WOODBASE BLOG.

普通の主婦が製材所の事務員さん始めました。

樽屋さんを見学しました。

2010-07-20 | ⇒ その他
久しぶりの更新です。

梅雨から一転、蒸し暑い日が続きますが、みなさんバテてませんか??

こんな暑い日はビール!!と言いたいところですが、
ビールではなく、日本酒の容器に使われる樽酒用の樽屋さんを見学しました。

兵庫県にある「柏木製樽所」さんへお邪魔しました。
吉野の栗山樽丸店さんから樽の材料を仕入れをしており、今日は栗山さんの樽丸配達について行かせてもらいました。

よく一緒にされてしまうのですが、「樽屋」さんと「樽丸屋」さんとは違うことをご存じですか??
吉野では、目の細かい樽丸(たるまる)と呼ばれる、樽の側の部分の杉材を作っています。
(詳しくは、コラム 樽丸づくりをご覧ください。)
この樽丸を吉野からお酒の産地である兵庫県の灘などに出荷、そこで樽屋さんが樽を作るので、吉野で樽を作っているということではありません。

この樽屋さんの界隈でも、昔は70件もの樽屋さんが軒を連ねていたそうです。


四斗樽(よんとだる)という、一升瓶が40本入りる樽を作っているところです。

材料は、目の細かい吉野杉の源平(甲付)と竹です。


蓋も竹の釘!
接着剤を一切使っていません。


樽を締め上げるときに使われる竹屋さんも見学させていただきました。
ぐにゃぐにゃに曲がって育った竹でも、包丁一本で、まっすぐに仕上げていきます。



樽をつくる職人さんの姿は何時間でも見てられるほどおもしろいものでした。
また、詳しくはホームページのコラムでご紹介する予定です。

見学させていただき、ありがとうございました^^


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