DEVIAPPLE Let's laugh!!

Kayo's pics and comics blog.

特別な夏

2018年08月01日 22時14分09秒 | Others

 父が突然、旅立ってしまいました…。

  その日、父はいつも通り朝5時に起きてドライブを楽しみ、帰りに近所のコンビニでたばこと大好きなチョコレートアイスを購入し、昼には庭の水撒きをして、毎日のように庭を横切る猫🐈と仁義なき戦いを繰り広げ、夕食前に「みぞおちが痛い」と言って、母に用意してもらった冷たいタオルを当ててたのですが痛みが治まらず、「横になる」と言って居間で横になってそのまま逝ってしまいました。

 動かなくなった父に驚いた母と妹が救急車を呼び、掛かりつけの病院に運びましたが心肺停止状態でどうすることもできず死亡宣告され、自宅に戻ってきました。死因は急性心不全ということでした。人の世話になるのが大嫌いな人だったので、ボケもせず介護もされず見事にポックリ逝っちゃったので天晴としかいいようがありません。

 あまりに突然で誰もが悲しむ間もなく怒濤のお通夜、告別式と進み、今は納骨を待つばかりになりました。東京オリンピックを何より楽しみにしてたのですが…残念。

 父の人徳でしょうか、お通夜も告別式もたくさんお別れにきてくれて賑やかに送りだしていただきました。お通夜の後、葬儀場で父の隣で寝たのですが、何も言いませんでしたね、もしかしてまだ自分が死んだこと知らないのかな?

 物静かで頑固でしたが家族思いで何事もキチンとしていた父は、初七日と49日の際、忙しい子供達が集まれるように日曜日に当たるように逝ってくれたみたい。まるで死ぬ日を選んだみたいだね、と家族で話したりしてました。色々と手続きをしなくてはいけないのに、書類がどこにあるか父に聞く時間もありませんでしが、父は全てまとめてしまっておいてくれたのですぐ見つかり手続きもスムーズにできました。さすがお父さん。

 今年に入って立て続けに特に仲の良かった従兄弟とお友達を亡くし、その上、自分の弟夫婦のモメ事に心を痛めていたようでした。それでがっくりきてたところにこの暑さ…自分でも知らずに体に負担が掛かっていたのかも。

 父の存在はとても大きかったです。私のことは何をしてもいつも受け入れてくれて、ただ甘えるばかりだったのに、今になってああすれば良かった、こうすれば良かったと後悔ばかりです。これからは残された家族でしっかりと生きていかないと父を悲しませるな~と思ってますが、あまりに喪失感が大きすぎて、今まで私、何してたんだろう…と思いっきり目が覚めた感じがしてます。

 お父さん、いっぱい愛してくれてありがとう。

  ちなみに、ほぼ毎日自宅の庭を勝手に横切っていた猫😺ですが、父の告別式の日に一度来て、ちょこんとして首をかしげそのまま行ってしまい、もう来てないそうです。野生の直勘で父がこの世にいないことがわかったのかも。今まで父と遊んでくれてありがとうね。