ティモール島からメルパチ航空でスンバ島へ。まずはワイガブバッに滞在。
ここは、標高600mで緑も多く夜は涼しく快適な気候。埃っぽいマーケットのある街は活気があってバナナから海岸部で獲れたらしい魚など何でも売ってます。そんな街の丘の森にも、巨大とんがり茅葺屋根のカンポンはありました。
でも最初は、外部の我々が観光で訪れるのは恐れ多い気がして近づけませんでした。

ロンプラを読むと、入り口で記帳して100円程度の寄付をして入村する体制がとられており、大体どこのカンポンでも歓迎してくれることを読み、カンポン巡りを始める。
これはカンポンの典型的なお家。運命共同体であります。精霊信仰、首長・平民・奴隷の社会構造、イトコ結婚、興味は尽きない。高台に位置する村多し。屋根のとんがった部分に精霊が住んでいる。
彼らにはとって、家屋そのものが小宇宙を表しており、家屋とは儀礼の場である。
家屋の内部が左右に分かれていて、右側が公的かつ儀礼的空間で男性の領域、左側は私的かつ世俗的空間で女性の領域。高床式住宅は天上・地上・地下の三界思想に通じ、天井裏は聖なる場所で非常食などが保管してある。床上は居住場所で、床下は豚や鶏など家畜や家禽の飼育場所。
一昔まえの沖縄も、豚便所だったよな~、見たこともしたこともないけど。
大家族制の集合住居は、敵の襲撃に対する要塞の機能をもつ。共同防衛作戦だ。首狩り(→のため隣村を襲ったり襲われたり種族では防衛のための構造が頑丈で、敵襲に対する防御の仕掛けがあるらしい。
しかし、彼らが首狩り族の敵の襲撃以上に恐れるのは魔物の侵入。家の装飾の彫刻や絵画や天国に繋がる生命の樹のモチーフは魔除け呪い。
プライクレンブン村~タルン村~ワイタバル村

街から2時間ほどで美しいビーチ「パンタイ・マロシ」へ。世界で沖縄の海が一番美しいと信じている私もびっくりの美しさ。1ミリ位のまん丸の砂が土産。貝殻も思わず拾ってしまう。

どこでも、女の子はかわいいね。パスガ村
ワイガブバッ滞在中は、街から徒歩圏内のカンポンと南のワイガリ村、カデンガ村(火事でトタン屋根へ変貌)、プライゴリ村へは工事中で行けず。東のパスガ村、ガルバクル村を訪問。中でもワイガリ村辺りは、近代文明からもっとも離れていてスンバらしい固有の文化が残ってるような気がしました。
さて、子連れ最大の難関、5時間の車移動。スンバの東の町ワインガプへ。手元にある地球の歩き方のコピーに載ってた「トラベル」と呼ばれるワゴン車を予約。普通のバスとさほど変わらない値段で、それぞれの家から家まで直接運んでくれて便利。
車が東へ進むにつれ、緑の田園から乾燥した痩せた土地の風景へと変貌していきます。しかし、道は急カーブと坂道の連続。前の席の地元の子供は、5時間「オエオエ」吐きっぱなし。可愛そうだが、どうしようもないね~

街からベモで5分の「プライリウ村」

スンバ最大の町の近郊にあるせいか、村の若者も英語が喋れたりして垢抜けている。
スンバ島イカットの中で売れ筋が、この髑髏(どくろ)の図。先祖の霊を表わす聖なる布だが、首狩りして首を木につるして並べる“首の木”が可愛いと、外国から買い付けにくる者が多いとか。

先祖の王を祀った巨石墳墓。王家の象徴のワニや水牛、村によって様々なものが彫りこまれている。一般家庭のお墓も庭先にあり、亡くなってからも共に暮らしているのだ。

首狩りや、奴隷売買などの風習も20世紀に入るまで行われていた。
村を何ヶ所も巡り、慣れてきたので、だんだん買い物モードに。宿の前にもイカットや刀やアクセサリー売りがやってきます。私は、牛の角で彫って作った人の顔をした魔除のアクセサリーに興味を持ち、そく値段交渉。
一番小さいので一個およそ1,000円のものを、買わずに帰る作戦など駆使して、最後に三個1,000円で落としました!
今回は、頑張ったと自分を褒めようと思いましたが、行商人の顔を見ると、どことなく悲しそう。売れたのにそんな顔するなんて、安く値切りすぎたか、、、、
部屋に戻ってから「彼らは、仕入れ値などより、その日の現金収入が大事で、生活のためについつい採算を度外視して売ってしまうのかも」と罪悪感にかられました。
ま、しかし、翌朝、その行商人はホテルの前へ来て、万遍の笑顔であれこ商品を勧めてきました。
やっぱ、ワタシいいカモかも、、、




