WIN WIN推薦委員の黒岩秩子さんからの「渡辺さと子さんの香川県知事選挙」報告です。
渡辺さと子さんの香川県知事選挙
以前から、フェミ議連の世話人として、彼女と一緒に活動してきたものとして、是非彼女を香川県知事にしたいという思いで、WINWINを紹介し、面接に立ち会ったすべての人が私と想いを共有したのでした。そこで、8月初め2泊3日で、高松に応援に行きました。選挙事務所は高松の駅前の大通りに面したとてもいい場所にあるのですが、そこで電話かけをしたのは、私のほかにはたった一人だけ。投票日まであと1月もないという中で、これは大変、というのが第一印象でした。
県議を4期務めてきたさと子さんは、議員特権の廃止をはじめ、県民にとって必要なことを発信してきたがために議員たちからは反発を受け、民主の県議はすべて、自・公・社が推す相手候補を支援。3年前にWINWINの推薦によって参議院議員に当選した植松恵美子(民主)さんまでが、そちらについていたのです。「現状打破」をメインテーマに立候補したさと子さんは「15年県議でいても変えられなかった」その思いをぶつけて共感もたくさんいただいたのに、共産党以外のすべての組織を敵に回しての大変な選挙、その結果は下記のようです。
(投票率は36.92%)
当163583 浜田 恵造<1>無新すいせん
111646 渡辺 智子 無新
22895 松原 昭夫 共新
私はこの結果を見て、よくそこまで伸ばした、というのが率直な感想でした。
渡辺さと子さんからの敗戦の弁の一部をご紹介します。
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選挙期間中の車からの反応や街頭での訴え、電話かけへの反応はとてもよかったので、もっといい勝負にするつもりでした。よく得票した、と評価して下さる方も多いのですが、私としては実はこれだけの差が開くとは思っていませんでした。
県内に蒔いたはずの種を今後、どのように芽生えさせていったらいいか県議会や香川県政を今後どのようにチェックしていこうかと闘志を燃やしています。情報公開の制度を活用して問題点を見えるようにしていくこと、みどりの連続政策セミナーなどの開催により、県内の自治体議会に若い世代や女性の議員を増やす活動をしていくこと…などやりたいことがたくさんあります。今後もめげずに活動していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
渡辺 さと子
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本当にこれからもあなたの力を香川県内だけではなく、日本中に発揮して 現状打破を実現していってください。
黒岩 秩子 記