同人誌発送状況
同人誌を申し込んで下さった方の発送を全て完了しました。
5日待っても届かなければ、早急にご連絡ください。
今回Jガーデンが近く、すぐさま在庫整理に入りますので。
よろしくお願いします。
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オリンピック、女子シングル~!!
明日からはじまりますね!
テレビでも色々と特集されていて、ワクワクしながら見ています。
浅田選手はよく見るけど、鈴木選手と村上選手の映像が少なくてちょっと不満。
外国のライバル選手よりも、日本人選手をもっと見せてほしいのにな。
そんなライバル選手を分析していこうかなと。
まずはリプニツカヤ選手から!
スケーティングはお姉さんスケーターと比べると見劣りするかな。
伸びがない気が。こればっかりは仕方がない。
プログラムコンポーネントスコアのスケーティングスキル、SSの点数は
あまり出ないのではと思います。
そして団体戦のSPみたいに、ものすごくセカセカした滑りにならないといいなと思います。
緊張してたのがビシバシ伝わってきた。
スケーティングが発展途上で、しかも緊張して固い滑りだとプログラムに入りづらいです。
(余談ですが、スケーティングといえば、男子のトマッシュベルネル選手の滑りがよく伸びて、
気持ちが良いです。是非とも見てもらいたいです~)
プログラムコンポーネントスコアに、繋ぎ(トランジッション・TR)という項目があるのですが、
彼女は繋ぎに軟体なポーズを色々と入れていて、こちらの点数は高くもらえるのではと思います。
彼女の武器であるジャンプ!高難度ジャンプの成功率は相変わらず凄い。
ただ彼女はジャンプがどれも小さく高さが低いです。
今は大きく幅のあるジャンプが評価されるので、それからすると加点はつきづらいです。
あとルッツジャンプにエッジエラーがつくかどうか。
団体のフリーでは、ジャンプの着地がちょっと詰まって、流れてない感じがしました。
着地したジャンプが流れないと、加点がつきません。
けど、個人ではこのへんは修正してきそうな気がします。
彼女のもう一つの武器、スピンはやっぱりスピードが速くて、ポジションが凄すぎる。
ただ、あまりにも軟体なポジションなので、スピンしながら移動してます。
スピンしながらの移動は、トラベリングといって減点対象だったと。
特に団体フリーの最後のスピンはテレビ越しでも1メートルぐらい移動してて、ちょっと酷い。
足を後ろ向きに持ち上げるよりも、前向きに持ち上げるスピンは特にバランスがとりづらいのかも。
個人では頑張って踏ん張って欲しいです。
演技全体としては、技の終末にもうちょっと神経をつかってほしいかな。
スパイラルやスピンのあとにブンッって感じで足を下ろさずに、
もっと気を遣って丁寧にやってほしいなぁ。
プログラムは、SPもFSもとっても素敵なプログラムを用意してくれてると思います。
特に私はFSのシンドラーのプログラムが好きです。
去年とか、彼女の表現はただしゃきしゃきこなしている感じだったのですが、
シンドラーでは年齢に応じた雰囲気が出ててとてもいいです。
次はキムヨナ選手を。
スケーティングはバックで蹴る回数が多いです。最初の大技、3-3の前は5~6回、
