WOODBASE BLOG.

普通の主婦が製材所の事務員さん始めました。

里山の木の家 刻み中です。

2010-06-28 | ⇒ WORKS
大工さんの作業場にて。

「里山の木の家」はもうすぐ棟上を迎えます。

5月に構造材の吉野材を運び、只今、大工さんが墨付けの終わった材を刻んでいます。




木の癖を一本一本見ながらの手刻みの作業。
土台と柱に吉野桧を、梁桁には吉野杉を使います。



刻み終わった吉野桧の柱。
上棟が待ち遠しいです。


たなか工務店さんホームページ、Making of 里山の木の家で作業・建築現場のようすが紹介されています。




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コハナレ 見学しました

2010-06-25 | ⇒ 吉野杉×住宅 完成
構造設計家の下山建築設計室、下山さんを訪ねました。

以前に材を納めさせていただいていた、コハナレ(母屋とハナレに続く建物です)も案内していただけることに。


ご自宅の脇道から。。。。

とってもミニマムな建物を発見!!


外観は本当に”ハコ”です。

大人数人がやっと入ることができる、10平米に満たない建物なんですが、なんとも居心地のいい空間でした。





子供じゃなくて、大人が喜ぶ秘密基地といった感じでした。
建具を置け放して、お酒が飲みたくなります(笑)

広すぎない空間と、目の前には自然と、見晴らしのいい景色。
すごくおもしろい建物でした^^



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「カフェスタイルな自然素材の家」の完成

2010-06-23 | ⇒ 吉野杉×住宅 完成
幹自然住宅工房様 設計の「カフェスタイルな自然素材の家」が完成。
姫路で行われた見学会にお邪魔しました。

構造材や床板、内外装材などに吉野杉を使っていただいています!




吹き抜けのリビングから2階へと続く階段。
階段板・手摺り・床板。。。全部吉野の杉です。



白い壁と杉材。
とてもシンプルだけど、だからこそ、材料の善し悪しがひき立つように思えました。
タイトル通りカフェのようなとっても気持ちのいい空間になっています。



杢パネル(吉野杉の赤身巾はぎ板)を棚にした書斎のお部屋。
真中にあるのは床下からの換気口だそうな!



やわらかい光が差し込む和室には、天井に吉野桧の板をはっています。


少し早い時間にも関わらず、見学させていただきありがとうございました^^
お天気が気がかりでしたが、一緒に仕事をさせていただいた業者の方とも久しぶりにお話ができてとてもうれしかったです。


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高山町の家 完成しました。

2010-06-23 | ⇒ 吉野杉×住宅 完成
設計 一見設計工房さま、施工 羽根建築工房さまの高山町の家が完成、ご施主様のご厚意で見学させていただきました。






一階がRC造、二階が木造の混構造のお住まい。
ウッドベースからは木造部分の構造材から下地・内装の造作材や建具の材にいたるまで納めさせていただきました。
開口も広く、外からも吉野杉の梁が見えてます^^
外壁も吉野杉の板壁。
雨風にさらされる部分なので、杉でも芯の腐りにくい赤身の部分を使っています。






こちらは杉の源平(赤見と白太の部分)で合わせた建具です。
コンクリーとの対比が面白い表情に感じました。



お風呂には吉野桧を壁、天井に使っていただいています。
風呂板も桧!
桧のいい香りが広がっていました^^

見学させていただきましたご施主様、また一緒に仕事をさせていただきました方々、ありがとうございました。


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ホームページ 《コラム》 更新しました。

2010-06-18 | ⇒ NEWS


以前に見学に行った、樽丸を作っている工房。
また見学に行ったときの内容をBLOGで報告しますと言って全然更新していなかったので、
ホームページ内のコラムで樽丸について扱いました。


コラム 樽丸づくり




次は、樽丸が納品されて、酒樽に仕立てあげられるまで・・・
樽屋さんの見学も企画中です!



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ハチクイの跡

2010-06-11 | ⇒ WORKS
ここ最近、暑い日が続きますね。
奈良でも30℃を超えそうな夏日が続いています。
夏バテなど起こさないように気をつけたいものです。


さて、昨日は丸太の製材のほかに、杢パネルの原板を桟積みしました。
吉野の杉の赤身の節あり(一等材)の板。
これを表と裏とを交互に巾はぎにして、巾の広いパネルに加工します。

歩のないもの(厚みのないもの)がないか、目割れなどで使えないものがないかなど、
確認しながらの作業です。



表面も裏面も化粧面としてあらわれてくるので、ハチクイやカミナリが入った跡がないかなど、一枚一枚入念にチェックします。




こちらが”ハチクイ”。
このへん(吉野)ではハチクイと呼びますが、枝から入ってきた虫の虫食い跡です。

強度的には問題はないですが、見た目があまり良くないということで、見えないように考えて使います。

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