女性政治家、女性候補者を支援

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「女性議員を増やそうネットワークにいがた」の試み

2008-03-05 12:24:12 | 会員からのメッセージ
WINWINでは会員の皆さんを対象に、身近な問題、または研究テーマついて発表する場を設けました。とくに登録システムはありませんが、さっそく「市民記者」として今後も積極的な活動してもらいたいと思っております。「会員からのメッセージ」第7回はWINWIN顧問の岩尾光代さんです。

テーマ「女性議員を増やそうネットワークにいがた」
 2月16日(土)、「女性議員を増やそうネットワークにいがた」が開いた集会で話をしてきました。「全国地方女性議員事情」のテーマでしたが、内容は2007年の統一地方選の後に、この会が実施したアンケートの調査報告書を中心に話しました。

 渡辺信子代表以下、役員の方たちが07年8月までにまとめた手づくりのレポートです。講演に先立ち送っていただたのを読んで、よくまとまっていること、資料性が高いことに驚きました。調査を実施したのは、1999年、2003年に続いて3回目、その比較で時の流れがよくわかります。たとえば県会議員は99年は48年ぶりに2人が当選、03年も07年も同じく3人ですが、政令指定都市になった新潟市議は11人が立候補して10人が当選しています。

 当選した人だけでなく、立候補者全員に調査しているのですが、調査項目が立候補の動機と選挙資金を柱にしています。この二つの項目は、じつは私が日本で最初の女性議員たちを取材したときに、必ずきいたポイントでした。「あなたは、なぜ議員になろうとするのか」「選挙資金は、どこから捻出して、どのくらい使ったのか」という質問によって、政治を志す人の姿勢が見えてくると思ったからでした。

 「にいがた」のメンバーが、同じようにポイントを設定していたことは、現状を知り、今後を検討するために、なによりの座標軸になると考えます。内容が具体的で、よい資料だと思いました。このような調査は他県のグループでも実施しているのでしょうか。知りたいところです。

 樽川通子さんを中心に展開する長野県の実績も、07年の統一地方選ではっきり表れましたし、地方のこうした地道な活動の積み重ねが、実を結んでいくことを実感しました。WINWINのこともお話しました。会場にWINWIN推薦の西村ちなみ衆院議員、三条市議の島田伸子さん、聖籠町議の宮澤光子さんも参加して報告を、さらには落選した方たちも体験を語るなど、活発で充実した集会でした。WINWIN会員の黒岩秩子さんもメンバーですが、当日はご都合がつかなくて欠席、残念でした。

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