
マスターグレード(以下MG)もついに記念すべき100体目であるターンエーガンダムが先日発売されました。
バンダイの方でも100体目予想キャンペーンとかやっていて、ネットでも色々な予想が飛び交っていましたが、大方の予想に反して節目となる100体目に選ばれたのがコイツでした。
個人的はRX-78のVer.2.0なんかがくるといいなと思っていましたが、ターンエーの世界観やチャレンジングなデザインなんかを考えると、100体目としてこれ以上は無いチョイスだったと思います。
既に発売されて暫く経つので、無塗装派の方は完成させている方が多いと思いますが、自分も手に入れた直後に仮組みを始めて、あまりの楽しさに1日で組み上げてしまいました。

前回のゲルググの最後にちょろっと載せていたのでご覧になった方もいらっしゃると思いますが、無塗装でパチパチっと組んだだけですが、とっても良くできていて(キットがね)一通りギミックの確認や各種ポーズを付けたりして楽しみました。
ガシガシ動かしても塗装剥げとか気にしなくてもいいのがパチ組みの良いところですね。

ひとしきりパチ組みを楽しんでから、一旦バラバラに分解し(不毛だ…)、ゲート跡の処理やヒケの処理などいつも通りの下処理を施し、塗装したのがコイツです。
お盆休みを挟んでいたのですが、いつもより短期間で完成したのはデザインがシンプルなのと、前回のゲルググのような魅せる為の内部フレームが存在しないからですかね。まぁ、いつも以上にアドレナリンが出まくっていたのもあると思います(笑)
塗り分けパターンはほぼ設定を踏襲しているので、上の無塗装パチ組みとさほど変わらないですが
一応いつも通り黒立ち上げからのグラデ塗装しています。
基本となるホワイトは、ベースグレーの上からクレオスのクールホワイトで立ち上げてますが、ターンエーは全身にディテールが走っているのでグラデーションは控えめにしました。
今回使用したクレオスのクールホワイトは、低価格ながら発色がとても良く、隠蔽力も申し分ないスグレ物でした。色味もクールホワイトの名前が示す通り黄味や緑味のない純白に見えます(厳密には違うんでしょうが)。
更にターンエーの設定であるナノスキンによる自動修復装甲を再現するのに、ベタではありますがパールホワイトによるコーティングもしました。
写真では分かりづらいですが、遠目で見ると純白で近くに寄るとパールの粒子が確認できる2WAY仕様です(笑)
今回久しぶりにガンダムタイプのMSを組んだのですが、ガンダムタイプのトリコロール塗装はいつも悩みます。
ガンダムの印象を決定付ける胸のブルーは、最近流行のコバルト系ブルーに白を加えて明度を上げた物ではなく、インディブルー系をチョイスしました。
具体的にはガンダムカラーのブルー11に目分量でドボドボっとブルー12を加えて作った物です。比率的には7:3か6:4位ですかね?いい加減でスイマセン…
胴回りや足先の赤は、いつもは単品売りもしていて入手しやすいガンダムカラーのレッド1を使うところですが、今回はGP02用に含まれているレッド11を使いました。蛍光色に近い非常に発色の良い赤で、いいアクセントになりました。
黄色は以前RX-78を塗った際に調合した残りなので詳細は覚えていないのですが、イエローに黄燈色、白を適当に混ぜた物です(テキトーだなぁ)
各色は発色を良くする為に一旦ホワイトで立ち上げてから塗ってます。

ターンエーは背面の立ち姿もスマートでかっこいいですね~
設定身長は20メートルでRX-78ガンダムより大きいのですが、腰周りは1/144サイズ位しかなくて、そこから伸びる脚がまた尋常でない長さで、まるでCLAMP先生が描く人物のような人間離れした体型を誇っています。さすが外国生まれのガンダムだけありますね……
スラスターベーンや各関節のメカ色は、ガイアカラーのEXシルバーに同じくガイアのEXブラック、クリアーブラックで調色したオリジナルのガンメタです。
既存のガンメタと比べると顔料系のブラックを混合している為か、ちょうど鉛筆の芯のような鈍い鉛色になりました。
いつもよりギラギラ度は低めですが、スケール感やパールホワイトの装甲とのマッチングは高くなったかと思います。
足元の牛は、キットの成型色に黒のポスカで適当に模様を書いただけの手抜きです……
ライトでてかっちゃっているので、つや消しコートくらいしておけば良かったですね

