Western Electric 何でも骨董団

銭は無いけど、大好きWestern Goods

KS8613 Line Transformer

2008-05-03 18:09:20 | Weblog
1次6k、2次8Ωでスピーカーを直接駆動出来ますの
セールストークにひっかかり購入しました。
ところが、1次巻き線抵抗が約2.5kΩもあり
30mAも流せば熱くて手に持っていられません。
音はとても濃厚、厚みが有って好みです。
本来は1次25k、2次60Ωだそうです。
これならパワーアンプのドライブ用プリの送り出しに
最適です。逆にこのトランスを買ってあったので
パワーアンプを単段パラレルプッシュが可能になった
と思うことにしています。
(価格は物凄い高値でした。借金して買った私)

D-156734 真空管

2008-05-03 16:58:45 | Weblog
1944. Special 205F with a push-type base and silver-plated pins.
For use in the detector and amplifier units of the 3A Privacy System
(converted from the 205D to 205F in 1944).
Burnard Magersさんが紹介しています。
UXソケットに合う442Aと同じと思っていましたが、
フィラメントがM型の二本釣りから3本釣りになっていました。
フィラメントの幅も205F系はきし麺だとするとD-156734は
普通のうどんといったところでしょう。
問題の球代は1本約¥30,000でした。
必死で手持ちの部品をE-bayドイツで売って
Euroを貯めて購入費に充てました。(エーベーItalyより出品)
あと8本出てきたら借金してSpareとして
購入したかったのですが、これでおしまいでした。
まあ、あまり無理な動作をさせなければお墓まで持って逝けると思います。
球の特性はI-177で測定し、1本を除いて殆ど同じです。
その1本も若干GMが低いだけてパラッシュで4本総合特性
で考えれば約3%程度の差に収められるので問題ないでしょう。





新513C チューブラコン

2008-05-03 16:10:38 | Weblog
新たに16個製作しています。
D156734真空管を8本購入出来たので
パラプッシュのバイアス用に合計12個
使う予定です。
プロトタイプは外装にも気を使いましたが
簡易バージョンはスケルトンです。
Aralditeで両端を封止してからエンパイアチューブ被せて
終わりです。
今回はリード線を長くし、太いものを付けました。
プロトタイプは球プリの5755 SRPP出力のカップリングに
使用して非常に自然な音で気に入りました。
フィルムコンの中には高域でぎらつくものが有りましたが
この513Cは落ち着いています。
容量を確認し、更にインダクタンスも目安として測定しました。