ヤマハ旧車 空冷2気筒 4ストローク1サイクル SOHC GX & XS Heritage Special 破壊ブログ

ポイント式バッテリー点火・セル&キック併用式・リターン式6段変速・前後ディスクブレーキの旧いオートバイです。

可哀想なAPE

2018年10月31日 15時01分00秒 | ホンダ APE
今回は珍しく別のバイクを弄ります。ホンダのAPEです。小柄な女性にも乗り易く、自動二輪の練習の為に何年か前に購入しました。
最初は大切に乗っていたのですが、自動二輪の免許を取った辺りからあまり可愛がっていなかった為、可哀想な事に至る所がサビサビです:(;゙゚'ω゚'):
フロントフォークもリヤサスもオイルが空っぽのスッカスカです。゚(゚´Д`゚)゚。

APEの中古パーツはGXに比べて凄く安く沢山出回っている為、片っ端から仕入れて行きます。
今回落札したのは、フロントフォーク、リヤサス、前後タイヤ・ブレーキ付きホイール、リヤブレーキストッパーアーム、タンクキャップ、マフラー等々です。
全部で1万円もしませんでした( ´∀`)
落札したパーツの程度はサビが殆どないのですが、フロントフォークはオイル漏れしていました。オイルシールを注文してO/Hして使います。
ヘッドライトのバルブもロービームが切れて、更にソケットの金属の部分が折れて居たのでホームセンターで安いバルブを買い、ソケットはネットで注文します。



サビサビエイプ


















それでは片っ端からやっつけて行きます。とにかく前に向かってガンガン突き進みます( ̄^ ̄)ゞ








































そして完成です。





GXで買い集めた工具だけで出来ました( ´∀`)
APEは小さくて軽いのですが、GXの様にセンタースタンドがあればもっとメンテナンスが簡単になるでしょう( ̄∇ ̄)
それにしても酷い状態でした(−_−;)
もう二度とサビサビにならない様に大切に乗ってあげたいと思いますσ(^_^;)

フューエルタンクガスケットキャップ交換

2018年10月18日 14時13分00秒 | ヤマハ GX
今回は以前にフューエルタンクのサビ取りをした時から気になっていた、ガスケットキャップの交換をします。
キャップをしてもGXを傾けると中身が溢れて来ていました。

まだ国内でも純正パーツが出ていました。早速ネットで注文して取寄せます。
今回使用する工具はプラスドライバー1本です。


先ず、フューエルタンクからタンクキャップASS'Yを取外します。







1分もかかりません。古いガスケットキャップを取外します。周りにヒビが入って千切れていました。
次に新しいガスケットキャップを取付けます。
こちらも1分もかかりません。







ガスケットキャップを取付けたら、フューエルタンクキャップASS'Yをフューエルタンクに取付けて完了です。
これでガソリンは溢れて来ないでしょう(^ ^)

インシュレーター バンド 締め付けトルク

2018年10月10日 13時27分00秒 | ヤマハ GX
GXにはキャブレターとエンジンを繋ぐパーツがあります。
その名は「インシュレーター」「インテークマニホールド」「インマニ」「キャブレタージョイント」等、色々な名前がある様です。
また、これを締め付けるバンドがあります。「インマニバンド」「インシュレーターバンド」「ホースクランプ」等、こちらも色々な名前がある様です。
どれも、メーカーによって名前が違う様です。更に、同じメーカーでも時代や車種によっても名前が違う様です。





現在GXに使っているバンドは締め付けボルトを最後まで締めても緩い為、今回は確実に締め付けられるバンドに交換してみたいと思います。
ネットで探してみると純正の新品パーツが出ていました。





現在使っているバンドより内径が少し小さい為、これなら最後までボルトを締め無くてもキツく締める事が出来そうです(^ ^)
では、一体何kgf・mのトルクで締め付ければ良いのでしょうか。
残念ながらサービスマニュアルには締め付けトルクが記載されていませんでした。ネットで調べてみると、車種こそ違いますが殆どが0.1kgf・mでした。
しかし、そんな小さなトルクを設定出来るレンチは持っていません。

という訳で、「自己流」で締め付けてみます。
先ず、エンジンを掛けて暖機運転をします。エンジンが熱くなったらインシュレーターとキャブレターの繋ぎ目にパーツクリーナーを吹き掛けます。すると回転数が下がります。二次エアーを吸い込んでいるので当然です。
次に、バンドをプラスドライバーで少し締めてはパーツクリーナーを吹き掛けます。回転数が下がります。
またバンドを少し締めてはパーツクリーナーを吹き掛けます。
これを繰り返しているうちに、パーツクリーナーを吹き掛けても回転数が下がらなくなったらバンドの締め付けは完了です。それ以上余分に締めてはいけません。インシュレーターが歪んでしまい、隙間が出来て二次エアーを再び吸い込んでしまいますd( ̄  ̄)
これで0.1kgf・mかどうかはわかりませんが、今回は二次エアーを吸わなければそれで良し、とします(^ ^)