IDDMと共に。

1型糖尿病って何?から始まった私の奮闘日記。

ここまでしたら・・・。 ~産婦人科編~

2006年10月30日 | 病院のこと。
ショックを受けた日に『もともと不妊治療をするつもりではないので、異常がなければ様子を見たい。』
と言う話しをした所、
卵管検査と言うのがあって、卵管が詰まっていないか造影剤を使った検査なんだけど
造影剤を流す事で、卵管の流れが良くなって妊娠する人が結構いるから
治療も同時に行える検査なの。様子を見るのは、この検査をしてからでも良いんじゃない?その代わりこの検査はチョット痛いよ


結局この日、異常が見つかったショックで『考えますとだけ言って帰りました。

で冷静に考えたら、ココまで検査をやったら
万が一後1個以上が見つかっても、やらないより良いかな?
と思えてきてで予約を取って、4日後に行って来ました

『お昼を食べないで来て下さい』、と言われたので
『インスリンも打たないで良いんですか?多分打たないと血糖値が上がっていくと思うのですが…』
素朴な疑問の答えは、その日のうちに返ってきませんでした。
10分位待たされた後、明日また電話下さい、と言われました。
結局『飴とかブドウ糖とかを摂取して、インスリンは打ってください』
と言う指示だったので、午後ティーミルクを飲んで、打って行きました。

…こんなんで、良いのかな?…チョット不安…

検査は30分位だったんだけど、やっぱり痛かった
造影剤を流すと、いた~いと思いつつ我慢、我慢でした。
かなり流れが良く、子宮の形と卵管の位置もらしい。
いや~良かった 
凄い腹痛の時の冷や汗みたいな感じで、辛い思い(一瞬なんだけど)したかいがありました。

次の日(24時間後)にチャント造影剤が散っているかレントゲンを取りに行って終了でした。
チャント散っているかの結果は1ヶ月後に診察に行く時に聞くのですが
問題あったらどうなの?
1ヵ月後じゃ遅くない

ショックその3. ~産婦人科編~

2006年10月26日 | 病院のこと。
1日に3つの科を掛持ちするのは、やはり疲れます

この間の結果を聞けば、もう暫く産婦人科にかからなくて良いと思うと
まだ気が楽です

さて…

血液検査(負荷試験)の結果を見せられましたが、数字が並んでいるだけで
正常値とかが書いてないので全然分かりません。

LH(黄体形成ホルモン)…正常
FSH(卵胞刺激ホルモン)…正常
PRL(乳汁分泌ホルモン)…基礎値は正常だが、負荷後が138ng/mlと異常<(70ng/ml以上が陽性)



寝耳に水って感じです…

『潜在性高プロラクチン血症』
と言うらしい。


<チョットお勉強>
プロラクチン(PRL)は脳下垂体から放出されるホルモンで、
乳腺を刺激して乳汁を分泌させるように働きます。
普通は妊娠が成立するとやや分泌が増え、分娩の終了とともに急激に分泌が増加、
赤ちゃんが乳首を吸う刺激(吸綴刺激)も加わって母乳の分泌を促します。

PRLは、妊娠していない時にもごくわずか分泌されているんですが(32.7ng/ml以下と病院からもらった値に書いてあった)、
何らかの原因で妊娠していない時に
分泌が増加すると、視床下部の刺激ホルモンを抑制して、
排卵障害や黄体機能不全を引き起こします。
そのため月経が不順となったり、さらに不妊症になったりします。


どよ~ん

原因って何ですか?と言う質問に困っている先生。はっきりしたものはないようです。
結局、異常が見つかってしまったので治療が必要になりました。

『アップノールB』と言う薬を妊娠して、安定期に入るまでズット服用し続けなければいけないらしいです。

そもそも治療をしないと、排卵がうまくいかない、
着床しない、もし妊娠しても流産すると言われショック倍増


ホント、体のあちこちが、ボロボロです 普通に生きていくって大変過ぎです。

3つの科から、それぞれの薬をごっそり貰っている自分が
とても惨めな感じになってきて
悲しくなって来ちゃいました。


今後、うまく赤ちゃんが出来ても健康に生まれるか、心配だし、
そもそも自分って、あまり長生きできないんじゃ

ショックその2. ~皮膚科編~

2006年10月25日 | 病院のこと。
右の背中から、脇、胸の下辺りまでかぶれたかな~?と思っていました
ひじにもぶつぶつが出来ていて、
実験台に寄りかかったりしたかな~?位に軽く考えていました。