バストアップです。
おヒゲは先端にいくにしたがって薄く鋭く削ってみましたが、ここまで寄ると分かりゃしません
実際には効果抜群なので必須工作ですね。
目の周りは従来のガンダムタイプから進化していて、クリアイエローの目の裏からホイルシールを貼り、目の周りのクマドリも別パーツになっていてとても質感が高いです。
但し、個人的な印象としては目の色はオレンジで回りは黒ではなく白の印象があるので塗り替えてあります。ちょっと奥目なので見え辛いですが……
額の∀マークはキットに付属している転写デカールを使いました。凹モールドに貼るので少々難易度が高いですが、しっかと位置決めしてやればモールド内に収まります。失敗しても予備があるのが心強いです(笑)

更にどアップ。
う~ん…目の周りは分からないですね
肩の装甲にちょっとパール効果が見えますかね
それにしても、ちょんマゲに立派なヒゲと外国人が思うニッポン風味ってヤツでしょうかね。

胸部ハッチフルオープンです。
ヒンジも目立たないし良くできてます。上から二番目のベーンは特にヒンジが極小でヘタりやすいので取り扱い注意です。
ターンエーの立体物には必ずこの胸部ミサイルが再現されていますが、劇中で使うシーンってありましたっけ
(空っぽのコンテナに預かった核ミサイルを詰めてはいましたけどね)

背部のハッチは月光蝶用のナノマシン散布口であることが今回判明しました。
非常に残念なことにこのキットには月光蝶エフェクトパーツは付属していないので、腕の立つ猛者は自作しちゃって下さい。
全身に刻まれているモールド(特に腕)はスジ彫りと段落ちモールドが複雑に絡んでいるので事前にケガキ針でケガいておくとスミがキレイに入ります。
といっても膨大な量になるので、小さいケガキ針でコリコリやっていると非常に空しくなるので要注意です

胸の十字は差し替えることで白十字にもできます。個人的にはこちらの方が好みかな~

ターンエーは少し離れて見ると、胸が青一色でのっぺりしているのでこの白十字の方が見栄えがいいように思えます。
多分作画が大変なのでオミットされたと思うのですが、実はこの白十字が描かれたミードさんのイラストってあまり記憶に無いんですよね
一番最初に発表されたときのイラストでしたっけ

胸のコンテナはとても精度が良くて気持ちよくスライドします。
牛も乗せてみましたが、本来はミサイルパーツを外して乗せるのが正しい牛の乗せ方ですね
牛のエピソード(TVでは「ローラの牛」の回)は映画ではカットされていたのが非常に残念です

ここからようやくポーズ集になります。
これは個人的にターンエーガンダムの中で一番好きなシーンで、ロランがいがみ合う地球とムーンレイスの間で葛藤し、自身がムーンレイスだと打ち明けるところです。
「僕はムーーーンレイスなんですよぉぉぉーーーー!!」
「僕は二年前、月から来ました…でも月の人と戦います。けれども地球の人とも戦います。人の命を大事にしない人とは僕は誰とでも戦います!」
う~ん…名セリフだ

この意味不明なポーズは、OPで主要登場人物がしているポーズですね。腕を上げるときに肩の装を巻き込んで逃がすのが良く分かるかなっと。

これはパッケージ横にもあるお馴染みのポーズですね。
再現するにはスタンドが必須なので、バンダイから発売されているアクションベース(白)を使ってます。
取り付けは一般的な股間ではなく背中になるので(専用パーツ付き)ちょっと勝手が違いますが、スタンドがあればポージングの幅がグッと広がります。
流れるような脚のラインが抜群です
(こうやって書くと何かイヤラシイですが)

これもまぁお馴染みで、説明書にも載っているミードさんのイラストポーズですね。ビームライフル初登場です。
この何気ないポーズの中にも、従来のモデルでは再現できなかった新要素が詰まっています。
ということで、気合が入りすぎなのか武器を撮る前にもの凄いボリュームになってしまったので各種武装は近日中にUPします。
「次回のターンエーガンダムは、コレン、ガンダムと叫ぶ。その声は風に乗った……」
バンダイの方でも100体目予想キャンペーンとかやっていて、ネットでも色々な予想が飛び交っていましたが、大方の予想に反して節目となる100体目に選ばれたのがコイツでした。
個人的はRX-78のVer.2.0なんかがくるといいなと思っていましたが、ターンエーの世界観やチャレンジングなデザインなんかを考えると、100体目としてこれ以上は無いチョイスだったと思います。
既に発売されて暫く経つので、無塗装派の方は完成させている方が多いと思いますが、自分も手に入れた直後に仮組みを始めて、あまりの楽しさに1日で組み上げてしまいました。

