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SEIJYO TIRE & Eccentric Page

仕事がメインですが管理人の趣味も加えてのお気楽なページ 最新情報や面白いネタ、裏話等公開!

明日への準備

2008年01月20日 | タイヤ
先日ここ東京で例年より14日遅い初雪が観測されました
ただ夜にパラッと降っただけなので殆ど積もる事は無く、
交通機関への影響は殆どありませんでした
しかし今回の低気圧はかなり凶悪そうで、いよいよ今晩から雪が降り積もりそうです
そんな天気予報が一昨日からされている影響で、
年始から落ち着いたスタッドレス需要がここ2日で随分増えております
特に今日の午後以降はスタッドレスタイヤをお買い上げ頂くお客様や入れ替え付け替えで、
ず~っと混雑しておりました。
画像はその一コマ。
手前がポルシェ911(997)カレラ4S、奥がメルセデスのGクラスで、
その他何台もお待ち頂いております。
因みに全てスタッドレスタイヤ。
かなり寒かったのですが、僕は一時は上着を脱いで作業をするくらい動き回っておりました
いくらスタッドレスタイヤといったも一皮剥けるまで本来のグリップは出ないので、
最初のうちは気をつけて下さいね
明日は起きたら一面の銀世界かも。
お仕事には車は勿論、徒歩、電車の方も気を付けてください
因みに僕は勿論スタッドレスタイヤを装着済みなので安心です

生命線

2008年01月19日 | タイヤ
今日のネタの前に一つ情報を。
先日からタイヤやホイールの値上げの事をお伝えしておりましたが、
追加情報ですハートは余計
まずタイヤですが、YOKOHAMA4月1日より値上げをする事が決まったようです
上げ幅は他メーカーと同様、乗用車用で5%程度との事です。
そしてもう一つ。
ショックメーカーの老舗、KONI2月1日より値上げとなる事です
当店で最も装着実績の多いFSDのアルファ147,156,GT用は、
旧定価¥141750から¥149100と1台分で¥7350の値上げとなります。
そういえばKONIは他のショックメーカーが値上げしていても、
ず~っと現状価格で頑張っていたもんな
そんなこんなで、特にKONIを考えている方は時間が無いのでお早めにどうぞ

前置きが長くなりましたが、今日の話題。
当店には3台のタイヤチェンジャーと2台のバランサーがあります。
これは勿論より早く作業をし、お客様をお待たせしないサービスの一つですが、
2台バランサーがあるのにはもう一つ理由があるのです。
もう何年も前の事ですが、バランサーが1台の時にトラブルがあり、
バランサーが使用出来なくなってしまいました
しかも日曜だったのでメーカーにも連絡が取れず、
結局その日は開店休業状態で、多くのお客様にご迷惑をお掛け致しました
折角お越し頂きタイヤを購入して頂いても、
バランス取りが出来ずハンドルがブレたままお返しする訳にはいきません。
そこでその日のトラブルを教訓に、1台増設したわけなのです。
で、先日メインに使用しているバランサーが、
プジョー純正の穴無しホイールのバランス取りをしようとした際に壊れてしまいました
幸いもう1台のバランサーでも穴無しホイールのバランス取りを出来るので、
お客様には通常より時間が掛かってしまいご迷惑をお掛け致しましたが、
問題なく作業は終わらせて頂きました。
そうそう、この穴無しホイールなんですが、
プジョー、シトロエン、古いルノーの純正に多く、
ホイールの真ん中に穴が開いていないので、
普通のバランサーだとバランサーのシャフトが通らず、
バランス取りが出来ないのです
しかし当店の2台のバランサーは専用アダプターを使用する事によって、
穴無しホイールでもバランス取りが出来るのです
 そして今日メーカーの方に来てもらい、無事直りました
タイヤチェンジャーとバランサーはタイヤ屋さんにとっては生命線なのです

危険!