皮膚科に行くと看護師サンがすぐ来てくれて
『お話は聞いています。チョット見せてもらえますか?』
看護師サンに見せると
『あぁ、これは結構ひどいですね~。
今日は教授しか居なくて…男の先生なので、すみませんが頑張って下さい



いや~背中ですから、堂々と見せますよ


そして先生に診てもらうと…

”帯状疱疹”

と言われました。
水疱瘡のウィルスは、1回かかると体内にずっと残っているらしい。
でも体の抗体が抑えているから、普段は何ともないけど
何かしらの理由(外傷、ストレス、老化)で抗体がなくなってしまって、
残っていたウィルスが暴れている状態らしいです。

私の場合は、脊髄をの右の部分にウィルスが残っていた為に、右側に出てきたらしい。

痛くなかった

と聞かれたが…うぅん…カユイ…そして掻き過ぎると痛い…(当たり前?)

良く分からなかった 鈍感なのかな?

発症して1週間が勝負らしく、その時に適切な処置をしないと一生神経痛が残ってしまったりする、と今更聞かされた
『若いから、大丈夫でしょう。体の中の抗体がウィルスを抑えてくれるのを待ちましょう。
しかし、何で抗体なくなっちゃったのかね?』


こっちが聞きたいわい

IDDMになってから、シックディを経験しないように、手洗い、うがいは
毎日欠かさずしているし…
って思ってたのに 風邪を通り越して、帯状疱疹ですか?

つくづく普通の人と違うんだな~と思いました

ショックその1. ~IDDM編~

2006年10月24日 | 病院のこと。
最近インスリンの効きが悪くなっています
寒くなってきたからかな~?

お昼すぎの血糖値が200を超えてしまう事も度々です。
うぅ、今回は血液検査の結果が悪いかも…と思いつつ
結婚式やら送別会やらで外食の機会も多く、乱れがちな
食生活を変える事なく、当日を向かえました。

HbA1cは…5.3

あれ?先月と変わってないじゃんと思いきや
中性脂肪が36  77 に上がってる
総コレステロールも先月ギリギリの220mg/dlになったのに
今月は252mg/dlに…
まぁ善玉、悪玉両方測ってないので、こちらは微妙ですが
中性脂肪はショック

そういえば最近運動不足…って言うか体調悪くて寝てばかりだったからな~。
まずは、元気になって運動するぞ

先生の診てるIDDMの女性で生理前と普段とインスリンが2倍量違う人がいるんだって。
人によって効き難くなる日も違うし、量も違うので正解はない。
自分が一番分かっているはずだから、うまく折り合いが付けられる所を
ユックリ探して行くんだよ、と言われました。
インスリン量が多くなってきているのが
ちょっと不安だったけど、先生の言葉で安心しました


産婦人科受診の件で、今日の結果に問題がなければ、特に不妊治療をしたい
訳ではないので様子を見たい、と伝えました。
すると、そうね。生理が来て今の状態だと基礎体温も安定しているから
ユックリ様子を見てもいいかもと言ってくれました。
これで1つかかっている病院が減ると思うと
気分がダイブ楽になりました


ところで右脇腹辺りから胸の下辺りまで、2~3週間前から
あせも? 虫刺され?
みたいな痒みがあって、結構経つのに痒みが消えないので
先生に聞いてみた。

即皮膚科へ移される事になりました…


どしたの

もう、いや~!

2006年10月21日 | 病院のこと。
生理が来たので、産婦人科に行ってきました
LH-RH負荷試験をする為です。

LH-RH負荷試験は、下垂体のLHとFSHの分泌予備能を検討する時に行います。
注射前採血をして、次に視床下部より分泌されるホルモンLH-RH(100μg)を
静脈注射して、15分後と30分後、60分に採血して、LHとFSHのレベルを測定します。

通常は、注射の30分後に下垂体のLHとFSHの分泌が最大となるそうで
基礎値(注射前の値)/反応値の組み合わせにより、次のように判定します。

(1)低/低では、下垂体性
(2)低/正常では、視床下部性
(3)高/正常では、卵巣機能欠落型
(4)LHが高/高で、FSHが低/低では、PCO症候群があります。

この試験で4回の採血と1回のホルモン注射があるのです

うぅ~我慢、我慢

まずは基礎値を知るための採血です。
しかし 両腕を使って2回の失敗 頼むよ~、痛いよ~。
3回目にかろうじて採血は成功ですが、ホルモンの注射が出来ないのです。
どうやら血管から外れている様です。
それなのに無理やり、注射器をギュー 痛いって
ヤットその看護師サンが離れ、違う人が来てホルモンを注射しました

