WOODBASE BLOG.

普通の主婦が製材所の事務員さん始めました。

千代田の家 完成しました。

2011-11-30 | ⇒ 吉野杉×住宅 完成
吉野杉の構造材、下地材、建具・造作材など材料を納めさせていただきました。


設計:熊澤安子建築設計室
施工:(有)羽根建築工房








2階の和室の柱、吉野杉総赤のべっぴんさんを納めさせていただきました^^
和室仕切りの障子建具の収まりもおもしろかったです。

12月には、(有)羽根建築工房様施工、吉野杉の家の構造見学会も企画中です。
吉野杉枚マイ箸づくりコーナーも出展します^^

吉野ツアー 終了しました。

2011-11-28 | ⇒ 吉野ツアー
ブログの更新が滞っています;
更新、頑張りますね~!

順番にアップしていきます。

まずは11月12日に開催された、吉野ツアーから!
ツアーに参加された方、お疲れ様でした^^

川上村林業資料館「もくもく館」では木馬(きんま)ひきを子供たちと体験させていただいたり。。。

(昔はこうやって木材を山から運んでいたんですね~。)

今年で二回目となる、伐採体験では小さい丸太から、少し大きい丸太、みんなで協力しあいながら間伐をしていただきました。

伐採現場は、吉野林業のメッカ、奈良県川上村の井戸地区
お世話になっている川上村の加藤林業さんにご指導いただきました。
しっかり管理された人工林で、すっとまっすぐに育っています。上の方まで枝打ちがされていてとても美しい林でした。
密植して植えられているので、木の成長に合わせて適度な光と風を林の中に通してあげるため、間伐を行います。




まずは、ロープ掛けから。


けっこう高いところまでロープをかけることができました。
山側に木を倒します。
他の立っている木に当たらないように、木を倒す方向も、慎重に。


こちらは大工さんコンビで、木を伐採中。
チェーンソーではなく、手鋸で頑張っていただきました。


山の斜面側(倒す方向)に受け口という木が倒れるやすくする切れこみを入れます。




家をつくりあげる吉野の木がどんな山で、どうやって育ってきたのか、実感していただけたでしょうか。

さて、お昼に柿の葉寿司をいただいたあとは、吉野の産業にふれてもらおう!ということで、
吉野手漉き和紙「福西和紙本舗」さんを訪問。


ちょうど和紙を天日で干しているところでした。
吉野で栽培しているという楮(こうぞ)と吉野地方でしかとれないという土を使った吉野手漉き和紙は美しく、ひっぱっても破れません!


中ではお母さんが和紙を漉いていました。
とっても繊細な作業が続く和紙製作の過程に、みなさん感心されていました。


福西さんは新しい和紙開発もされています。
こちらは吉野杉の皮の繊維を混ぜた和紙。
光を通しても美しい。
最近では住宅の壁紙としての需要が多いようです。

他にも、よもぎや桜などの植物で染め上げた和紙なども見せていただき、お買い求めいただきました。
いい吉野のお土産になったようです^^

最後は、朝からの吉野杉の伐採からの流れで、当社ウッドベースにて製材見学。




家のどんな材料になるのか、製材しながら説明させていただきましたよ^^
ただ四角い材料にするだけでなく、木取りをしてその木の魅力を最大限に活かす、製材の技が吉野にはあります。
ツアー内容はここまでですが、また吉野材を使った住宅の見学会もツアー主催の(有)羽根建築工房様が企画されています。

たくさんの方のご協力で今回も楽しく安全にツアーすることができました。
ありがとうございました。



来年の春はどんなツアーにしようかなぁと今から悩みます。




木匠塾の学生さんへ

2011-11-17 | ⇒ その他
川上村木匠塾の生徒さんから、心のこもった寄せ書きをいただきました。



ちゃんとお礼を言いたいんですが、まずはブログでお礼言わせてください。
本当にありがとうーーーー!!!
とっっっても嬉しかったです

つたない話ばかりで申しわけなかったんですが、吉野の杉桧や山のこと、少しでも考えたり知ったりするきっかけになってくれれば嬉しいです。
来年も、木匠塾の学生さんたちが川上村に来てくれることを楽しみにしています。


明日は吉野ツアー!

2011-11-11 | ⇒ NEWS
明日は、半年ぶり!
木の家づくりサポートの一環として、吉野ツアーを開催します。

明日はお天気も持ってくれるようなので、ほっとしています。

更新が遅くなりそうなので、ツアーでお世話になるところを紹介しておきますね。
またレポートは後ほど・・・。

いつもお世話になっています。
川上村林業資料館「山幸彦のもくもく館」
まずは川上村の入り口にあるもくもく館にて、吉野林業のことを少しお勉強します。
ジオラマなどでとってもわかりやすく木のことを学べます。
今年は木馬(きんま)引きといって昔の山から木を運搬する出し方も、もくもく館の前で体験できそうですよ。

加藤林業さん(川上村井戸地区)
山のプロッフェッショナル、川上村の林業家さんです。
2か月前に台風12号の被害にあった川上村。
加藤さんの山も被害を受け、ツアーも中止を考えましたが、「それでも是非山を見に来てほしい」と加藤さんから言っていただきました。
台風が去って、自然の怖さを知る一方、それでも元気に育っている木々を見ると自然の力強さも感じてもらえると思います。
安全に気をつけて、昨年に引き続き、吉野杉の伐採の体験をさせていただきます。
木を伐採するときのロープ掛けも教えてくれますよ♪

福西和紙本舗さん
奈良県吉野郡吉野町窪垣内218-2

今年からはじめてお世話になります。
水の豊かな吉野の産業の一つ、吉野手漉き和紙を見学します。
吉野で育てられた楮からできる「宇陀紙」は文化財の修復にも使用されるそうですよ。
そして、なんと、吉野杉や檜の樹皮を使った和紙もあります。
見学が楽しみです♪

和紙製作は昔ながらの手作業、まさに職人です。

いつもいろんな方の協力で吉野ツアーを開催させていただいています。
本当にありがとうございます。

木の家づくり、まずは山へ出向いて吉野の産業にふれてみてください。

お嫁に行く前に。

2011-11-08 | ⇒ WORKS
パタパタと忙しい日が続いていますが、撮りためていた写真で更新。

先週別注で作った桧の柾板です。


とっても上品な感じに仕上がりました。
桧は杉ほどあまり大きな径数(直径=太さ)にならないので、目のそろった柾目で揃えるのが難しいです。



うん!べっぴんさんに仕上りましたよ。
加工後すぐにお嫁に行くので、名残惜しさのあまり写真に撮っておきました。

淡~いピンクの色が濃くなったり、薄くなったりと縞模様が出るのも吉野桧の特徴です。


今日みたいなお天気が、週末の吉野ツアーも持ってくれますように・・・!


prop's festival ご来場ありがとうございました!

2011-11-04 | ⇒ PROP'S FESTIVAL
先週の土、日とたくさんの方に来ていただきました。
ありがとうございました。



今年はいつものプロップスと少し違って、メンバーの方が福島への支援に働いてくださったりと裏方で本当にたくさんの方が動いていました。
バルーンツリーは、みんなの想いを書いてもらった風船で立派な木になっていましたよ。



恒例、吉野杉のお箸づくりのコーナー。
この3年でリピーターさんもちらほら
大人もこどもも夢中です笑。

吉野の杉のお箸、本当に好評です。
いつもありがとうございます。


Twitterボタン