ヤマハ旧車 空冷2気筒 4ストローク1サイクル SOHC GX & XS Heritage Special 破壊ブログ

ポイント式バッテリー点火・セル&キック併用式・リターン式6段変速・前後ディスクブレーキの旧いオートバイです。

コンタクトポイントとガバナーの点検

2018年09月02日 23時09分00秒 | ヤマハ GX
ここ最近ブレーキランプを点灯させたり、スモールランプを点灯させたりすると、アイドリングが少し下がる症状が出る様になりました。
発電や充電はきちんと出来ていたので、点火関係のパーツに不具合があるのでしょうか。
今回はコンタクトポイントとガバナーの新品のパーツが手に入ったので、現在使っているコンタクトポイントとガバナーに不具合が無いか点検をします。
コンタクトポイントは接点の荒れや、片当たりがあると点火の火花が弱くなる様です。
ガバナーは、ガバナースプリングの劣化でアイドリングが不安定・回転の落ちが悪い・トルクが落ちる・点火時期の合わせマークがぶれる等、色々な不具合が起きる様です。




年代物なのでパッケージはボロボロですが、中身は新品です。ガバナーもシャフトには綺麗なグリスが塗ってあります。
では、どの様に点検するかと言うと…
「新品と交換してみて何も変わらなければ交換したパーツは特に異常無し」
という点検方法です。何と贅沢な(^^;)





今回使用する工具です。
すでに工具箱は2つになり、あまりにも重いので必要なものだけを持ち出す様にしました。
頭の中で色々イメージして必要な分だけ工具箱から抜き取ります。
(実は、ある大事な工具を忘れているのに気付いていません。皆様は何だかお分かり頂けますでしょうか…)
それでは早速バラしていきます。



先ずはポイントカバーを開けます。





次にブレーカープレートを取り外します。ついでに邪魔なプラグキャップも引っこ抜いておきます。






次にガバナーを取り外します。



カムシャフトオイルシールを交換してからは、全くオイル漏れが無くなりました(^^)
それでは新品を組み付けていきます。
先ずはガバナーを組み付けます。






次に新品のコンタクトポイントをブレーカープレートに一つずつ組み付けていきます。







後で点火時期を調整するためにビスは仮止めしておきます。
次にカムシャフトにブレーカープレートを組み付け、リードワイヤーASS'Yを接続します。





はい、ココで気付きます。使用工具のイメージトレーニングで、ポイントギャップを測ることが抜けてました(T_T)
面倒ですが、シックネスゲージを取りに行きます。
きちんと規定値の範囲内に調整します。





最後に点火時期を調整します。





交換完了です。
では試運転に出掛けます。



結果は…



全く何も変わらずです。
という事は、特にコンタクトポイントとガバナーは異常無しという事ですね( ̄▽ ̄)

という事は、原因はコンデンサーでしょうか…
それともイグニッションコイルでしょうか。
不具合があれば交換なのですが、果たして新品パーツが見つかるのでしょうか(ー ー;)