すると…くらくらしてきて、気持ちが悪い…
ベッドで少し横になる事にしました。

『私、1型糖尿病なんですが、このホルモンを注射して血糖値とか上がりませんか?』
不安になって、聞いてみました。

『私達も勉強不足なので血糖値との関係は、よく分からないけど…
血糖値は、上がらないと思いますよ。』

『今、何ていうホルモンを注射したんですか?』
『えぇっと、待ってください…』
見せられたのは、薬のカタログ。
LH-RH検査キットって…これじゃ分からないんですけど…。

結局、順調に採血が出来たのは15分後の1回だけで、後の2回はやはり失敗して
反対の腕に変えられ(しかも3人も看護師サンが代わった)、
もう1回は腕の中で血管を探し、ぐりぐり

4回で済むはずの腕の注射の跡は、2倍近い穴があいています
重いものが持てない位ズキズキしてるし…ホント最悪です。

この検査が不安だったので、血糖値を測っておきました。

検査前 : 101
検査中(ホルモン注射後30分後) : 95

上がってない…良かった…

でも次の日にメチャクチャ血糖値が高かったのですが、
体調が悪かったので、何が原因かは分かりませんでした。
月曜日に結果を聞きにいくのですが、
産婦人科に対する不信感でいっぱいになってしまいました。
もう、いや~

特定疾患に。

2006年10月18日 | 素朴な疑問。
 毎日、電車の中で新聞を読んでいます。
しかし、熟練サラリーマンの様にうまく小さく畳んで読めないのです
まだまだ修行が足りんのう… この間は、集中し過ぎて降りる駅を危うく降り損ねる所でした。

17日の新聞に気になる記事を見つけました。

パーキンソン病や潰瘍(かいよう)性大腸炎など、特定疾患の患者への国の医療費助成をカットする動きがあるんです。
全国平均で5万人くらいの人数にしたいらしく、重症の人のみになってしまう可能性も。
代わりに新しい疾患の認定の可能性もあるらしいです。

そして1型糖尿病の会も特定疾患に認定してもらおうと申請をしているらしいです。(現在は、認められていないケド)

1型糖尿病が特定疾患に認定されれば、国を挙げた研究対象になるので
原因もはっきりしてくるだろうし、嬉しい事だけど…
今特定疾患で、助成してもらっている人達のカットは、納得がいかないかも。

私の友人も潰瘍性大腸炎で、悪化すると食事が取れず、入院を余儀なくされる事が多いのです。
仕事をしたくても、なかなか定職に就けない状態です。
そんな人達から、助成がなくなるから、医療費は負担してってチョット
無責任な感じがします

1型糖尿病は人数的にも認定されにくい気がしますが、
個人的には、ホントに困っている人達に助成がまわるといいなと思います。
(もし認定されたら、特定疾患夫婦になってしまう
軟弱夫婦だわ…

いざ!結婚式。

2006年10月16日 | 今日のこと。
週末は、親戚の結婚式でした

先月にフランス料理を食べに行って、リハーサルをしたので
結婚式のお料理も完璧です

ユックリ長い時間をかけて食べる時には、2段階打ちが私には効果的なのです

式は新しく出来たチャペルで、とても綺麗でした。
自分が結婚してから初めての人の結婚式なので、ドキドキです
遅刻したら…と思って前日は良く寝れませんでした

父親と一緒に入ってくる花嫁さんは、とっても綺麗で
結婚式っていいわぁと思いました。

披露宴会場に行くと…何だか見た事ない器が並んでいます。   …ん?…

日本料理だ

フランスパンが出たタイミングで1回目…って思ってたのに、
いつ炭水化物が出てくるのか
想像すら付きません

えぇい適当だ

  …5単位
 寿司    …残りの5単位

ホント適当…しかも瓶ビールで、次から次へと足されるので、どれ位飲んだのか、全然分かりません

2回目のインスリンを打ってから、2時間後の血糖値は

138

お酒を飲んでいたお陰(?)で、上がりが少なかったかも、です

また、幸せを分けてもらいに結婚式に出席したいわ、と思いました。

友人の結婚式。

2006年10月09日 | 今日のこと。
大学時代の男の子が結婚しました

その男の子とは仲が良く、前の職場と彼の職場が近かった事もありあちらの会社の人達とボードに行ったり、BBQをしたりしていました。

会社を辞めて、病気になって、ますます疎遠になっていた人達と久々の
再会でとても楽しい1日でした。
IDDMの事を話しても、皆素直に受け止めてくれて色々質問して知ろうとしてくれる姿勢が嬉しかったです

話す事で世の中に、こういう病気があるんだよ~と言うのを分かってもらえると嬉しいな
そして今後、IDDMの人に会った時に私の事を思い出して偏見なしに見てくれる事を願ってます
なので、みんなの前でインスリン打ちの披露

うわ~針だ注射だぁ 針細くない? ペンみたいだね?
何?これどうやんの?
何処に打つの?

