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Kayo's pics and comics blog.

これもまた人生…?

2012年10月24日 22時09分34秒 | Others

 寒くなってきましたね〜。そろそろブーツとマフラーと毛糸のパンツひっぱりださないと。冷えると傷が痛むしね。
 本日、来月の再入院・再手術のための検査と手続きを済ませてきました。
 やっと解放されるとルンルン気分で抜糸に病院へ行ったのが10月10日。手術から2週間経ってました。傷は順調に治ってましたがそこで思いがけず医師から告げられたのは「取り残しがあるので再手術が必要」とのこと。もう「えー!?  何で!? 一回で済ませるって言ったじゃん!!」と一応抗議はしたのですが、まだ目に見えないくらいらしいので、将来、腫瘍になってまた大きな手術になるよりは今のうちに取り除いたほうがいいと説得されました。…所詮、完璧な人間なんていないし、目に見えないのを取り損ねたからといって非難はできませんが、はい、そうですかと納得できるものでもありません。大体、医療費って高いんですよ。簡単に言って欲しくないです。
 家族には「一昔前は取り残しが再発の原因になってたんだから、わかってるならさっさと取ってもらえ」とあっさり言われるし、社長の娘には「誕生日というのは新しく生まれ変わることだから、誕生日前に手術が終わるなら厄落としでいい」とかわけわかんないことで慰められるし…。人の気も知らないで…。大変なんですよ、全身麻酔の手術って。
 かなり暴れましたが、医者が「完治のための再手術ですから、早いほうがいいですよ」と言うので、それを信じて前向きに考えたいと思います。3回目はないようにと強く念だけは押しておきました。しかし、ほんの一ヶ月前に肝炎とか梅毒とかエイズの血液検査してオールクリアだったのに、また検査ってどういうこと? 一ヶ月に一回するような検査じゃないと思うんだけど。「病院の規則だから。検査しないと手術室を使わせてくれない」なんて情けないこと言ってましたが、患者の迷惑も考えて欲しいわ。ぷんすかぷんすか。
 再手術となるとまたまた動けなくなるけど、今の目標は12月の横浜の『ひこにゃんファンクラブの集い』に参加すること。楽しみがあれば回復も早まるはず。ああ、あのふわふわまっ白ボディに癒されたい……。究極の癒し系だもんね、ひこにゃんは。


退院しました…。

2012年10月07日 19時37分20秒 | Others
 と、いうわけで約8日に及ぶ入院生活を終え社会復帰いたしました。
 退院したのは1日でしたが、その翌日から仕事に復帰したのでなんかもの凄く疲れて昨日は寝込んでました。まだ全然本調子じゃないみたい。傷口が結構広いから時間かかるのかな?
 それはともかく。ことの起こりは8月半ば、個人病院で初期の皮膚ガンと診断されたのが始まり。その病院ではどうにもできないので日赤病院を紹介されたのですが、日赤でも同じ診断がされ皮膚ガン確定なんだけど日赤では手術ができないということで、杏林大学病院を紹介されそこで入院生活を送りました。…軽〜い病院たらいまわし?
 杏林大学の外科病棟ってまだ新しいだけあってすごく綺麗なんですよ。まるでホテルみたい。個人スペースも広いし設備も整っていて実に快適でした。手術前の食事はおひたしのペーストとか何でもドロドロしてかなり悲しいシロモノでしたが、手術後の食事はとても美味しくて、しかも規則正しい病院の生活のおかげでとっても健康になりました ラッキー …余談ですが、同室になったおばあちゃんのお話では、杏林のご飯が一番美味しくて一番まずいのが日赤だそうです…食べ比べでもしたんでしょうかね?
 さて、私の手術は全身麻酔だったんですが。これすごいですよ。手術台に上がって薬が注入されると体がふわ〜って感じで段々変な気分になり視界がぐるぐるしてくるんです。で、気がつくと「手術終わりましたよ」の声。もしかしてお花畑が見えたり光が見えたりしたらどうしよう、と少々不安だったのですがそんなことは微塵もない一瞬の出来事でした。正真正銘のディープスリープ。実際には4時間以上経ってたようです。まあね、手術の途中で起きられても困りますからね。麻酔が切れると猛烈な吐き気と手術の傷の痛みと枕の高さとベッドそのものが合わないのかもの凄い腰痛で、ほとんで眠れない一夜を集中治療室で過ごしましたよ。
 全身麻酔の翌日って信じられないくらいヘロヘロ。起きあがれないし体中力入らないし。しかし非情な病院はとっと私を集中治療室から追い出し一般病棟に翌日のお昼には戻ったのでした。微熱続きと手術の傷の痛みで2〜3日は寝てばかりでしたが、その後、順調に回復し8日間の入院で済みました。手術直前から退院前日まで点滴の針が腕に埋まってるという何とも言えない気持ち悪さから解放されたのがとにかく嬉しかったです。
 抜糸は来週の予定ですが、抜糸しても当分は騒げないので大好きなゆるキャラたちに会いに行けないけど、全快したらまた会いにいこうかと思ってます。お絵描きもいずれ再開したいしね。まず体の回復が最優先ということで。色んな意味で貴重な入院体験でした。
 そうそう。私にとって夜の病院というのはキングダムとかスパナチュみたいに真っ暗で生き霊とか幽霊がウロウロしてるのかと思って恐怖の対象でしたが、オープンキッチンならぬオープンナースステーションの灯りは煌々とついてるし看護士さんたちの話す声とか、一晩中鳴り響くナースコールで実ににぎやかでした。これじゃ幽霊の出る雰囲気じゃないね、ははははは おかげで別の意味で眠れませんでしたが…。
 俗世間から隔離されてたおかげで色んなことがリセットできたような気がします。ただ忘れてるだけなのかもしれないけど。それならそれで頭がすっきりしたからいいや。
←私が入院した外科病棟で出会った可愛いむっすー ゆるキャラは病院でも癒してくれてるんですねぇ〜。ありがたやありがたや