前回のゲルググの最後にちょろっと載せていたのでご覧になった方もいらっしゃると思いますが、無塗装でパチパチっと組んだだけですが、とっても良くできていて(キットがね)一通りギミックの確認や各種ポーズを付けたりして楽しみました。
ガシガシ動かしても塗装剥げとか気にしなくてもいいのがパチ組みの良いところですね。

ひとしきりパチ組みを楽しんでから、一旦バラバラに分解し(不毛だ…)、ゲート跡の処理やヒケの処理などいつも通りの下処理を施し、塗装したのがコイツです。
お盆休みを挟んでいたのですが、いつもより短期間で完成したのはデザインがシンプルなのと、前回のゲルググのような魅せる為の内部フレームが存在しないからですかね。まぁ、いつも以上にアドレナリンが出まくっていたのもあると思います(笑)
塗り分けパターンはほぼ設定を踏襲しているので、上の無塗装パチ組みとさほど変わらないですが

一応いつも通り黒立ち上げからのグラデ塗装しています。
基本となるホワイトは、ベースグレーの上からクレオスのクールホワイトで立ち上げてますが、ターンエーは全身にディテールが走っているのでグラデーションは控えめにしました。
今回使用したクレオスのクールホワイトは、低価格ながら発色がとても良く、隠蔽力も申し分ないスグレ物でした。色味もクールホワイトの名前が示す通り黄味や緑味のない純白に見えます(厳密には違うんでしょうが)。
更にターンエーの設定であるナノスキンによる自動修復装甲を再現するのに、ベタではありますがパールホワイトによるコーティングもしました。
写真では分かりづらいですが、遠目で見ると純白で近くに寄るとパールの粒子が確認できる2WAY仕様です(笑)
今回久しぶりにガンダムタイプのMSを組んだのですが、ガンダムタイプのトリコロール塗装はいつも悩みます。
ガンダムの印象を決定付ける胸のブルーは、最近流行のコバルト系ブルーに白を加えて明度を上げた物ではなく、インディブルー系をチョイスしました。
具体的にはガンダムカラーのブルー11に目分量でドボドボっとブルー12を加えて作った物です。比率的には7:3か6:4位ですかね?いい加減でスイマセン…
胴回りや足先の赤は、いつもは単品売りもしていて入手しやすいガンダムカラーのレッド1を使うところですが、今回はGP02用に含まれているレッド11を使いました。蛍光色に近い非常に発色の良い赤で、いいアクセントになりました。
黄色は以前RX-78を塗った際に調合した残りなので詳細は覚えていないのですが、イエローに黄燈色、白を適当に混ぜた物です(テキトーだなぁ)
各色は発色を良くする為に一旦ホワイトで立ち上げてから塗ってます。

ターンエーは背面の立ち姿もスマートでかっこいいですね~
設定身長は20メートルでRX-78ガンダムより大きいのですが、腰周りは1/144サイズ位しかなくて、そこから伸びる脚がまた尋常でない長さで、まるでCLAMP先生が描く人物のような人間離れした体型を誇っています。さすが外国生まれのガンダムだけありますね……
スラスターベーンや各関節のメカ色は、ガイアカラーのEXシルバーに同じくガイアのEXブラック、クリアーブラックで調色したオリジナルのガンメタです。
既存のガンメタと比べると顔料系のブラックを混合している為か、ちょうど鉛筆の芯のような鈍い鉛色になりました。
いつもよりギラギラ度は低めですが、スケール感やパールホワイトの装甲とのマッチングは高くなったかと思います。
足元の牛は、キットの成型色に黒のポスカで適当に模様を書いただけの手抜きです……
ライトでてかっちゃっているので、つや消しコートくらいしておけば良かったですね


バストアップです。
おヒゲは先端にいくにしたがって薄く鋭く削ってみましたが、ここまで寄ると分かりゃしません

実際には効果抜群なので必須工作ですね。
目の周りは従来のガンダムタイプから進化していて、クリアイエローの目の裏からホイルシールを貼り、目の周りのクマドリも別パーツになっていてとても質感が高いです。
但し、個人的な印象としては目の色はオレンジで回りは黒ではなく白の印象があるので塗り替えてあります。ちょっと奥目なので見え辛いですが……
額の∀マークはキットに付属している転写デカールを使いました。凹モールドに貼るので少々難易度が高いですが、しっかと位置決めしてやればモールド内に収まります。失敗しても予備があるのが心強いです(笑)

