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SEIJYO TIRE & Eccentric Page

仕事がメインですが管理人の趣味も加えてのお気楽なページ 最新情報や面白いネタ、裏話等公開!

過去最高にして最凶

2008年04月25日 | タイヤ
暫く更新出来ずスミマセン
今週はお休みを何日か頂いていたもので…

本題ですが、今日ご来店頂きましたお客様からパンクをしたのでタイヤを見て欲しいとの事。
既にスペアタイヤに換えていらっしゃったので外してあったタイヤを見ると、
トレッドに大きなボルトらしき物体が刺さっておりました。
そこでタイヤをホイールから外してみると…。
画像のような状態に太くて長いボルトが刺さっております
このボルト、太さ9mm、長さは大凡150mm
過去数多くのパンクしたタイヤを見ておりますが、
こんな長い物が刺さっているのを見たのは初めてです
そしてホイールのインナーリムにも届き、ホイールにもダメージがありました
このパンク、何と東名高速を走行中に起こってしまったそうですが、
幸いお客様、お車は無事で、ホイールにも問題はありませんでしたが、
こんな物が落ちているなんて危なくて仕方ありあません
一歩間違えれば大事故にもなり兼ねないので、
荷物を積んでいる方はしっかり責任を持ってもらいたいものです

POTENZA RE-11 サーキットでのインプレッション ~ウエット~

2008年04月13日 | タイヤ
先日の走行会でサーキットにてブリヂストンの新作、
POTENZA RE-11を履いて走行しましたのでインプレッションしたいと思います。
画像は走行会の時に撮り忘れたのでご容赦を
どの位の状況だったかは近日中に当店のHPに走行会の画像をUPしますので、
そちらで見て下さい
いかに過酷な状況だったかお分かり頂けると思います
僕はサーキットで雨天、ウエットは初めてだったので最初は恐る恐る走っておりましたが、
2周目を終える時から「いつもと変わらないじゃん」と思い始め、
次第にペースを上げましたが全くと言って良い程心配はありませんでした。
それだけこのタイヤが効いていたのです
ストレートではハイドロを起こす気配も無く接地感があり、
コーナーリング時の滑り出しも唐突でなく、
滑り出してからもコントローラブル。
ブレーキも効くし、きっちり前にも進んでくれます。
先代のRE-01Rに比べタイヤの剛性を下げているって言うか、
しっかりタイヤが撓んでくれている(乗り心地は良くなっている)影響なのか、
あるいはアウターとインナーが非対称形状の影響か、
ある程度スピードの乗った複合コーナーの切り替えしで若干グリップが抜ける感覚がありましたが、
全く問題ないレベルです。
今回の走行会ではいつも上位タイムを出している方々が苦戦している中、
大パワー車に匹敵するくらいのタイムも出ました
(FFと言う事も勿論ありますが…)
ウエットの強化とコーナーリング時の接地面を上げていると言っているのは本当です。
因みに走行時のデーターは、
タイヤサイズは215/45-17(F.R)、タイヤは10分山(これも効いてる)、空気圧250kPa(F.R)、
アラゴスタEの減衰力はウエットとの事もあり最弱(F.R)。
あと路面の小さなギャップを吸収しタイヤをしっかり接地させてくれている、
ハイパコのスプリングも効いているのでしょう。
そして先日インプレッションした街乗りでは、
乗り心地はやはりRE-01Rより間違い無く良いです
ただ静粛性はやはりRE-01Rに比べると若干煩いかも
あとはドライでのサーキットがどうかですが、
今回ご参加頂き昨日の晴天の富士を走られた方から連絡を頂きましたが、
いただいた感想は上々です
また今回参加頂きましたアルファロメオオーナーの方々にも試乗して頂きましたが、
初心者から上級者まで皆さんの感想は全てGoodです
総評としてスポーツ走行が多い方にはお勧めのタイヤです

RE-11装着!