これがせめて3~4回にできないかな。
彼女は大きな3-3を飛べますが、ジャンプ前の沈み込みが深いので
(沈み込むジャンプは減点対象だっただと)もう少し沈み込みが改善されればと思います。
試合のジャンプを見る限り、ジャンプが年々小さく、最近の試合では回転不足気味で
転んでしまいそうな怖い降り方になっていました。
しかしここはオリンピックに向けて改善してくると思います。
スピンは、ポジション、回転も普通です。Y字スピンの軸足がもう少し膝が伸びたらなとは思います。
彼女は体が硬く柔軟性が他の選手にくらべてないので、
足を上げて上体を下げ、頭を上げて滑るスパイラルという技のポジションが美しくないです。
もう少し柔軟性のある美しいポジションが見たいですが、ここ数年変わりないです。
彼女の武器は、上半身の柔らかい動きだと思います。演技がとても滑らかに見えます。
しかし逆を言えば、めりはりがないです。
彼女の今期のFSのプログラムが、私はあまりタイプではないです。去年のレミゼラブルの方が好みかも。
プログラムが「アディオス・ノニーノ」なんですが、彼女の流れるような上半身の動きから、
ぴしっ、ぴしっとしたタンゴ特有の雰囲気を感じづらいのです。
彼女が滑らかな動きの中にメリハリをつけ、ポーズをびしっと決められたら、いいのになと思います。
あと彼女は体力がないので、そこが少し不安要素です。
彼女は最初の3-3(3ルッツー3トウループ)と、プログラム後半のルッツジャンプが難しいジャンプで、
後は優しい構成になっているので、ミスはしずらいですが、それでも今期はSP、FS両方そろえてノーミスではまとめられてません。
次はコストナー選手を。
スケーティングは絶品。
ジャンプも決まれば大きくて、流れがある!
(回転不足気味なものはありますが、それはもう年齢的に仕方ないかも)
エッジエラーがない。
所作がとても美しい。
ステップ高速!ひゃほー。
スピンは普通かな。
技と技の繋ぎ、トランジッション・TRは少ないかなという指摘はあります。
素敵な選手ですが、
1にも2にも彼女はジャンプの安定感がない……です。
あと高難度にできそうだけど、あまりしない。
やっぱりジャンプの安定感が問題なんだろうな……。
SPはまだノーミスが何度かありますが、FSでノーミスする彼女を私は一度も見たことがない……気がします。
転ばなければ、本当に素敵なのに……。
そしてソトニコワ選手を
彼女もまだ若い選手です。
スケーティングスキルは、リプニツカヤ選手よりもいいと自分では思います。
ダイナミックな滑りをします。動きも大きい。
もう子供の滑りではない、お姉さんの滑りだなと思います。
最高難易度の3-3、ルッツループをとべるなど、ジャンプの才能は突出してます。
スピンもポジジョンが美しく、スピードが速い。
リプニツカヤ選手の軟体スピンは別次元としてのぞけば、
よいスピンをすると思います。
彼女も1にも2にもジャンプの安定感が欲しいです。
ジュニアの頃は転ぶこともなく、今のリプニツカヤ選手のような無敵選手だったのですが、
体型変化でジャンプの感覚が狂ったのか恐ろしいほど転ぶようになり、
いまはましですが、やはり転ぶことの多い選手です。
彼女の体の使い方は好きですが、まだ若干所作が荒いかな?
