Western Electric 何でも骨董団

銭は無いけど、大好きWestern Goods

Vanguard Stereophonic Demonstration Disc SRV-109-SD Westrex 45/45

2012-03-31 12:03:37 | Weblog
ジャケット裏面。
スピーカーのセッティング方法やプリアンプとパワーアンプをもう1セット揃えてください
と解説されています。
当時、アンプもう1セット、スピーカーもう1本揃える出費は相当なものだったと思う。
約50年前の初期ステレオ録音ですが、今聞いても全く違和感がなく、古さも感じない。
ウエスタンの25B Consoleなんかも時代的に合うのか判らないが使われていたんだろうか?。
モニタースピーカーも時代的に合うのか判らないが753Cとか757Aも使われていたんだろうか?。
非常に興味が尽きない。

Vanguard Stereophonic Demonstration Disc SRV-103-SD Westrex 45/45

2012-03-24 14:06:36 | Weblog
ジャケットの裏面には
"This disc is cut with the revolutionary new Westrex 45/45 system. The two walls of the recording groove are at a 45 degree angle to each other, and the track engraved on each of these walls corresponds to each of the two channels of the original stereophonic recording, made by Vanguard engineers” と記載されています。

また1958年のbillboard誌にはWestrex 3-type Feedback Cutter records and the Westrex 10A Moving Coil Pickup Reproducersと大々的に宣伝されています。
おそらくこの両者はセット販売されていたのだと思われます。

このレコードはきっとWestrex 10Aで再生されてこの世に出されたものだと想像しながら
自分の10Aでこのレコードを聴くと、なんとも楽しい気分になれますね。



Vanguard Stereophonic Demonstration Disc SRV-103-SD Westrex 45/45

2012-03-24 13:59:45 | Weblog
1957年11月、世界初のステレオ盤レコードの大量生産を弱小レーベル Audio Fidelity Records が始めた。創業者で社長のシドニー・フレイはウェスタン・エレクトリックのWestrexブランドのステレオレコード製造装置を使い、大手レーベルに対抗しようとした。

このようにこのレコード会社も弱小なので、なにか特徴がないと生きていけなかったのだと思います。
ステレオ再生に活路を見出したのです。多分。

Western Electric KS8868 Interstage Transformer

2012-03-20 17:28:48 | Weblog
オークションでペアーUS$10で6ペアー買ってしまった。
特性も判らないものをよー買うわ。
それで早速昇圧比を調査したところ、1:2.25でありました。
直流抵抗から判断してInterstage Trans.だと思います。
多分、1次15kΩ:2次74kΩ程度と思われる。
周波数測定結果も上出来で30Hz~16kHzがほぼフラット。
端子側の底にはOCT.25 1943とペイントされています。
AUTOMATIC WINDING CO.Inc.製とは聞いたことないトランスメーカー
ですが、CDとプリの間に入れて聞いてみると低域に厚みが有ってなかなか良いトランスなんだな~。
ちなみにこのトランスにはSCRAPのシールが付いていました。
こうやって名も無いトランスは廃棄処分の運命をたどるんだ~。もったいない。