中京投打に順調

　練習試合観戦　　　中京高校ＶＳ志学館（千葉県）
第一試合
中　京 ０１７１００１３２　１５
志学館３００００００１０　　４

梶田、伊藤、中尾ー高森

第二試合
志学館２２０１０００００　５
中　 京００４００３０２ｘ　 ９

中尾、江川、堤、大抜ー坂東

　２試合を観戦しての印象は、打線につながりが出てきたということだ。
ここ数試合で堤（謙）が本塁打を放っているが、元来はシングルでつないでいく
パターンが多いチームだと思う。堤ブラザースの好調さに加え、高井、橋本、が
復帰し、小野にも当たりが出てきた。服部、山川、岩渕、西橋も好調。高森は
リードに専念。(高井はきょう第一試合でサイクル安打だった。)

　打線はセンターを中心にはじき返す打撃ができていたことが、結果的に連打に
つながっていったと思う。特に第一試合の３回のビッグイニングはセンター中心に
左中間、右中間に飛んだ打球だった。

　山川主将もようやく落ち着いてきた印象。彼を中心に皆声が出る元気のいい
チームになってきた。このチームはレギュラーと控の差がほとんどないので、
チーム内でのポジション争いは他に類を見ないほど厳しい。こういう高い次元での
競争が個々の自信につながり、それがチーム全体の自信へと変わっていく。
あとは投手陣に期待したい。

（志学館高校の印象）
大変礼儀正しく、選手全員が大きな声で返事をするなど、
とても好感が持てるチームでした。これから伸びるチーム
だと思いました。