ジャンプもいいのもあるけど、綺麗に流れてないのも多いです。
では、グレイシーゴールド選手を
美人ですよね……かわいい。それはさておき。
彼女はルッツ+トウループの3-3、キム選手と同じジャンプを飛びますが、
高さと幅はゴールド選手の方が大きい時があり、流れもあります。
キム選手はスピードがありますが、助走が長く沈み込みがあるので、
ジャンプの入りから出をトータルしてみると、グレイシー選手が上ではないかと思います。
スケーティングは、まだこれから磨こう、という感じがしています。
スピンは綺麗なポジションが取れます。
表現はとってもキビキビしています。
以前、チアガールのようだと言われてましたが、そんな感じ。
なのでしっとりしたプログラムは似合わないのでは?と言われていましたが、
今回はややしっとり系を雰囲気よく滑っていると思います。
ガブリエラ・デールマン選手
ルッツジャンプがえげつないぐらい大きいです
幅、高さが凄いので、弾丸のようにぶっとんでいきます。
最初に見た時は、思わず「えええっ」と声が出ました。凄すぎて。
彼女の成功したルッツ+トウループの3-3は大きさでいったら出場選手中、最高だと思います。
SP、FSともに是非とも冒頭のジャンプを注目してもらいたいと思います。
スケ-ティング、表現については、
これから練習していけば、もっと伸びていく余地のある選手だと思います。
ポリーナ・エドモン選手
彼女も大きなルッツ+トウループの3-3を飛びます。
彼女もデールマン選手ほど巨大ではないですが、
ゴールド選手に負けない、大きく質のよいものを飛んでいると思います。
彼女はまだ若いですが、
スケーティングは同世代の選手に比べて、美しいと思います。
長身で体型変化も終わっている感じで、ジャンプミスが少ない。
そして高難度ジャンプをプログラムにギュッと詰め込んですごいです。
オリンピック、もう後半に入りましたね~。
羽生選手、金メダルおめでとうございます
男子シングルは、フリーのノーミスがいない(ような)
もっのすごい混戦だったなあと思います
羽生選手、これまでも4回転サルコウは試合ではなかなか決まらなかったけど、
オリンピックでも難しかったのね。
決まらないジャンプって、一種の癖みたいになっている気がする……。
しかし4回転サルコウは転けること前提だったとしても、
フリップのお手つき(転倒?)と、最後のルッツからの三連続が認められなかったのは痛かった……。
しかし後半トリプルアクセルからのコンビネーション、1.1倍の点数荒稼ぎが効いてたと思います。
トリプルアクセル大得意の羽生選手だからこそ、できたプログラムだよなあ。
ライバルのチャン選手も、ミスが多すぎましたよね
チャン選手は以前からアクセル系のジャンプの失敗が多かったけど、
トリプルアクセルのお手つきだけじゃなく、ダブルアクセルまでオーバーターンで、
三連続の最後の3回転サルコウがダブルに。
けどこの三連続の最後のサルコウがダブルになる失敗は前にもあったぞ、確か……。
そして最後のヘロヘロしたスピン。見てるのがちょっと辛かった……。
オリンピックにはマジ魔物が住んでる……と思いました。
町田選手は、SPでの最後のルッツ2回転が3回転だったなら銅もいけたのに……と思います。
けどそれを言えば、フェルナンデス選手も、フリー最後のサルコウが飛び過ぎでノーカウントにならなきゃ多分銅……だし。
ブレジナ選手も、4回転サルコウ2回も決まったのに!どうしてアクセルで……だし。
高橋選手は、4回転が両足だったけど、後は感動しました。何だか全体が美しくて。
この全体が美しい、というのはアボット選手もそうだったな。
アボット選手のSPの転倒は息が止まりそうでしたが、
立ちあがってからの演技は根性感じました。そしてFSはただ美しかった。
高橋、アボット選手とも、選手としてはかなりのベテラン、いつ引退してもおかしくないので、
若手で彼らのような、全身から何か滲み出るような美しいスケーターが早く出て来て欲しいです。
あぁ、あとベルネル選手は本当にスケーティングが美しかった。滑りだけずっと見ていられるわ。
ハンヤン選手は、SPの小芝居がちょっとイラッとすることがあるけど、何だか癖になってリピートして見てしまいます。
いつも加点てんこもりのトリプルアクセルは、オリンピックでも絶好調だったな。
デニステン選手は、よく纏まってたと思います、動きもよかった。
レイノルズ選手は、FSは見た目はノーミスですが、回転不足をガンガン取られて寂しい点数になってたな。
一応、4回転3回飛んだんだけどな……まとまりのある演技だったと思うけど。
年を追うごとに表現がよくなってきている気がする。もっとプログラムコンポーネントスコアの点をください。
今夜はアイスダンスのフリーダンスがありますね~。
アメリカ、カナダ、フランス、イタリア、ロシア、ドイツペアのプログラムが楽しみです。
日本のリード兄弟は、あとほんのちょっとの点差でフリーに進めなくて残念だったよ……。
2月4日に千葉県市川市から同人誌を申し込んで下さった方、
ご連絡したいことがあるので、メールをいただけたらと思います。
(用紙に連絡用メルアドの記載をいただいていたのですが、
そのアドレスにメールが送れなかったので……)
お手数ですが、どうぞよろしくお願いします。
発送状況
冬コミ発行の同人誌ですが、
2月1日までに申し込んで下さった方の発送を完了しました。
五日ほど待っても届かなければ、早急にご連絡ください。
いよいよ!【フリースケーティング】のジャンプ構成を語ります~!
