Western Electric 何でも骨董団

銭は無いけど、大好きWestern Goods

Western Electric D161310 MC Step UpTransformers

2015-08-30 13:47:25 | Weblog
Westrex10Aは1.3mVの出力があります。よって4倍程度の昇圧比のWEトランスを
探していたら有りました。
D161310です。このトランスの音には感動しました。ベストマッチです。
音の厚み、切れの良さ、広帯域な感じです。なんといっても2次側にシャント抵抗が
不要なので音が伸び伸びしています。価格も安い。2個新品で¥38,000程度です。


Western Electric シェルリード線作成 Part2

2015-08-22 10:30:40 | Weblog
出来上がりました。テフロンチューブで絶縁してあります。
そして音を聞いてびっくりしました。
Westrex 10Aは高域に独特の癖があると思っていたのが、完全に解消され
いままでなにしてきたのかと思うとただもう、呆然です。
あまりこの手のものは信用しない主義でしたが、実際に変わるわけですから
色んな製品が出ているわけです。
SATIN M14,M14Lも同じものを作成して交換しました。

Western Electric シェルリード線作成 Part1

2015-08-22 10:26:06 | Weblog
Westrex 10AにはSonyのヘッドシェル付属の銀線を使用していました。
WEBでシェルリードを検索するとほとんどが銅線、銀線だったので
手元に有ったWEのダイオードが金メッキ銅線だったので
これを用いてシェルリード線を作りました。

Western Electric 300B Amplifier 製作12

2015-08-22 09:54:56 | Weblog
試聴すべく電源ON。おや電圧がでない。
配線間違え1:B電源のセンタータップをアースに落とすのを忘れていた。
配線間違え2:電圧がやたらと低い。なんとWEの板抵抗のセンターボルトが
端子に内部で繋がっていてシャーシアースと繋がり、ゼロバイアス状態でした。絶縁処理実施。
配線忘れ3:ドライバー段のWE399A電池管のバイアス抵抗へのソケット端子からの
配線し忘れ。
自分でも呆れるほどチョンボが多い。
アンプの構成はWE399A直熱5極管のパラレルドライブ、300Bのパラレルシングル仕様。
D162193F出力トランスは1次インピーダンスが1.15KΩ程度なのでパラレルシングル
でしか対応ができないのと2次側直流抵抗が大きいので損失が大きい為、出来るだけ出力を
稼ぎたい。またこのトランスは10Hしかインダクタンスがないので直流を流さないで
パラレルフィ-ドで使っている。
WE399Aは3端子レギュレーターによる定電圧DC点火ですが300Bは位相を変えて
2管でハムを打ち消す交流点火です。
300BのグリッドはWEの200Hのチョークを使用しているがインダクタンスが足りない
ので50.5KΩでかさ上げしてそこから0.5uFのコンデンサーで300Bのバイアス板抵抗に
PFBをかけている。よって板抵抗にはバイパスコンデンサーは付けない。
音の印象はプッシュに負けない力強い音にオール直熱管の繊細さが前面に出てきてとても良いです。
またPFBのおかげで低域は音が張り出してきて分解能も抜群、プッシュと互角以上の低音が出ます。
シングルアンプは音が率直でプッシュには無い魅力があります。シングル党の方が沢山いるのが分かります。まだ調整箇所が有るので試聴を重ねて改良していきます。
それにしても音がとりあえず出るようになって良かった。
最後に、底板には放熱用の穴を明けないといけないのですが、もうしんどくて涼しくなってからやります。