2007年12月28日 | タイヤ
今日は朝からスタッドレスタイヤの交換や入れ替え付け替えで、
ず~っとバタバタしておりました
いよいよ年末も押し迫ってきた感じです。
そんな中、恐ろしいタイヤにめぐり会いました
画像のタイヤなんですが、これでエアーが入っている状態なんです。
タイヤが完全に壊れております。
はっきり言って、エアを抜くまで何時バーストするか分かりませんので、
油断なりません。
こんな状態で良く今迄何も無かったのか関心します
たま~にこういったタイヤがあるのですが、ここまで凄いのは記憶にありません。
きっとパンクしているか空気圧が少ない状態で走行してしまったのでしょう。
やはり空気圧の点検は重要です。
月に1回は必ず点検をするようにしましょう

久々のモデル

2007年12月22日 | タイヤ
今日、ここ東京は朝から非常に寒く午前中から雨が降ってきて、
このまま雪になるのでは、なんて思っていましたが、
気が付けば夜になっておりました。
明日朝起きたら、ひょっとして一面の銀世界かも知れませんね
そんな中お越し頂きましたBMW E46M3にタイヤ交換をさせて頂きました。
タイヤサイズは、F.225/40-19 R.255/35-19。
装着タイヤはミシュランのパイロットスポーツです。
通常E46で19インチにインチアップすると、F.225/35-19 R.255/30-19となりますが、
M3はこれより外径が大きいサイズが標準となります。
その為前後揃う銘柄が少なく、このミシュランのパイロットスポーツ(PS1)と、
コンチネンタルのスポーツコンタクト(CSC1)でM3承認で設定があり、
今回はミシュランを選択して頂きました。
最近はPS2が多く、このV(W)パターンは久々です
ホイールはF.8J R.9Jですが、組んだ感じはこの通り。
所謂引っ張った状態になっております。
タイヤって同じサイズでもメーカーや銘柄によって太さが結構違うんですよね。
このPS1はどちらかと言ったら細めの方なので、引張り気味になったのです。
キャンペーン中ミシュランガイド東京も後日お送り致します
オーナーさん、ありがとうございました

まさにトラック

2007年12月20日 | タイヤ
今日はハマーH2のタイヤを交換させて頂きました。
ハマーと言えば、元々は軍用の車。
どんな場所も走破できる強靭なボディーと、大きなタイヤが付いております
そう、大きなタイヤが…
画像のタイヤですが手前が255/40-17のサイズで、タイヤの外径は約636mm。
一般的に多い195/65-15や205/55-16と近いサイズです。
奥のタイヤはハマーのタイヤで、315/70-17で外径約878mm
僕の股のあたりまでの高さがあります。
そして何より重い
まるでトラックのタイヤを交換しているようです
今日の午前中に作業を行ったのですが、体力が一気に消耗します
装着したタイヤはBFGoodrichのオールテレーンT/A KO。
たまには良いけど、毎日こんなタイヤを何台も交換作業していたら体を悪くしそうです
オーナーさん、ありがとうございました

スタッドレスタイヤ

2007年12月07日 | タイヤ
いよいよ、ここ東京ではスタッドレスタイヤの装着が本番となってきております。
そこで、ここのところ非常に装着して頂く機会の多い、
ピレリのソットゼロを紹介したいと思います
ピレリでのスタッドレスタイヤの雑誌媒体等での露出の多さは、
新製品であるアイスストーム・キューブが圧倒的に多いのですが、
このタイヤはピレリブランドでありながら、某国産メーカーにて製造されております。
その為国産スタッドレスの傾向に多い降雪地帯での性能は抜群ですが、
その分ゴムが柔らかいのでドライ路面での高速走行では、
多少なりとも夏タイヤに比べると腰砕け感が出やすくなります。
しかしこのソットゼロは、どちらかと言うと降雪地帯での使用がメインではなく、
都会と降雪地帯との行き来をする方向けになっており、
スタッドレスタイヤとしては、剛性感は抜群に良いようです
何しろWRCで得られたノウハウがフィードバックされてるとの事ですから、
その性能は間違い無いかと思います。
そしてメルセデスの様な高速サルーンカー、ポルシェの様なスポーツカーの承認も取っており、
通常のスタッドレスタイヤに多いスピードレンジQ(160km)よりも上の、
H(210km)、V(240km)となっており、
そういった事からも当店で装着率が高いかと思います。
そしてもう一つ。
このタイヤ、サイズ設定が他メーカーで無いものが以外に多く、
痒い所に手が届くのも魅力の一つですね
今日の装着車はレクサスのLS460、サイズは235/50-18(F.R)。
レアサイズも多いですがその分入荷本数も少ないようなので、
スタッドレスを検討中で上記の様な使用機会の多い方はお早めに