基本となるジャンプの基礎点一覧。よく使う物のみ、もう一回おさらいを。
3回転アクセル(3A)→8.5点
3回転ルッツ(3Lz) →6.0点
3回転フリップ(3F)→5.3点
3回転ループ(3Lo) →5.1点
3回転サルコウ(3S)→4.2点
3回転トゥループ(3T)→4.1点
2回転アクセル(2A)→ 3.3点
2回転ループ(2lo)→ 1.8点
2回転トゥループ(2T)→1.3点
ノーミスで滑った場合に、基礎点の高い順に書き出してみました。
構成はどうしようかと思いましたが、最近のものから。
(スピン、ステップの基礎点は除き、純粋にジャンプのみ)
ただ、ソチの本番にジャンプ構成を上げたり、
下げたりと変えてくるかもしれないので、あくまで目安として。
あ、以前のブログにも書きましたが、
フリースケーティングは、コンビネーション3回も含めて合計7回ジャンプが飛べます!
★より後のジャンプは後半なので、基礎点に1.1倍のボーナスがつきます。
それを加算した得点です。敬称略。
※計算間違えていたら、教えて下さい……ケアレスミス多いので。
① 浅田真央/日本
3Aが2本の構成か1本の構成かわかりませんが、どちらにしてもトップなので。
『3A2本』
3A(8.5) 3A+2T (9.8)3F(5.3)
★ 2A+3T(8.14) 3S(5.3) 3F+2Lo+2Lo(9.79)3Lo(5.61) 52.44点
『3A1本』
3A (8.5)3F+2Lo(7.1) 3Lz(6.0)
★ 2A+3T (8.14)3S(4.62) 3F+2Lo+2Lo(9.79) 3Lo(5.61) 49.76点
② アデリナ・ソトニコワ/ロシア
3Lz+3Lo (11.1)3F(5.3) 3Lo(5.1)
★ 2A+3T(8.14) 3F+2T+2T(8.69) 3S(4.62) 2A(3.61) 46.56点
③ ユリア・リプニツカヤ/ロシア
3Lz+3T(10.1) 2A+3T+2T(8.7)
★ 3F(5.83) 2A (3.61)3Lo+2T (7.04)3S(4.62) 3Lz(6.6) 46.5点
④ ポリーナ・エドモン/アメリカ
3Lz+3T(10.1)3F+1 Lo+3 S(10)2A(3.3)
★3F(5.83)3Lz(6.6)3Lo+2T (7.04)2A(3.61) 46.48点
⑤ グレイシー・ゴールド/アメリカ
3Lz+3T(10.1)2A+3T(7.4)3Lo(5.1)
★ 3F(5.83)3Lz(6.6)3 S +2T+2T(7.48)2A(3.61) 46.12点
⑥ ガブリエラ・デールマン/カナダ
3Lz+3T(10.1)2A+3T(7.4)3F(5.3)
★3Lz(6.6)2A(3.61)3 S +2T+2T(7.48)3Lo(5.61) 46.1点
⑦ 村上かなこ/日本
3T+3T(8.2)3Lz(6.0)3Lo(5.1)
★3F+2T(7.26)3F(5.83)2A(3.61)3S+2Lo+2Lo(8.58) 44.58点
⑧ 鈴木明子/日本
3F+2T+2 Lo(8.4)2A+3T(7.4)3Lz(6.0)
★3F(5.83)3Lo(5.61)3 S +2T(6.05)3 S(4.62) 43.91点
⑨ アシュリー・ワグナー/アメリカ
3F+3T(9.4)2A(3.3)3 S(4.2)