2008年03月21日 | タイヤ
何回か紹介したブリヂストンの新作、POTENZA RE-11
僕のアルファ156に遂に履きました
で、先日丁度お墓参りに行く為首都高を50km程度走りましたので、
まだ皮剥きが終わった程度ですが、
簡単なインプレッションをしたいと思います。
まずそんな状態にも関わらず、グリップレベルの高さを随所で覗えます。
特にブレーキング時では雨だったのにも関わらず相当なものです
で、そんなグリップレベルの高さの割りには、
思っていたよりタイヤ自体の固さを感じさせません。
勿論コーナーリング時で剛性の高さはキチンと分かるのですが、
継ぎ目や路面のギャップでもタイヤが撓んでいるのがしっかり分かります。
これは当初の予想を良い意味で裏切っております
次に静粛性ですが、先代のRE-01Rを新品で履いた時は、
現在の156より遮音性の低いアルファ147だったのですが、
もうかれこれ4年位前為、少々曖昧な記憶にはなっておりますが、
それに比べると思っていたよりロードノイズがあるように感じます
まぁ、最近履いていたタイヤが新しく静粛性が高い物ばかりだった事と、
こういったグリップ重視のタイヤなので仕方無いと言えば仕方無いのですが…
勿論4月10日の走行会でも試してみますので、こいつの最も得意とするところは、
後日改めてインプレッションしたいと思います

R35 GT-Rのタイヤ交換

2008年03月14日 | タイヤ
昨年12月の発売前から現在まで車業界の話題の中心にあるNISSAN GT-R(R35)。
この車のタイヤについても同様で、
タイヤを切って外さないと駄目とかホイールごと交換するとか、
色々な憶測が飛び交っておりました。
そんな事言われるとタイヤ屋さんとしては是非このタイヤ交換に挑戦したいと、
予てから思っておりました
そんなチャンスが本日到来
以前紹介しました当店のNEWタイヤチェンジャー。
この発売元である阿部商会さんが機関誌の「ABE Info(アベインフォ)」の取材を兼ねて、
GT-Rの純正20インチホイールとブリヂストンの専用ランフラットタイヤを持って来て頂きました。
ランフラットタイヤは空気圧がゼロになってもある程度走行出来るように、
タイヤのサイドウォールが強化されており、
またこれを組み合わせるホイールも特殊な作りをしております。
その為、通常のラジアルタイヤよりタイヤ交換が大変なのです
ましてや20インチで扁平率も少ないものでしたら尚更です。
で、いざタイヤ交換の作業をしてみますと思った程手強くありません
これ位なら従来のタイヤチェンジャーでも出来るだろうと思い、
阿部商会さんのOKが出たのでトライ。
組み込みは何て事ないのですが、問題だったのは外す時。
今迄何度もタイヤ交換をしたBMWのランフラットタイヤより手強い
結果的にはホイールもタイヤも傷つける事なく外す事は出来ましたが、
NEWタイヤチェンジャーに比べると人間も疲れるし、
ホイールやタイヤを傷つけるリスクが大幅に上がってしまいます
やはりNEWタイヤチェンジャーは相当な威力がある事が良く分かりました
一緒に持って来て頂きましたBMWのランフラットタイヤで、
一番強烈と言われるX5の19インチもトライしましたが、
このマシーンを使用すれば何て事ありません。
唯一このマシーンの問題点は、
当店の熟練スタッフ達が従来のタイヤチェンジャーでタイヤ交換するより、
明らかに時間が掛かります
まぁ、人間の動きの役目をするアーム類をボタン等で操作するので、
仕方無いと言えば仕方無いですが…。
取り敢えず今日の事で強烈なランフラットタイヤでも、
こいつを使えば然程苦も無く交換出来る事が良く分かりました
ウェルカムR35 GT-R
と言っても、様々なところで電子制御されている車なので、
そっちの方がどうなのか謎は解き切れておりません

