パキスタン北西部チャルサダのバシャ・カーン大学で20日、武装集団による攻撃があり、19人が死亡し17人が負傷した。約3時間に及ぶ治安当局との銃撃戦の間に、襲撃犯4人も死亡したという。
パキスタン・カラチ(CNN) 記録的な猛暑に見舞われているパキスタンで、同国の緊急当局は25日までに、南部シンド州の大都市カラチでの死者数が800人となったほか、同州の他の都市でも38人が死亡したと明らかにした。
パキスタン南西部バルチスタン州のダム建設現場で11日未明、武装集団が建設作業員の宿舎を襲撃し、就寝中の建設作業員に向け銃を乱射した。地元メディアによると、作業員20人が死亡、3人が負傷し、武装集団は逃走した。AFP通信によると、同州の分離独立を主張する地元武装組織「バルチ解放軍」が犯行を認めた。
報道によると、殺害されたのは、いずれも州外から来ていた作業員。同州は鉱物資源などが豊富だが、国内で最も貧しい地域の一つとされ、分離独立を掲げる武装組織の活動が活発化している。政府はインフラ開発などを進めているが、州外の労働者を連れてくるケースが多く、地元住民には不満がたまっていると言われる。
報道によると、殺害されたのは、いずれも州外から来ていた作業員。同州は鉱物資源などが豊富だが、国内で最も貧しい地域の一つとされ、分離独立を掲げる武装組織の活動が活発化している。政府はインフラ開発などを進めているが、州外の労働者を連れてくるケースが多く、地元住民には不満がたまっていると言われる。
パキスタン東部ラホール(Lahore)にある2か所のキリスト教教会で15日、イスラム武装勢力「パキスタン・タリバン運動(Tehreek-e-Taliban Pakistan、TTP)」による自爆攻撃が相次ぎ、14人が死亡、70人以上が負傷した。また、事件に怒った住民らが暴動を起こし、TPPへの関与が疑われた2人が殺害された。