パイロットスポーツPS2

2007年10月17日 | タイヤ
今日は先日の走行会を含め僕の車であるアルファ156TIに、
ミシュランのパイロットスポーツPS2を付けて走行したので、
インプレッションを報告したいと思います
その前にタイヤの詳細なんですが、
通常156の17インチだと215/45-17を使用しますが、
PS2には設定が無い為225/45-17を使用。
また僕は通常215/45-17 87Yで内圧2.5にしておりますが、
225/45-17 91Yとロードインデックス(荷重指数)が上がっている為、
出来るだけ近い状態にしたかったので、
内圧を2.2に落としました。
因みに外径は約8mm225/45-17の方が大きくなります。
まず一般道、高速ですが、
先日東京→大磯→箱根→御殿場→東京と走ったのですが、
一般道、高速での乗り心地は良く、タイヤ自体がサスペンションしている感があります。
またタイヤも新品との事もあり、静粛性は高く、
これはサーキット走行の後でも不快感は無かったので間違い無いかと思います。
そして箱根の山越えも剛性感、グリップレベルは高く、
タイト、高速コーナーでも安心して踏んで行けます。
ハンドリングも225になりダルくなるかと思いましたが以外にシャープで、
スイスイと曲がってくれます
気になったのが、高速で○○キロ以上になると、
ハンドリングがシャープなんですが、それが少し過敏で、
長い時間その速度域で走ると疲れてしまいます
また内圧は決して高くはないのですが高速域で継ぎ目を乗り越えると、
タイヤがポンポン跳ねる感じがあります。
これも高速域での長い時間の走行だと疲れる原因の一つかも知れません。
次に茂原サーキットでの走行ですが、
今回は午前中はブリヂストンのRE-01R 215/45-17、午後はPS2で走り比べたのですが、
PS2はグリップレベル、剛性感もサーキット走行でも問題無いレベルなんですが、
やはりRE-01Rの方に分があります。
具体的に言うと、横グリップは然程違いが無いように思えましたが、
縦グリップはRE-01Rだと高速域からのブレーキングでABSが介入しないのが、
PS2だと介入してしまいますが、
以前同じコースで使用したブリヂストンのRE-050よりもグリップレベルは高いと思います。
まぁ、215と225の差はありますけどね。
RE-01Rは日常使うには乗り心地は固めで、
ある程度減ってくるとノイズが気になるようになります。
また排水性高さを見る一つの目安のストレートグルーブ(縦溝)も、
RE-01Rが2本に対して、PS2は太いのが3本入っております。
そんな事からPS2は日常使い、峠、そしてたまにサーキットでもマルチに対応する、
非常にバランスの高いタイヤだと言う事が分かりました
ただし注意事項。
ここからはアルファ156に言える事なんですが、
僕の付けているホイールサイズは7.5J-17+32で、
フロント、リアフェンダー加工済み。
リアキャンバーも基準値より大きくネガ(よりハの字)に付けている状態で、
足がショートケース、ショートストロークなんですが、
やっぱり限界域でフェンダーがチョット捲れてしましました。
それを昨日直そうとタイヤを外すと、
茂原では負荷の一番掛かる右フロントのバンパーとボディーの継ぎ目の部分の、
タイヤハウスカバーの一部が擦れて居なくなっておりました
しかもこういった足回りなので、
タイヤハウスの中も少々タイヤが当った跡が…
恐らくノーマルケースだと大丈夫だったと思うのですが、
やはりオーバーサイズだとサーキットの様な所では、
多少無理があるのかも知れません。
因みに峠では何も起こっておりませんでした。

今日は長々となりましたが、
同じ車でBSのRE-01R,RE-050,YOKOHAMAのADVAN SPORT,そして今回のPS2と、
各メーカーのトップカテゴリーのタイヤを履いた事になるのですが、
それぞれにアドバンテージがある部分が分かり、
今後のお客様へのアドバイスがより明確に出来るかと思います


