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イヨ、サラバ

一日一生〜胃なし生活の記録〜

母を追い越せ

2011年05月23日 | 術後2年~

‘ちょん’の2回目の授業参観。
ライオンズクエストなる教育プログラムを導入していて
前回に引き続き今日もその授業。
自分を表現できるアイテムをひとつ持参して
自己紹介をするというもの。
それぞれ野球やバスケットのボール、卓球のラケット
好きな漫画本、ルービックキューブ、漫画を書くペン
書道や手芸など趣味の作品等々
自分の好きなもの、大切にしているものを披露して
約1分間のスピーチをする。
スピーチの後は前に発表した人が質問をするルールで
「いつから始めましたか?」とか
「どうして好きになったのですか?」とか
中には「いくらでしたか?」なんて質問も。
30秒くらいで終わっちゃう子もいたけれど
みんなそれぞれ自分をアピールすることができて
聞き応えのある楽しい授業だった。

そんな中で‘ちょん’が発表したのは英語を習っている話。
昨年受けた検定の賞状を見せて
「頑張ってお母さんを追い越したいです」
などと嬉しいことを言っていた。
「どうして英語を始めたのですか?」の質問には
「お母さんが薦めたのもあるけど
 外国人の人と英語で話してみたいから」
答えもしっかりしていてなかなかいいスピーチを聞けた。

中学生になり、ECCでは英会話だけでなく
単語を覚える数が増えて難しくなったみたいだけれど
今のところ毎日復習して頑張っている様子。
興味とやる気の続く限り、母なんか追い越して世界に羽ばたけ!

今はまだ将来就きたい職業が定まらないらしいが
やりたいことがないわけではなく
「やりたいことがいろいろあって決められない」とのこと。
中学生はその後の進路を考える上で
将来の職業についても考える必要に迫られるけれど
私としては急いで決めることはないと思っている。
必ずしも将来のために高校から専門的に勉強する必要はないし
高校でも大学でも
いろんなことを学びながら、たくさんの人と接しながら
やりたいことを見つけてくれればいい。

学校では「将来の夢は?」と聞かれると
みんな何の職業に就きたいかを答えるけれど
本来、夢とは未来の希望のことで、仕事だけが夢ではない。
「外国に住みたい」とか「宇宙旅行にいってみたい」とか
「料理上手なお母さんになりたい」とか
「たくさん子供を生んで楽しい家族を作りたい」とか
「一生懸命働いて老後はのんびり南の島で暮らしたい」とか
いつかやりたいことなら何でもいいと思う。
難く考えずにいろんな興味の芽を伸ばしていって欲しい。

授業参観のあとは部活参観。
保育園に一旦‘ぼんこ’を迎えに行って一緒に部活見学。
最初はパート練習で
パーカッション全員で並んでスティックで机を叩いてリズム練習。
そのあと全員で基礎練習。
‘ちょん’はシロフォンとスネアドラムを担当。
そのあと1年生はパート練習、上級生は課題曲練習。
ちょんはパート練習に行ってしまい音楽室からいなくなったが
‘ぼんこ’も「まだかえらない」と言うので
せっかくだから課題曲を聴いてから帰ることにした。
ところが課題曲練習の前の合同基礎練習が長いこと長いこと。
ようやく課題曲練習が始まったのは
黒板に書いた予定時間を30分も過ぎた頃。
‘ぼんこ’も飽きてきたようなので、ちょこっと聴いて帰宅。

そうだよね、部活ってあんなだよね。
毎日毎日、長時間基礎練習。
いくら頑張っても先生の目指すレベルになかなか達せず
できたとしても常にその状態をキープするのもまた難しい。
大会に向けて日々練習の繰り返し。
でもそういう経験が大事。
単調でつまらないことも、長時間でつらいことも
全て乗り越えてこそ忍耐力が養われ。達成感を味わえる。
頑張れ‘ちょん’!


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