更にどアップ。
う~ん…目の周りは分からないですね

肩の装甲にちょっとパール効果が見えますかね

それにしても、ちょんマゲに立派なヒゲと外国人が思うニッポン風味ってヤツでしょうかね。

胸部ハッチフルオープンです。
ヒンジも目立たないし良くできてます。上から二番目のベーンは特にヒンジが極小でヘタりやすいので取り扱い注意です。
ターンエーの立体物には必ずこの胸部ミサイルが再現されていますが、劇中で使うシーンってありましたっけ

(空っぽのコンテナに預かった核ミサイルを詰めてはいましたけどね)

背部のハッチは月光蝶用のナノマシン散布口であることが今回判明しました。
非常に残念なことにこのキットには月光蝶エフェクトパーツは付属していないので、腕の立つ猛者は自作しちゃって下さい。
全身に刻まれているモールド(特に腕)はスジ彫りと段落ちモールドが複雑に絡んでいるので事前にケガキ針でケガいておくとスミがキレイに入ります。
といっても膨大な量になるので、小さいケガキ針でコリコリやっていると非常に空しくなるので要注意です


胸の十字は差し替えることで白十字にもできます。個人的にはこちらの方が好みかな~

ターンエーは少し離れて見ると、胸が青一色でのっぺりしているのでこの白十字の方が見栄えがいいように思えます。
多分作画が大変なのでオミットされたと思うのですが、実はこの白十字が描かれたミードさんのイラストってあまり記憶に無いんですよね

一番最初に発表されたときのイラストでしたっけ


胸のコンテナはとても精度が良くて気持ちよくスライドします。
牛も乗せてみましたが、本来はミサイルパーツを外して乗せるのが正しい牛の乗せ方ですね

牛のエピソード(TVでは「ローラの牛」の回)は映画ではカットされていたのが非常に残念です


ここからようやくポーズ集になります。
これは個人的にターンエーガンダムの中で一番好きなシーンで、ロランがいがみ合う地球とムーンレイスの間で葛藤し、自身がムーンレイスだと打ち明けるところです。
「僕はムーーーンレイスなんですよぉぉぉーーーー!!」
「僕は二年前、月から来ました…でも月の人と戦います。けれども地球の人とも戦います。人の命を大事にしない人とは僕は誰とでも戦います!」
う~ん…名セリフだ


この意味不明なポーズは、OPで主要登場人物がしているポーズですね。腕を上げるときに肩の装を巻き込んで逃がすのが良く分かるかなっと。

これはパッケージ横にもあるお馴染みのポーズですね。
再現するにはスタンドが必須なので、バンダイから発売されているアクションベース(白)を使ってます。
取り付けは一般的な股間ではなく背中になるので(専用パーツ付き)ちょっと勝手が違いますが、スタンドがあればポージングの幅がグッと広がります。
流れるような脚のラインが抜群です


これもまぁお馴染みで、説明書にも載っているミードさんのイラストポーズですね。ビームライフル初登場です。
この何気ないポーズの中にも、従来のモデルでは再現できなかった新要素が詰まっています。
ということで、気合が入りすぎなのか武器を撮る前にもの凄いボリュームになってしまったので各種武装は近日中にUPします。
「次回のターンエーガンダムは、コレン、ガンダムと叫ぶ。その声は風に乗った……」
もちろんスクラッチなどする腕がある訳もございません(笑)
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文中の単語にリンクしているのでしょうかちょっと笑ってしまいました(笑)
パールが掛かっていると独特の質感があって良いですねぇ。ナノスキン装甲の表現としては、やっぱりパール塗装がいちばん向いているような気がします(実はパール塗装のターンA見るの、初めてなんですよ)。
目はやっぱりオレンジですよねぇ! 今度作る時はオレンジにしよう~っと♪
ナノスキン=パールはベタ過ぎるかなと思いましたが、それ程主張しすぎず収まったのは嬉しい収穫でした。
オレンジ目はキットのクリアーパーツを生かす為にクリア系を使ったのですが、奥目なので目立ちにくく効果の程は定かではありません(汗)
顔料系のオレンジで塗ったほうが良かったかも…
また訪問させていただきます。ぺガンの完成も楽しみにしてま~す。