試乗会

2007年09月28日 | タイヤ
中々更新出来ずにスミマセン
実は今週の火曜から1泊でYOKOHAMAさんの主催で、
ADVAN(アドバン)のタイヤ試乗会に行って参りました。
今回はプレミアム試乗会との事で、
試乗車両が凄い事
ご覧の様にBMWではNEW M3をはじめ335やX5、AUDIのA6にメルセデスのGLクラスといった、
1000万諭吉近辺の車ばかりです
試乗会は宿泊地の大磯プリンスホテルを拠点に小田原厚木道路で行なったのですが、
全6車を箱根口まで試乗し、お腹一杯の内容でした
装着されているタイヤはアドバンスポーツ、アドバンST、コンチネンタルスポーツコンタクト3でしたが、
今回の大きな発見はアドバンSTが、
あのアグレッシブなトレッドパターンからは想像出来ないくらい静粛性が優れている事でした
装着車はGLクラスとBMW X5で共に295幅のタイヤだったのですが、
それからは想像出来ない位でした。
アドバンスポーツは普段から自分が使っており、
またコンチネンタルは試乗した事があるのである程度は分かっていましたが、
アドバンSTは初めての試乗だったので勉強になりました。
その後はみっちり2時間の座学があり、
タイヤ屋をやっているのに勉強になる事が多く、大変役に立ちました
YOKOHAMAさん、ありがとうございました

オレンジ色の憎いヤツ

2007年09月19日 | タイヤ
今日は3連休前からにかけての注文や在庫補充でドカッ(?)と入ったコンチネンタルを紹介します。
ヨーロッパで新車装着NO.1タイヤのコンチネンタル。
日本でもBMW、ポルシェ、メルセデスに付いているのを良く見かけます。
しかし、市販用としての知名度は今ひとつのような気がします。
特にご年配の方は、某輸入車ディーラーが輸入販売元をやっている頃の印象が強いそうで、
値段が高い乗り心地が固いと全く良いところが無い記憶が残っているようです
(現在の輸入元は横浜ゴムです。)
しかし、ここ最近のコンチは違います。
特にスポーツコンタクト2以降は非常に完成度が高いタイヤで、
乗り心地が良く、静粛性が高く、ハンドリングも過敏過ぎず素直で、
他のタイヤに比べると重量も軽く、そしてタイヤのモチが良いのです
これも名だたる自動車メーカーの厳しい要求に少しでも近づける為の、
研究開発、努力の結晶だと思います
今日の装着車はBMW M5、タイヤはコンチネンタルスポーツコンタクト2、
サイズは285/35-19 ★マーキング(BMW承認)付き(R)。
最後に…。
表題が何で「オレンジ色の憎いヤツ」かって
オレンジはコンチネンタルのイメージカラーで、ラベルもオレンジです。
憎いのは、タイヤが長持ちするから、タイヤ屋さん泣かせだからです

ADVAN A050

2007年09月09日 | タイヤ
今日はYOKOHAMAの新作、ADVAN A050のタイヤ交換を行なった
このA050、先代の名作と言われるA048の後継モデルのSタイヤで、
画像の様にA048に比べると、
トレッドパターンが鋭角な物から流線型に変わっているのが特徴です
A050は横方向に比較して物足りなかった縦方向のトラクションを高める方向に持っていく開発をしたとの事で、
結果縦方向のグリップが横方向より相対的に高くなっているようです。
ただ勿論横方向グリップも先代のA048よりは上がっているとの事
その為A048とはタイヤの性格が変わっているので、
A048を使い慣れている方は最初は少々戸惑うかも知れないと先日開発の方が話しておりました。
よく比較で某国産メーカーのSタイヤが挙げられますが、
一発のタイムはA048、耐久性では某Sタイヤと良く言われておりましたが、
A050は隙が無くなったのではないでしょうか
装着車はポルシェ911(964)RS、サイズはF.215/45-17 R.255/40-17。
本来ですとフロントサイズは205/50-17を使用しますが、
サイズ設定が無い為外径の近い215/45-17を使いました。
オーナーさん、ありがとうございました

しかしこの名前、紛らわしいな