角が下にぐるんと伸びて情けないお顔
ここは、標高600mで緑も多く夜は涼しく快適な気候。埃っぽいマーケットのある街は活気があってバナナから海岸部で獲れたらしい魚など何でも売ってます。そんな街の丘の森にも、巨大とんがり茅葺屋根のカンポンはありました。
でも最初は、外部の我々が観光で訪れるのは恐れ多い気がして近づけませんでした。

ロンプラを読むと、入り口で記帳して100円程度の寄付をして入村する体制がとられており、大体どこのカンポンでも歓迎してくれることを読み、カンポン巡りを始める。
これはカンポンの典型的なお家。運命共同体であります。精霊信仰、首長・平民・奴隷の社会構造、イトコ結婚、興味は尽きない。高台に位置する村多し。屋根のとんがった部分に精霊が住んでいる。
彼らにはとって、家屋そのものが小宇宙を表しており、家屋とは儀礼の場である。
家屋の内部が左右に分かれていて、右側が公的かつ儀礼的空間で男性の領域、左側は私的かつ世俗的空間で女性の領域。高床式住宅は天上・地上・地下の三界思想に通じ、天井裏は聖なる場所で非常食などが保管してある。床上は居住場所で、床下は豚や鶏など家畜や家禽の飼育場所。
一昔まえの沖縄も、豚便所だったよな~、見たこともしたこともないけど。
大家族制の集合住居は、敵の襲撃に対する要塞の機能をもつ。共同防衛作戦だ。首狩り(→のため隣村を襲ったり襲われたり種族では防衛のための構造が頑丈で、敵襲に対する防御の仕掛けがあるらしい。
しかし、彼らが首狩り族の敵の襲撃以上に恐れるのは魔物の侵入。家の装飾の彫刻や絵画や天国に繋がる生命の樹のモチーフは魔除け呪い。
プライクレンブン村~タルン村~ワイタバル村

街から2時間ほどで美しいビーチ「パンタイ・マロシ」へ。世界で沖縄の海が一番美しいと信じている私もびっくりの美しさ。1ミリ位のまん丸の砂が土産。貝殻も思わず拾ってしまう。

どこでも、女の子はかわいいね。パスガ村
ワイガブバッ滞在中は、街から徒歩圏内のカンポンと南のワイガリ村、カデンガ村(火事でトタン屋根へ変貌)、プライゴリ村へは工事中で行けず。東のパスガ村、ガルバクル村を訪問。中でもワイガリ村辺りは、近代文明からもっとも離れていてスンバらしい固有の文化が残ってるような気がしました。
さて、子連れ最大の難関、5時間の車移動。スンバの東の町ワインガプへ。手元にある地球の歩き方のコピーに載ってた「トラベル」と呼ばれるワゴン車を予約。普通のバスとさほど変わらない値段で、それぞれの家から家まで直接運んでくれて便利。
車が東へ進むにつれ、緑の田園から乾燥した痩せた土地の風景へと変貌していきます。しかし、道は急カーブと坂道の連続。前の席の地元の子供は、5時間「オエオエ」吐きっぱなし。可愛そうだが、どうしようもないね~

街からベモで5分の「プライリウ村」

スンバ最大の町の近郊にあるせいか、村の若者も英語が喋れたりして垢抜けている。
スンバ島イカットの中で売れ筋が、この髑髏(どくろ)の図。先祖の霊を表わす聖なる布だが、首狩りして首を木につるして並べる“首の木”が可愛いと、外国から買い付けにくる者が多いとか。

先祖の王を祀った巨石墳墓。王家の象徴のワニや水牛、村によって様々なものが彫りこまれている。一般家庭のお墓も庭先にあり、亡くなってからも共に暮らしているのだ。

首狩りや、奴隷売買などの風習も20世紀に入るまで行われていた。
村を何ヶ所も巡り、慣れてきたので、だんだん買い物モードに。宿の前にもイカットや刀やアクセサリー売りがやってきます。私は、牛の角で彫って作った人の顔をした魔除のアクセサリーに興味を持ち、そく値段交渉。
一番小さいので一個およそ1,000円のものを、買わずに帰る作戦など駆使して、最後に三個1,000円で落としました!
今回は、頑張ったと自分を褒めようと思いましたが、行商人の顔を見ると、どことなく悲しそう。売れたのにそんな顔するなんて、安く値切りすぎたか、、、、
部屋に戻ってから「彼らは、仕入れ値などより、その日の現金収入が大事で、生活のためについつい採算を度外視して売ってしまうのかも」と罪悪感にかられました。
ま、しかし、翌朝、その行商人はホテルの前へ来て、万遍の笑顔であれこ商品を勧めてきました。
やっぱ、ワタシいいカモかも、、、




角が下にぐるんと伸びて情けないお顔
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