203.58 6 70.41 6 133.17
68.72+64.45
7 アナスタシア・タラカノワ J2 プルシェンコ 201.79 3 73.53 7 128.26
62.94+66.32
8 ビクトリア・サフォノワ J3 マトベエワ 191.45 8  69.25
40.04+29.21
9 122.20
9 アンナ・フロロワ A2 パノワ 186.13 10 65.66 10 120.47
10 ダリア・ウサチョワ A2 エテリ 181.89 16 65.66 8 125.87
11 アリョーナ・カニシェワ J1 パノワ 180.38 9 67.66 13 112.72
49.62+63.10
12 アナスタシア・コスチュク J2 パノワ 179.92 12 60.30 11 119.62
13 マリア・スミルノワ J1 ダビドフ 179.18 11 63.92 12 115.26
14 アナスタシア・シャボトワ A2 パノワ 168.45 15 57.13 14 111.32
15 エバ・コブザリ A2 ガチンスキー 168.22 13 60.29 16 107.93
16 ニコル・ワイトクス A2 ピサレンコ 156.49 14 58.76 18 97.73
17 マリア・パブロワ J1 ウルマノフ 156.35 17 53.90 17 102.45
18 マリア・ドミトリエワ B2 ピサレンコ 155.50 18 45.47 15 110.03

大会結果サイト

トゥルソワ
ショートは3Lz+3Loで転倒して7位(69.55点)となり、首位コストルナヤ(79.97点)と10.42点差と出遅れたサーシャ。それだけでなく最終グループ6人にも残れなかった。
「調子が悪いのか?」「表彰台に乗れないのか?」と、かなり不安な気持ちを抱きつつライブで見たフリー。

しかし・・・
フリーでは、4T×2本や3Lz+3Loを含むすべての要素をしっかりと実行し、(シニアでは必須のコレオシーケンス要素なしで)164.44点というISU非公認ながら世界最高点を出し、総合得点でも逆転し優勝するという離れ技をやってのけた。

トゥルソワ・フリー

4T+3T 4T 2A 2A FCCoSp4 / 3Lz(r)+3Lo 3Lz(r)+1Eu+3S CCoSp4 3F(r) FCSp4 StSq3

今回は難易度の高い4Lzをはずし、4Tを2本の構成にした。体が大きくなり恐らく体重も増え、高難度ジャンプを跳べるのかと、ハラハラしながら見たが、杞憂に終わったようだ。
ふたを開ければ、過去最高レベルに美しい4回転ジャンプを2本披露した。軸も綺麗で高さもあり、着氷も美しい。
前日は失敗した3Lz+3Loも綺麗に決まった。前日のSPの状況をコーチと分析し、翌日に影響を引きずらないところが凄い。

筋力と体力がさらに増強されたのか、エッジワークの力強さも増している。活きの良い魚がぴちぴちと跳ねるようなサーシャの滑りがとても好きだ。
ブリキのおもちゃのような動きではなく、しなやかさが出ていることをジャッジは見逃さずPCSが高い得点になったのだろう。PCSはコストルナヤとSPで2.17点差、FSで3.21点差の合計5.38点差なので思ったほど離されていない。スピンの加点の差も以前ほどではない。

高難度ジャンプという博打によって順位が変動するだろうが、世界ジュニア選手権での活躍を期待している。

トゥルソワ・フリー
(別アングルのカメラで撮影した動画、キスアンドクライも含む)



コストルナヤSP

2A高!美! 3F FCSp4 / 3Lz+3T(r) CCoSp4 StSq3 LSp4

SPは79.97点で、おそらくトゥルソワは3Aを跳ばないと追い付けない次元に達したコストルナヤ。1年半前のジュニア1年目のデビュー時に比べると身体は大きくなったが、さらに安定感が増し、ジャンプやスピンと滑りの継ぎ目のないなめらかな動作が際立ってきた。リッポンジャンプを連続ジャンプの2つ目で効果的に使っている。フリーも150.82点と高い得点。シニアと遜色のないPCS、TESの出来映え加点に並ぶ「5」の数が凄まじい。最近はルッツやフリップでエッジエラーとなることもない。

高難度ジャンプを跳ぶことなしに230点を出すコストルナヤこそが実は「怪物」なのだが、美人でもあるにもかかわらず、日本のマスコミの扱いはまだ少し小さい。

今季は世界ジュニア選手権に向けて、ケガの予防とプログラムの完成度を上げることを優先したようだが、来季に3Aを実装したらトゥルソワ、シェルバコワ、ザギトワ、紀平、坂本を上回る異次元の世界に到達する可能性がある。


シェルバコワSP

2A 3F(r) FCSp4 / 3Lz(r)+3T LSp4 StSq3 CCoSp4美

SPの儚げな音楽がよく似合う選手で、音に合わせた滑りが良い。フリーレッグの動作も見ていて飽きない。JGPFの状況からケガからの復調やメンタルを心配したが、ロシア選手権(シニア)に優勝。さらに世界初の4Lzジャンパーでもあり、すでにロシアの歴史に名を残す選手になっていた。

