イヨ、サラバ

一日一生〜胃なし生活の記録〜

ぽかぽか陽気

2013年12月04日 | 術後4年半~

今日はいつになくいいお天気。
現在暖房いらずで室温23℃、暖かい。
個別懇談週間で早帰りの‘ぼんこ’は
この陽気で珍しくお昼寝。
母もゆったり、いい時間。

最近の体調不良続きは気持ちも不調にしてしまい
いけないとわかりつつ
時々、いやしょっちゅう‘ちょん’に愚痴をこぼしてしまう。
その時の一瞬の気持ちの高ぶりからついもらしてしまう愚痴を
‘ちょん’は意外にもあっさりと
「気にしても仕方ないじゃん」と言う。
それは私の気持ちを分かってくれた上での「仕方ない」であって
興奮した母が良識ある娘に諭されるという
なんとも情けない結末。
娘の方がよっぽど大人で冷静。

そんな‘ちょん’は、年齢と共に視野が広がってきたのか
自分を見つめる余裕ができたのか
自分の今の環境を好きだと思うようになってきた。
まずそれ以前にかねてから言っているのは
この町が好きだということ。
田んぼに囲まれた田舎町だが
その田んぼや山々の風景が好きだと言う。
登下校で見る桜の木や、田んぼの青草
夕焼けがきれいだと気に入っている。
春はたくさんの花が咲き、夏は海で遊び
秋は山の紅葉を眺めて美味しい味覚を堪能し
冬は雪の美しさと楽しさを感じると言う。

最近口にするのは
自分の身の回りの物が好きで愛着があるということ。
家の間取りやインテリアは
使い勝手を気に入って自慢に思うらしい。
服やバッグなど自分の持ち物を見ては
小学生時代に母が選んで買っていたものと
最近自分で選んで買ったものとを見比べて
母が選んだものは間違いなかったと思うそう。
母は自分に何が似合うかを分かっていると。

娘たちには祖母がいない。
共働きで保育園生活が長かった。
流行りのゲームは一切買ってやらなかったし
多分周りの友だちよりも
欲しいものを買ってあげる機会は少なかった。
そういうことをどこか申し訳なく思いつつ生きてきた。
それが母の人生。

しかし、娘の言葉を聞くと
よくぞひねくれず前向きな性分に育ってくれたと嬉しく思う。
私の人生、娘たちとの人生
まんざら間違ってはいなかったかなとちょっと誇らしかったり。
幸せの形に決まりはない。
我が家の幸せはここにある。
今日も生きていることが幸せだと思う。

今日はバイトを休んでしまった。
2時間なので無理すれば行けないこともなかったけれど
お腹が張って立っているのが辛そうだったから。
ここは今日休んで思い切って三連休にして
ゆっくり体を休めよう。
たまには無理することをやめてゆったりしてもいいかな。

食べなきゃ食べなきゃと頑張るのもやめて
朝食以来何も食べず
横になってテレビを見て、メールをして、のらりくらり。
そしたらちょっと元気になった。
お腹も楽になってきた。
やっぱり無理して食べすぎていたのかな。
苦しいときは無理して食べるのはよそう。

あんまり暖かくて気持ちがいいから窓を開けて風を入れてみた。
爽やかなそよ風が心地よく、それだけで気分がいい。
そよ風ひとつで気持ちを切り替えられる。
チャンスとはちょっとしたところにあるもの。


最新の画像もっと見る