Western Electric 何でも骨董団

銭は無いけど、大好きWestern Goods

Western Electric Pilot Lamp

2005-05-29 16:04:24 | Weblog
プリアンプを製作したいと思い始めてから、必要な部品を集めだして
赤のレンズと緑のレンズの可愛いPilot Lamp KS-16102-L1,2を
見つけたので購入しました。MONO構成のAmp.のL側に緑、R側に赤を
つければ、いつも配線間違いをしているので、ちょうど良いと思います。

Western Electric Miniture Tubes Pre-Amp.計画

2005-05-29 15:22:46 | Weblog
Pre-Amp.用定電圧電源の試作である程度満足出来るものが一応完成しましたので
この電源を搭載する事にこだわりたいと思います。出てくる音とは別です。
問題はやたらとトランスが多く、スペースの大半を占めてしまう事と
先に御紹介したAttenuatorもやたらとスペースを取ります。
依って、MONO構成にする方針で計画する事にしました。
Phono部はCR型の製作し易い構成を採用したいと思います。
初段5755のカスコード接続、CRを挟んで2段目は5755 SRPP出力、
Line Outは5755パラでSRPP Trans. KS16611L1出力
で構成するつもりです。
ついでに全部5755なので定電流DC点火を採用したいと思います。
Filter Condenserはフィラメント電源を除いて以前御紹介しました
513C Axial Leads Capacitorを採用する予定でいます。
Condenser容量が小さいのでチョークは
なるべく大きなInductanceのものを調達しなければなりません。
Chassis構成は散々無い頭を絞って2段重ねにし、下側のChassisに電源部
上側に増幅部を搭載するシンプルなものが無難だと判断しました。
そこで手頃な弁当箱スタイルのChassisを探したのですが、国内標準品に
なかなか希望通りのものが見つからない為、以前御紹介した750A駆動用
Power Amp.に使用しましたHammond社のChassisから選ぼうとしましたが
これもイマイチでした。そこでBud Industries Inc.(USA)の手頃な大きさの
ものが有りましたので、これを購入しました。
しかしながら、送料を含めると、日本で特注出来てしまうかもしれません。
約¥16,000(W12”xD8”xH2.5”とH3”のものを各2個)
もかかりました。
アメリカ、カナダなどInch単位を使用している国の弁当箱スタイルのChassis
は、Metric単位の日本製アルミ板を天板に使用するとちょうど良い寸法で
750A駆動用Power Amp.にも採用しています。


Western Electric KS-9457-L3 21 Step Attenuator

2005-05-29 14:25:53 | Weblog
今回、御紹介するAttenuatorは、TECH LABO製のSW切り替え式のただの可変抵抗ですが
内部配線変更に依り立派なAttenuatorになります。更に変更すべき箇所は64kΩの
上がいきなり226kΩになってしまうので、162kΩ抵抗を47kΩ程度の抵抗に
交換すれば約100kΩで使い易くなると思います。
直径は70mm、シャフト長さを含めない奥行きは50mmと大変デカイです。
2個で約5,000(送料込み)と値段も手頃ですが、私が購入した後、
約倍の値段になってしまって残念です。このAttenuatorを用いて、先回御紹介
しましたPower SupplyにWE5755 SRPP+Trans. Outを組み込んだPre-Amp.
を製作したいと思います。ついでにPhono Amp.も組み込む予定です。
(予定は未定。何時完成するか判りません。)

Western Electric Miniture Tubes 電源 4

2005-05-08 17:21:28 | Weblog
この定電圧電源の内部をご紹介するの忘れていましたので、画像をUPします。
青色の抵抗WE KS16266L2Aは、大破させたD176176の交換品です。
全て白い抵抗で揃えたものの壊してしまってはどうすることもできません。
電解コン部は自作の513C Cap.を使う予定でしたが足が短い割りに胴長
(自分とそっくり)な為、思いつき配線で寸法的に合わない事から止めました。

Western Electric Miniture Tubes 電源 3

2005-05-08 14:17:47 | Weblog
先回御紹介の定電圧電源に取り合えず単管WE5755ラインアンプを接続してみましたが
一般的なプレート負荷でトランスを十分にドライブしきれませんでした。
そこでSRPPに改造しました。これによりWE5755の様な高内部抵抗の球(約70kΩ)
であっても出力インピーダンスは約15kΩ程度になると推定されます。
改造後、直ぐ音楽を聴いて明らかに改善されているのが分かりました。
このTrans. KS16611L1はロットNo.から71年製
です。オクタルピン接続にもう1ピン足した9ピンリレーソケットに適合する特殊な接続
になっています。
特性はもう一度確認しましたが低域側は8Hz迄伸びています。
0.5dB以内に収まります。20KHzでも同様です。(出力0.48V at1KHz)
優秀な特性からこのトランスをMC 昇圧用並びにLine Outとして
使用したPre-Amp.を是非製作したくなりました。
音質も着色感等、キャラクターは無くあくまでInputされた信号を忠実に送り出す
という印象です。それでありながら音楽が平面的にならいところに好感を持ちました。
最後に画像を見て頂くとお分かりの通り5755はレイション製に変えていますが、
実は又、ミスを犯してしまいました。WE5755に過大入力によってグリッドを
かっ飛ばしてしまいました。
今回の連休はお金を掛けないで、自作を楽しむ筈がD176176抵抗と
WE5755真空管大破で大いに悔やまれます。
試作には高価で貴重な部品や真空管を使うと痛い目に会います。(私だけ?)