しかし今回のフリーを見ると、仮に4Lzに成功し加点がついてもトゥルソワを超えなかった可能性があり、PCSの5項目すべてでトゥルソワのほうが高いことに驚いている。


クセニア・シニツィナのフリー

3S 3F(r) 2A StSq4 2A / 3Lz+3Lo 3Lz(r)+3T(r)+2T(r) FCCoSp4 3F(r)+2T(r) CCoSp4 LSp4美

体を絞ったのだろうか、きびきびとした動作が小気味よく、エッジが氷に吸いついている感じだ。曲調にあわせた手や足の表現も良い。ステップでレベル4となった数少ない選手。スピンもスノーレパードで一番うまく見ごたえがあり、ジャンプも安定感があり流れもある。

最近は「リスクが大きい高難度ジャンプ3Lz+3Loを跳ぶのではなく、3Lz+3Tを跳びGOE+5を目指すほうが良い」と思うようになってきたが、やはり、リスクのわりに得点はたいして報われないこのジャンプに挑戦する姿を見ると、心を揺さぶられる。
パーソナル・ベストスコアを更新し4位212.78点となった。


ビクトリア・ワシリエワのフリー

2A 3Lz+3T 2A(UR)+1Eu+3F FCSp4 3S / 3Lz 3F! 3Lo+2T StSq4 LSp4 CCoSp4

モスクビッチ時代のフリー「シルク・ド・ソレイユ」のイメージが強かったが、シェルバコワと同じ「ロンド・カプリチオーソ」は大人びたしっとりとした滑りになっている。こちらもステップでレベル4となった数少ない選手。ジャンプの高さ、回転不足、エッジエラーはやや気になるが、CSKAダビドフの元への移籍は成功と言えるのではないか。身体の成長で苦しい時期もあったようだが、心技体の充実が感じられる滑りをし、2回目の200点超えとなった。

この他に、タラカノワのSP、タルシナのFS、ウサチョワのFS、美少女コブザリのSPなどもよかった。直前にトンデモ発言をして日本でもニュース記事になったシャボトワは無事に大会に出場した。ノービスB2で飛び級で出場したドミトリエワはかなり緊張したのか普段通りの実力を出し切れなかったようだ。

そしてもう一人、我らがカニシェワたんも実力を出し切れなかったようだ。「谷間世代のジュニア1年目」「ちまちました滑り」と揶揄されるが、その常識を覆すため、フリーで130点を超える演技を期待したが、今回は調子が悪かったようだ。気負いすぎたのかもしれない。

(Thanks! Mihail Sharov!)
アイスダンス選手のフダイベルディエワの膝に乗るカニシェワ、笑いをこらえるエロホフ。
(フダイベルディエワはパノワコーチに教わったこともあり、JGPファイナルでカニシェワと同室かバンケットで親しくなったのかもしれない。)


今大会は18名全員の顔と名前を知っていて、SNSを通じて多少関わりのある選手もいるので、観戦するのが少し辛い大会だった。ノービスの選手は精神的に少し楽なのに対して、ジュニア2年目以上の選手は結果を出さなければという重圧があり、そのプレッシャーがひしひしと伝わってきた。

世界ジュニア選手権などの大会は、国別の出場枠の他に、シーズンベストスコアにより6名程度を出場させるようにしてほしい。今回200点越えしているシニツィナ、タルシナ、ワシリエワ、タラカノワは、世界トップレベルの選手であることは間違いない。どの選手もJGPで表彰台に乗っている。優れた選手が大量に出現した時に、他国へ移籍させることなく国際大会へ余すことなく出場させる仕組みを検討してほしい。日本に再びジュニアの黄金期がやってきた時にこの仕組みが役に立つはずだ。

シニツィナのインタビュー

英訳字幕を見ているが、ジャッジにプログラムが評価されてよかったがさらに全ての要素をベストなものにすると言っているのか。9歳の妹がいるシニツィナはかわいい声だが落ち着いている。

トゥルソワのインタビュー

英訳字幕を見ているが、ショートの後コーチと状況を確認したが、フリーではショートの失敗を忘れて演技に臨んだようだ。スマホの着信音を2回消したが、左右のポケットに1台ずつあるということか。BGMは演技中のカニシェワの「冬の日の幻想」だ。


「高難度ジャンプを跳べるのは14~16歳までだ」という経験則はあるが、トゥルソワにはこの経験則を打ち破ってほしいと思う。ボナリーは16歳を超えてから4Tや4Sに挑戦している。すでに世界で初めて4Tを跳び、「女子には4Lzは跳べない」という常識も覆しているサーシャだ。
経験則を信奉し可能性を否定する人は、100年前にライト兄弟が飛行実験をしていた時も「人間が空を飛べるわけがない」と否定したことだろう。困難ではあるが、「可能性」という扉を開ける人間はいつの世にも現れる。
サーシャがその人物になることを願っている。「意外性」に満ちたサーシャの活躍を期待する。

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