新サイズ

2008年03月13日 | タイヤ
ピレリの中でSタイヤ的な位置付けにあるP-ZEROコルサ。
元々ポルシェクラブ・イタリアの要望で開発された先代のP-ZERO Cの後継モデルです。
このタイヤ、ポルシェやフェラーリオーナーの方々の需要が多いのですが、
特にフェラーリF355や360のリアに合うサイズがラインナップされている事も、
大きな要因だと思います。
そして新たなサイズが入荷して参りました
サイズは265/40-18
このサイズ、F355やポルシェ911(997)カレラ、ボクスター(987)、ケイマンのリアサイズなのです。
このサイズが出る前はタイヤの外径を合わせる為295/35-18を使っていましたが、
純正ホイールのリアサイズが9J-18の987やケイマンには、ちと厳しいのです
しかも295/35-18はどうやら廃盤になるらしいので、より一層希少サイズとなります。
因みにブリヂストンYOKOHAMAのハイグリップタイヤでは無いサイズなので、
尚更ではないでしょうか
そして長~い間メーカー欠品しておりました225/40-18や235/40-18もやっと入荷しましたので、
様々な車種に組み合わせが可能となりました
詳しくは当店のHPにもUPしております
サイズによっては本数が少ないものもあるので、
ご入用の方はお早めに

このタイヤ!?

2008年03月12日 | タイヤ
このミシュランのタイヤ、見た事がありませんか
一見ミシュランのフラッグシップタイヤ、パイロットスポーツPS2なんですが、
実は違うのです。
2月1日に発売されましたSUV用タイヤ、ラティチュードスポーツです
このタイヤはSUV用タイヤではありますが、
PS2のトレッドパターンを踏襲し、PS2の特徴である鋭いハンドリング、グリップ力で、
ポルシェカイエンを始めとする高性能SUV車をターゲットとしたタイヤなのです。
しかし現在発売されているのは3サイズで4種類、
しかも4種類の内3つは全てポルシェ認定Nマーキング付きなのです
まさに車を選ぶタイヤですね。
PS2は僕も履いた事があるタイヤなのですが、
やはりハンドリング、グリップ共に抜群に良いタイヤ
このタイヤもきっと同じ事が言えるだろうから、
今迄のSUV用タイヤでスポーツ性能に不満があった方にはお勧めです
但しサイズが少ないので、サイズが合えばですけどね

因みにここに写っているタイヤチェンジャー、以前紹介した新兵器です。
予定だと僕の念願の○○-○のタイヤ交換が今週取材を兼ねて出来る予定。
今から楽しみやら不安やら

初装着

2008年02月23日 | タイヤ
ここ東京で今日春一番が吹いたと発表されました。
それにしても凄い風で、作業している途中から参ってしましました
さて本題。
ブリヂストンの新作でRE-01Rの後継モデル、RE-11(アールイーイレブン)。
メーカーでは3月1日にリリースと発表されておりますが先日のブログでも書いたように、
先週末からリリースされております
今日午前中にいらっしゃったお客様も3月1日からと思っていらっしゃったようで、
既にリリースされている事はあまり知られていないようですね。
で、本日第1号となるこのタイヤを装着させて頂きました
本当はスプリング交換を同時に行い、こちらの方が作業が大分時間が掛かってしまいましたが、
今日のところは新製品なのでタイヤネタで。
装着したお車はアルファロメオ147GTAで、サイズは225/40-18(F.R)。
こちらのお客様、RE-01Rと迷われましたがRE-11は01Rの後継となる為、
11の方でラインナップされているサイズはRE-01Rではメーカー在庫限りとなってしまうそうです
そうなると、仮に暫く使用した後でパンク等で1本必要になった時に、
メーカーで在庫が無いなんて事も想定されます
そうなると困ってしまいますので、
今1台分購入のご予定の方は絶対にRE-11の方がお勧めです
因みに3月1日からメーカーは値上げとなりますが、
こちらのタイヤは新製品の為、
今買っても3月以降買っても値段は同じとなります
しかしこのタイヤ、格好良いな