とか…。

でも結局の所、こんな何滴かが体から出ないだけで死にそうになるなんて、人間の体って凄いね~って落ち着きました。

また何も気にせず、焼肉をたいらげを飲みまくる私に
大学の先生が『あまり飲んじゃダメなんじゃないか?もう辞めといた方が良いんじゃないか?』
といつもは悪口しか言わない先生がとっても心配してました

大学時代に隣の研究室だったその先生とは、よく一緒に飲んでいたので
私が底なし(?)なのは良く知っていて
先生位の歳だと、周りに結構インスリン使用者がいるらしく
余計心配みたい

結構食べて飲んでも家に帰って測ったら 89

次の日の朝も 105

飲んでもいい血糖コントロールです
今年の前半は、あまり友人とも会え大人しくしてたから
これからは久々の友人とドンドン会うぞと思いました。

大雨の中の病院。

2006年10月08日 | 病院のこと。
産婦人科で排卵しているかのチェックをする為に
片道3時間近くかけて病院へ向かいます。 しかしこの日は台風のような大雨。
午前だけ会社にいってお仕事をしました。
そして、職場から駅まで歩いて20分近くで、駅に着いた時は腰からしたはびしょびしょ  寒い~

着いた駅から病院までも15分くらい歩くんです。
病院に到着した時は、靴は水浸しで変な音がするし…グッタリでした。


基礎体温の表を見せ、排卵しているかのチェック。
『はっきりと排卵しているかは、分かりません。顕著には見えません。強いて言えば、これかな~と言うのはありますが。』


え?そんなモンなの?

チョットガッカリ…

『排卵したの分かりましたか?下腹部が張るとか…。』
『全然分かりません…』
『人によっては、排卵した瞬間が分かる人もいます。』

えぇ?凄いじゃあ基礎体温付けなくても分かるのね

最近はチャント高温期と低温期の差が出てきたので、『この基礎体温だと何処が排卵日の予想になるんですかね?』と聞いた所
『基礎体温じゃ排卵日はわかんない。』

  何の為の基礎体温? 計画妊娠って何?

『まぁホントに赤ちゃんが欲しければ、3日に1回位のペースで夫婦生活をすればいいんだよ。わっはっは。』

おい、おっさんそれじゃぁ先生いらないじゃんか。

雨の中ぐっしょりになって言って。言われた事だったから余計頭に来た感じでした。
『次は生理が来て5日以内に血液検査をするから、生理が来たら連絡して。まぁ来ないで妊娠しているのが一番いいんだけど…楽で。』

何だがチョット不信感…もともと基礎体温が一定にならないので機能が正常かどうかを調べてもらう為に行き始めたのに
完全に不妊治療に入ってる感じがして、若干戸惑いがあります。
次は旦那サンの精子を測る、とか言ってるし…。

血液検査で問題がなければ、もう大丈夫だと思うので
一時期産婦人科に通うのは辞めようかなぁと思う今日この頃です

フットケア。

2006年10月05日 | 新しく覚えたこと
IDDMになったのが、1月だったので乾燥の季節でした。
フットケアの事を知ったばかりだったので、毎日クリームをヌリヌリ

早くも10ヶ月目に突入です。
今では、フットケア~? くらいの関心のなさです

季節は秋になり、段々乾燥してきた様です。
最近かかとの裏あたりがかさかさ…何か引っ掛かりがある気がするなぁ…と思っていました。

そして昨日。
いつもの様に裸足での中をプラプラしていると、
絨毯の毛(輪)にかかとのささくれみたいのが引っかかりました。

『ぎゃ~ 流血した~

 歳?
今までの冬にこんな経験した事なかったのに…しかもまだ冬じゃないし…
何とかしなければ と即日Loftで秘密兵器を購入。

商品名は『かかとしっとり! ゆびぐっぱ』

凄い名前だけど、使ってみると気持ち良い
5本指が何だか違和感があるけど、
土踏まず部分にふくらみがあって、疲れた足にも最適かも。

そして脱いでみると、かかとがホントにシットリしてるの

今年はこれで乾燥を乗り切るぞ