Western Electric 何でも骨董団

銭は無いけど、大好きWestern Goods

Western Electric Miniture Tubes 電源 4

2005-05-08 17:21:28 | Weblog
この定電圧電源の内部をご紹介するの忘れていましたので、画像をUPします。
青色の抵抗WE KS16266L2Aは、大破させたD176176の交換品です。
全て白い抵抗で揃えたものの壊してしまってはどうすることもできません。
電解コン部は自作の513C Cap.を使う予定でしたが足が短い割りに胴長
(自分とそっくり)な為、思いつき配線で寸法的に合わない事から止めました。

Western Electric Miniture Tubes 電源 3

2005-05-08 14:17:47 | Weblog
先回御紹介の定電圧電源に取り合えず単管WE5755ラインアンプを接続してみましたが
一般的なプレート負荷でトランスを十分にドライブしきれませんでした。
そこでSRPPに改造しました。これによりWE5755の様な高内部抵抗の球(約70kΩ)
であっても出力インピーダンスは約15kΩ程度になると推定されます。
改造後、直ぐ音楽を聴いて明らかに改善されているのが分かりました。
このTrans. KS16611L1はロットNo.から71年製
です。オクタルピン接続にもう1ピン足した9ピンリレーソケットに適合する特殊な接続
になっています。
特性はもう一度確認しましたが低域側は8Hz迄伸びています。
0.5dB以内に収まります。20KHzでも同様です。(出力0.48V at1KHz)
優秀な特性からこのトランスをMC 昇圧用並びにLine Outとして
使用したPre-Amp.を是非製作したくなりました。
音質も着色感等、キャラクターは無くあくまでInputされた信号を忠実に送り出す
という印象です。それでありながら音楽が平面的にならいところに好感を持ちました。
最後に画像を見て頂くとお分かりの通り5755はレイション製に変えていますが、
実は又、ミスを犯してしまいました。WE5755に過大入力によってグリッドを
かっ飛ばしてしまいました。
今回の連休はお金を掛けないで、自作を楽しむ筈がD176176抵抗と
WE5755真空管大破で大いに悔やまれます。
試作には高価で貴重な部品や真空管を使うと痛い目に会います。(私だけ?)