新兵器

2008年02月08日 | タイヤ
タイヤ屋さんの生命線であるタイヤチェンジャー。
前々から導入を考えておりましたNEWタイヤチェンジャーが昨日当店に来ました
画像をご覧下さい。
総重量が370kgありますので、車載クレーンで吊られての導入です
このタイヤチェンジャーは阿部商会が展開するAGE(アベガレージエキップメント)の新製品で、
適用リム径は10~34インチ、最大適用リム幅は15Jとなっております
その凄い適用範囲の広さも勿論ですが、
基本的には人間が操作するのですが、
従来のタイヤチャンジャーと違い体力が要求される作業が完全機械化となっております
その為今迄通常のタイヤ交換より作業が大変な、
ランフラットタイヤや超扁平タイヤも楽に作業できるとの事です。
またホイールに接触し易い部分が全て硬質樹脂なのでキズ付け難い事も嬉しいですね
で、実際タイヤの脱着をやってみたのですが、
操作する人間が慣れていないので、まだ機械負けしているといった印象です
これだったら今迄の2機ある慣れたタイヤチェンジャーの方が遥かに早くタイヤ交換できるのですが、
こいつを使いこなせるようになったら随分楽に作業出来そうです。
今日も作業がある度に当店のスタッフと交代に作業しましたが、
まだまだ修行が必要そうです
このタイヤチェンジャーについては、近日中にまた報告したいと思います

今履きたいタイヤ

2008年02月01日 | タイヤ
何度も当ブログでタイヤの事を取り上げておりますが、
僕が数種類同じ車で履いてみて分かったのが、
当然と言えば当然ですが、
タイヤ選びはオーナーさんの使用用途が非常に重要な要素の一つだと思います。
今日紹介するタイヤは、サーキットを含むスポーツ走行に重点を置いているタイヤです。
その名はブリヂストンの新作、RE-11(アールイーイレブン)
僕の中では名作の一つのRE-01Rの後継モデルとなるタイヤです。
薀蓄は沢山あるので、興味ある方はこちらを見て下さい
そんな数ある性能アップの中で僕が注目したのはウエット性能。
この手のタイヤは一般のタイヤよりグリップを確保する為に溝の面積が少ないのですが、
このタイヤは排水性を確保するストレートグルーブがRE-01Rに比べ、
より太くなっているようです。
何でこの部分に注目したかと言いますと、
多くの方はタイヤ&ホイールは1セットのみしか所有しておらず、
その為日常の足にもこのタイヤを履く事になります。
そうなると高速を走っていて、突然の雨といった事もある筈です
そこでいくらドライグリップが良くても安全性には多少の不安を覚える筈です
(僕の実体験)
その点でRE-01Rからより性能の向上が図られている事に好感が持てます
あとは先代はある程度減ってきた時からの静粛性がどれだけ改善されているかですね。
実際使ってみないと何とも言えませんが、
次回の走行会で履けたらな~、なんて思っております。
因みに発売は3月1日から。
お楽しみに

働くタイヤ

2008年01月28日 | タイヤ
当店ではポルシェサイズを中心とした所謂太物の大口径のタイヤサイズの在庫が多いのですが、
こういった物とは異質の常時在庫を切らさないタイヤがあります。
それが画像のタイヤ、YOKOHAMAのRY808 145R12 6PRなのです。
乗用車しかタイヤ交換をした事が無い方々には馴染みの無いサイズですが、
このタイヤは商用車、ライトトラック用のタイヤで、
非常に多く使用されているタイヤサイズなのです。
同銘柄、同サイズといった基準でしたら隠れたベストセラーかも知れません
余談ですが、数年前の12月初旬の平日に大雪が降った時に、
真っ先に無くなったのがこのサイズのスタッドレスタイヤです
だって仕事が出来なくなってしまう方もいらっしゃいますからね
因みにサイズ表示ですが、145は断面幅の呼び(mm)、Rはタイヤ構造記号(ラジアル)、
そして一般の方には一番分かりづらいかと思いますが、
6PRはタイヤ強度(プライレーティング)なのです。
同じ物を4本使う車もありますが、
荷台や荷室に沢山荷物を積む様な車ですとリアが8PRが指定だったりする場合もあります。
傍の軽トラのタイヤを見て下さい。
きっとこのサイズが付いている筈…。
それ位本当に多いんですよ