『Welcomeのぶ・ろ・ぐ』A recluse in Manila

隠遁オヤジは今日もまた桜散る散る日本と陽はまた昇るマニラにて世の無常を嘆きつつ、後は野となれ山となれ。

ツバメ到来

2013年04月10日 | 閑話休題(世相、健康、独白等)
早くもツバメが飛来してきたようです。

なぜなら、毎年我が家の玄関上の内側向きの壁に巣を作るのですが、その下にフンが数個落ちていたからです。

昨年は巣を二つも作ってひな鳥を飛び立たせて元気に帰っていきました。

巣を二つ作ったということは、それぞれ違う”家族”が飛来したということでしょう。

同じ巣ではどうも具合が悪いのかもしれませんね。ツバメの世界にもいろいろな「掟」があるのかもしれません。

今年はどちらの巣に卵を産み落とすのか分かりませんが、驚くべきは、ツバメの遺伝子の中に、「来年はこの季節に日本の岐阜県のこの場所に行ってヒナをかえして戻ってくるべし」とインプットされていることです。

そのためだけにはるばる海を渡って来るツバメが愛おしいじゃありませんか。

ツバメが来ると、邪魔する者が現れます。スズメが邪魔をしにくるときがありますし、たまに蛇も来るんですよ、我が家の庭には。

一度、玄関のドアを開けたら蛇がブラーンと目の前にぶら下がってきたので腰が抜けそうになりました。

どすんっと落ちたので、傘でうまくすくって、狭い庭の草むらの中に落としてやったら、何処へともなく這って消えました。

また、あるときは、我がご母堂が玄関のドアを開けっ放しにしておいたら蛇が入ってきて、ご母堂、あわや踏みつけそうになり、これまた腰を抜かしかけた折節、郵便屋が書留を持ってきたのをもっけの幸いと、郵便屋を呼びつけ、「この蛇をどこかへもっていってくりゃれ」と懇願すれば、郵便屋、「ペットボトルかなにかないか」と聞くので、「おぉ、あるべし」とて、あわてて台所より使い終わりたるペットボトルと割り箸を差し出せば、郵便屋、わりばしにて巧みに蛇の首元を抑え、ペットボトルの入り口を蛇の頭に差し出せば、蛇、入らむとてペットボトルにこそ入りけれ。(なんでこんな文体になるんや)
「さて、この蛇いかがいたさむ」と聞けば、ご母堂、わななくわななく「よきにはからえ」とのみ。
郵便屋、用事もそそくさと済ませて、ペットボトルを持ち帰りき。

まあ、途中の田んぼか草むらに捨てたんでしょうなぁ。
それにしても、このときの郵便屋さんは気の毒なことでした。
書留を持ってきたら帰りに蛇を持って帰るハメになったのですから。
こんな春の珍事があったのでした。

あっ、ツバメの話でしたね。

そんなわけで、温かい目でツバメを見ていこうじゃありませんか。




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