女性政治家、女性候補者を支援

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女性政治家、女性候補者を支援する
超党派のネットワークです。

第一期 9月度赤松政経塾

2014-09-26 22:54:21 | 赤松政経塾

第一回赤松政経塾開塾

 

2014年9月15日午後6時より、国際文化会館講堂にて

第一回赤松政経塾が開塾されました。会場は48名の受講生で

満席となり、赤松塾長のご挨拶に続いて小宮山洋子さんと

岩田喜美枝さんがそれぞれ50分の講義。

塾生5人に講師やWIN WINメンバーが加わった6人1グループの

夕食会は自己紹介やデスカッションで大きく盛り上がり、終了アナ

の後も皆様去りがたい様子でありました。

     


9月のニュースレター

2014-09-19 14:25:00 | 時代を視る

  時 代 を 視 る

  WIN WIN代表 赤松良子

   ニュースレター No.174

   2014.9.10

 

 

第二次安倍内閣が改造を行った。2012年暮の成立以来1年8ヶ月が経過している。

この間閣僚のスキャンダル、不適切な発言などで閣僚の交替がなかったのは、昨今の

政権では珍しいことであった。その間に、集団的自衛権をめぐっての政策の大変換が

あったのに、内閣をゆるがすような国民の反発が起こらなかったのは、市民の側の

不甲斐なさといえるであろう。衆院での圧倒的多数を背景にしているからだとはいえ、

毎週首相官邸を取りまく反対デモも、1960年の安保改訂反対デモのような迫力が

見られないのか。

 

 というわけで、留任の多い平穏な内閣改造であった。目立ったのは女性が5人閣僚

に起用されたことで、「女性活躍」という新しいポストまででき、有村治子氏が就任した。

女性が輝く社会を成長戦略の柱とするという安倍政権のウリなのと、女性の内閣支持率の

低下を気にして改造前の2人から一気に倍以上に増やしたものと理解できる。ただしかし、

数が多ければそれで良いとは言えないのもけだし当然のことである。影の薄い伴食大臣の

ポストばかりというのでは話しにならないし、何より閣僚たるにふさわしい人物かどうかが問われる筈である。

 

 そこで、具体的に考察すると、まず経済産業担当の小渕優子氏である。名前からすぐに

分かるように、小渕恵三元首相を父に持つ。恵三氏は首相歴任時代、自分自身を「冷めたピザ」

とユーモラスにとぼけてみせたのが印象的だった。たしかに切れ者ではなかったがおだやかな

人柄で評判は悪くなかった。彼女自身40歳の若さだが二度目の入閣で、最初よりはるかに重い

ポストである。原子力発電の再稼働という国論を二分する大問題を抱えるオフィスでどう

 

振る舞えばよいのか、父譲りの慎重さで、大過なく乗り切ってもらいたい。父―子と

 

いう二代にわたる首相はあっても父-娘というのはまだない。成功すれば、まさに

 

「輝く女性の時代」のチャンピオンといえるであろう。

次に法務大臣の松島みどり氏はどうか。新聞記者の出身だということなので、友人の記者や経験者に、

どんな記者だったかを聞いてみたが、あまり情報が得られなかった。健筆をふるったというタイプでは

なかったのか? だが、その当時からずっとmaiden nameで通し、旧姓使用の不便さを味わった事

だろうから、法務省で長い間棚ざらしになっている選択性夫婦別姓問題を解決すべく民法改正を

されれば大したものだが、コンサバの多い政権で可能性はありや?

 「女性活躍」という新しいオフィスを率いることになる有村治子氏は、行政改革、消費問題も兼務というが、

新しいオフィスを立ち上げるのは大変な筈で、初入閣の若い人には荷が重いのではないか。二児を抱えて

の家庭との両立も楽ではない筈だから、「女性活躍」が掛け声倒れになるのではないか、気になるところである。

 高市早苗氏と山谷えり子氏は、自他共に認めるコンサバで、首相のお友達人事だと批判されているようだが、

気も強く、政治家としての経験は5人の中では豊富のようで、敵も多いかも知れないから、国会では難しい

局面が訪れるかも知れない。

 何しろ小泉内閣の出発の時とタイ記録の5人の女性閣僚。落ちこぼれのないように頑張ってもらいたい。

 


9月のお知らせ

2014-09-12 06:03:41 | お知らせ

9月のお知らせ

 

1.「赤松政経塾」は9月15日に開塾します。WINWIN会員

  の皆様は、 受講したい日の3日前迄に、事務局へメール、

  または、FAXにてお申し込みいただき、当日会場にて

  受講料3,000円をお支払くださると、受講することが

  できることとなりました。

2.新入会員

  木村みどりさん 8月に賛助会員として入会されました

3.赤松良子が代表の「クオータ制を推進する会」が、

  8月31日(日)午前10時より国立女性教育会館(埼玉県嵐山市)

  において、「女性が活躍できる日本に!~クオータ制を実現しよう」

  のワークショップを開催しました。90名の参加者で会場は満席の

  盛況ぶりでした。