Western Electric 何でも骨董団

銭は無いけど、大好きWestern Goods

KS 9496 再び

2011-08-01 18:26:23 | Weblog
今日、KS9496 OUTPUT Trans. 1個をUS$68で落札出来た!。
先回は¥55,000程度で落札できなかったので、超ハッピー。
ちなみにこのトランスはプッシュ用なのに18Hしかインダクタンスが無いので
コアにギャップがどうもありそう。
2011年11月3日追記
このトランスを使ったWE300Bアンプを聴いていて750A特有の高域の癖が出てこない
ので不思議に思っていた。どうも300Bアンプのダンピングファクターが意外に高いのではと思われる。そうすると当初ZP=5kΩと思っていたKS9496は10kΩ程度有りそうに
思える。このトランスを調べるとWEのBeach Master AMP.に使われているようで
805が終段にプッシュで使われているので、ZP=10kΩぐらいは有ると思う。
でも最終的に750Aはこのトランスと300Bの組み合わせがベストマッチで良かった。
またしても私の上の階の隣の部屋の住人から、音がウルサイと言ってきた。
前は平謝りだったが、こっちも切れた。この女性がうるさいと言ってきて、
防音室作れと言うので耳栓してちょうだいと言うことにした。
2012年5月4日
ビーチマスターアンプに2次側は9Ωと明記されていた。
そこで2次側9Ω端子に1KHzの信号1Vを供給したところ、1次側は31.07V
でした。なので1次側は8.65kΩとなる。
WE750Aは公証8Ωだが実測値は6Ωなので、300Bアンプとしては
5.76kΩのインピーダンスとなりなからよい値なのかなと思う。

300B プッシュプルアンプ

2011-08-01 18:01:41 | Weblog
結局、最後はWE300B様になってしまった。気になっていた高域の刺す様な音は多極管アンプの
せいだったようだ。(設計も悪かった?)柳腰的WE300B典型の音ではあるけれど、いやな音
は決して出てこない。アウトプットトランス KS9496の音は非常に良いと思った。
音の輪郭は明確でレンジ感もちょうど良い。NFBが無いのでWE750Aは伸び伸びと音楽を奏でるようになった。
整流管は初段、ドライバー段の部品耐圧がぎりぎりの為、WE422A傍熱管とした。
チョークインプット整流を採用。
初段はWE396AのSRPP、ドライバー段はWE396Aのカソード結合型でWE300Bをドライブ。
初段、ドライバー段は直結。
8月28日追記
柳腰的と思っていたものの、エージングが進みその正体が判ってきた。
物凄い浸透力の強い音が750Aから噴出すように音楽が湧き出て来る。
750Aは駆動力の低いアンプでは旨く鳴ってくれないのにWE300Bは見事に鳴らしてくれた。
直熱管らしく、ザックリ切れ込んでくる。
最近、私の上の階の隣の部屋の住人から、音がウルサイと度々苦情が来て困っている。
真上の住人、真横の住人、真下の住人からは一切苦情が来ないのが不思議。

新型アンプの構想

2011-08-01 17:47:51 | Weblog
WE750Aには94A型多極管アンプが指定されており、この掟を11年守ってきたけれど
どうも750Aには会わないような気がしてきた。そこで3極管アンプに切り替えることにした。WE421A単管プッシュにしようとアンプのレイアウトを考えてみた。
定規をあてている寸法は小坂井電子製のKS-320アンプシャーシがちょうどぴったりで価格も良心的なのでこれに決めた。
http://tubeworks.jp/parts/parts_sc.html