Westrex 10 A Reploducer に匹敵するSATIN M14

Westrex 10Aは正直言ってもったいなくて使えない。やはり盆と正月、ゴールデンウィーク限定使用となりつつある。
そこでもう１本、初期型を万札、１００枚搾り出して買うことにしました。
あほと思われようが買います。アホだな～。この万札を揃えるのにWE351Aを６本、秘蔵のWE618Bを売りました。
Westrex 10Aの初期型は針カバーが無いので掃除が楽なのです。音も違うのではと想像しています。
ところが悩ましいカートリッジがばか安値であるのです。それがSATIN　M14なのです。針交換も出来るという変わり者。
ダイレクトカップル独特の高分解能、シャープな音、高出力MCに有りがちな中低域のひ弱さは全くなく結構な馬力が
あります。かといって荒い音は一切でません。音に着色感がないのが良いです。
カンチレバーの音色が全く感じられない。ベリリュームのカンチレバーでは高域に必ず華やいだ着色音がでて
サファイヤカンチレバーも独特の音がする。ボロンとチタンが一番自然で良いと思う。もしSATINにボロン、チタンが有ったら凄いことになっていたかもしれない。
アルミカンチレバーは太くするとSTANTONや初期のSHUREのような太い音だが、細かい音が
出てこない。SATINの場合はアルミカンチレバーだが支点から針先までが短いのでカンチレバーによる情報損失が最小になっていると思う。いわゆるカンチレバーのしなる音がしないのです。
Westrex 10Aに勝てない部分は分解能があと少し足りない点だけですが、価格を考えればM14はりっぱだ。イタリアのエーベーで本体新品をゲット、交換針はヤフオクでゲット。海外の人は古いものを大切に持っているのが凄いことだと思う。SATINでM117、１８BXも持っていましたが全部売りました。他のAudio TechnicaのMC、Shure　Ultra５００なんかもみんな処分しました。

Western Electric 30 Years Service Bulova Accutron Watch その3

この時計の持ち主はＭｒ．　Ｃｈａｒｌｅｓ　Ｊ．　Ｄｏｒｂａｔｈですが、
この時計を修理に出して中身をチェックした時に過去に修理を試みた痕跡があったとのことです。
前の持ち主はよほどＷＥの仕事が好きで誇りを持ってこの時計を身につけていたかったんだと思います。
その夢は残念ながら叶いませんでした。
製造されてから４０年後、この日本で修理されて再びこの時計が動き出すとはなにかのえにしを感じます。
仕事、頑張ろうっと！。ＷＥ２５２Ａの借金返すんだ。

Western Electric 30 Years Service Bulova Accutron Watch その２

時計の内部を撮影してもらいました。
Ｂｕｌｏｖａ　Ａｃｃｕｔｒｏｎの末期に近い製品で
音叉時計、スイープ運針でなんとなく高級感があります。

Western Electric 30 Years Service Bulova Accutron Watch その１

自分は今年、勤続３０周年を迎えてあと７年とちょっとで退職。
なので将来なにか記念になるものが欲しいと思い、この不動品の時計を３年ほど前に
約￥２０，０００で購入しました。ＷＥのエンブレムの下に３０（勤続３０周年の意味）と刻まれています。
比較的に外観状態が良いのは早期に故障したことから使わずに保管されていたと推測しています。

Western Electric LCR RIAA 奇跡のインダクター 45mHenry

いつかはWEのジャンクインダクターでLCRイコライザーを作りたいと思い部品を集めていました。
45mHなるものはなかなか見つからなかったのですがやっと手に入れました。う～感激。
それにしてもこの４５ｍHは相当困難な道のりだった。１個でぴったり４５ｍHは無理なので
２５１Aインダクター１７ｍHのマルチタップと組み合わせてなんとか合計４５ｍHにしたいと
探しまくって全くない。ある日、エーベーを見ていてエレクトロジャンクというお店でD１６１６３４
という得体の知れないインダクターを発見。ねじ止めしてあるので分解できると思い購入したものの
全く中身が抜けない。タップがマルチなので色々と組み合わせを調べて端子３と４をショートさせると
端子２と５で４０ｍHになった。よかった～。お金をどぶに捨てずに済んだのでした。
SOUND PAxxOというお店でWEのジャンクパーツの集合体LCRイコライザーが￥４２０，０００
で売っているのでその画像をよく見るとどうも４５ｍHは２５１Bインダクターを使っている。
多分マルチタップのものだと思う。これも探したがヤフオクで１個売ってて、買い忘れ。
エーベーで１個出ていて他の人にやられてしまい悔しい思いをした。