Pre-Amp.用定電圧電源の試作である程度満足出来るものが一応完成しましたので
この電源を搭載する事にこだわりたいと思います。出てくる音とは別です。
問題はやたらとトランスが多く、スペースの大半を占めてしまう事と
先に御紹介したAttenuatorもやたらとスペースを取ります。
依って、MONO構成にする方針で計画する事にしました。
Phono部はCR型の製作し易い構成を採用したいと思います。
初段5755のカスコード接続、CRを挟んで2段目は5755 SRPP出力、
Line Outは5755パラでSRPP Trans. KS16611L1出力
で構成するつもりです。
ついでに全部5755なので定電流DC点火を採用したいと思います。
Filter Condenserはフィラメント電源を除いて以前御紹介しました
513C Axial Leads Capacitorを採用する予定でいます。
Condenser容量が小さいのでチョークは
なるべく大きなInductanceのものを調達しなければなりません。
Chassis構成は散々無い頭を絞って2段重ねにし、下側のChassisに電源部
上側に増幅部を搭載するシンプルなものが無難だと判断しました。
そこで手頃な弁当箱スタイルのChassisを探したのですが、国内標準品に
なかなか希望通りのものが見つからない為、以前御紹介した750A駆動用
Power Amp.に使用しましたHammond社のChassisから選ぼうとしましたが
これもイマイチでした。そこでBud Industries Inc.(USA)の手頃な大きさの
ものが有りましたので、これを購入しました。
しかしながら、送料を含めると、日本で特注出来てしまうかもしれません。
約¥16,000(W12”xD8”xH2.5”とH3”のものを各2個)
もかかりました。
アメリカ、カナダなどInch単位を使用している国の弁当箱スタイルのChassis
は、Metric単位の日本製アルミ板を天板に使用するとちょうど良い寸法で
750A駆動用Power Amp.にも採用しています。