ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

子供にも読ませたい「あん」

2018-05-19 23:31:00 | 映画・読書
沖縄は5月上旬に既に梅雨入りしたのに、全然雨が降らない。

屋外の仕事が出来るし、洗濯も外干し出来るし、あの白昼夢の雪のような白蟻の飛来もないし、夜はひんやり涼しく安眠、
自分にとっては良いこと尽くめ。

しかし、だ

身体が、だ、

連休明けから、すっとダルいのだ。


これは、もしかしたら、梅雨の時期に気圧の変化で毎年身体が重苦しくなることが、夏入り前の長年の習慣になっていて、
原因もなく、ダルダル病それだけが始まってしまったのではないか??


ウチのお姫様を三歳児検診に、連れていったが、待ち時間に絵本を読み聞かせるが、眠くて仕方がない。
おまけに、途中受診票を出し忘れて待っていて、
若いママさんに、「これ出さないと、名前呼ばれませんよ~」
と言われる始末。

ダルくて、鈍い頭もさらに濁って、今日なんかは、ケータイをなくして大慌て。大捜索の末、ウチのクローゼットの棚に見つかりましたが、、、



子供の頃、扁桃腺でよく熱を出して医者に行ったが、必ず帰りに寄るのが本屋。

病気になると読書、これ習慣。
枕元に、お水と本10冊位積み上げておけば、バッチし療養モードになれる。


自宅に読みたい本が無いので、車で町内の図書館へ何とかたどり着き、選ぶのもダルいので、適当に目についたものを借りる。



「君の膵臓を食べたい」
略してキミスイ
キモスイじゃありません。
こりゃ、装丁からしてお子様向きとは思ったが、酷い内容。売れる事だけを考えてモノを作るって流れには、対抗していかなくてはね。
軽薄な文の中に、時々辞書を引かないと解らない難しい言葉が出てくる所がキモスイ。いや、キモイ。




「あん」
ドリアン助川


この作者の
『メキシコ人はなぜハゲないし、死なないのか』 世界最低自殺率国メキシコの秘密を描いた冒険ファンタジー小説を読んで凄く楽しかった記憶があるが、
「あん」はとても地味で良い小説だった。
「誰にも生まれてきた意味がある」
そう、思える時もたまにあったけど、二人目が出来てからは、毎日が地獄だしな、、、
なんで、こんな生きづらく苦しいのに、生きていかなくてはいけないんだろう?「子供の笑顔の為」じゃ答えにならん。

ま、この本読んで少し気が楽になったというか、気力を失った時、是非読みたい一冊。

らい予防法が廃止され、優勢保護法が改正されたのが、1996年。
「なんだ、つい最近まで国から差別されて暮らしてきたのか!」と自分が知ったのも、思えば2112年沖縄へ移住してからだった。

差別と偏見に対抗するのは、正しい知識。
ドラえもん好きで、どら焼き好きの我が息子にも、甘いあんこのお話しだよと読ませてやりたい。










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