★3Lo+2ASEQ(7.39 ) 3Lz(6.6)3Lo(5.61)3 F+2T(7.26 ) 43.76 点
⑩ マエ・ベレニス・メイテ/フランス
2A(3.3)3S+3 T(8.3)3Lz(6.0)3F(5.3)3Lo+2T(6.4)
★3Lo(5.61)2A+3T(8.14) 43.05点
⑪ キムヨナ/韓国
3Lz+3T(10.1)3F(5.3)3S+2T (5.5)
★3Lz(6.6)2A+2T+2Lo(7.04)3 S(4.62)2A(3.61) 42.77点
⑫ ジジュン・リー/中国
3F+2T(6.6)2A+3T(7.4)3Lz(6.0)3 S +2T+2 Lo(7.3)
★3F(5.83)3Lo(5.61)2A(3.61) 42.35点
⑬ ケイトリン・オズモンド/カナダ
3F+2T(6.6)2A+3T(7.4)3Lz(6.0)3 S(4.2)
★3F(5.83)3T +2T+2T(7.73)2A(3.61) 41.37点
⑭ カロリーナ・コストナー/イタリア
3Lz(6.0)2A(3.3)3F+2T(6.6)3Lo(5.1)
★3 T (4.51 ) 3 S(4.62)3 S +2T(6.05 ) 36.18 点
※ヨーロッパ選手権の構成から抜き出しましたが、基礎点が低すぎるので、
多分、二つ目のジャンプは2A+3Tにする予定ではないかと。
あと3連続ジャンプがないので、最初の3F+2Tの後か、後半の3 S +2Tの後に
2Tか2Loがつきそうな気がします。
FSは7回ジャンプが飛べるので、
構成も色々とバラエティに富んだものになっています~。
FSでは、みんなエッジエラーのあるジャンプも1回は組み込んできます。
エッジエラーのあるものでも入れないと、基礎点が下がるからです。
★ショートとフリーの合計点の高い順★
SP FS
① 浅田真央 21.39 + 52.44 =73.83(1回構成だったら、71.15)
② ユリア・リプニツカヤ 19.23 + 46.5 =65.73
③ ポリーナ・エドモン 19.03 + 46.48 =65.51
④ グレイシー・ゴールド 19.34 + 46.12 =65.46
⑤ ガブリエラ・デールマン 19.03 + 46.1 =65.13
⑥ アデリナ・ソトニコワ 17.13 + 46.56 =63.69
⑦ 村上かなこ 17.66 + 44.58 =62.24
⑧ キム・ヨナ 19.03 + 42.77 =61.8
⑨ ジジュン・リー 19.03 + 42.35 =61.38
⑩ 鈴木明子 17.13 + 43.91 =61.04
⑪ アシュリー・ワグナー 15.84 + 43.76 =59.6
⑫ ケイトリン・オズモンド 17.13 + 41.37 =58.8
⑬ マエ・ベレニス・メイテ 16.6 + 43.03 =58.5
コストナー選手は構成がはっきりしないので割愛。
ジャンプの基礎点の合計は、浅田選手が73.83点でトップです。
2位のリプニツカヤ選手と最大8点、最低でも6点ぐらい差があるので、
3Aを一回転倒しても回りきって転べば、基礎点はトップのままです。
浅田選手は、FSで3Aを一度も飛ばずに2Aにしても、
65.95点で基礎点はトップになります。
ジジュン、ヨナ選手は、SPは基礎点が高いですが、
FSの基礎点が低いので、SPのアドバンテージがひっくり返されて、
合計の基礎点では村上、ソトニコワ選手の下になります
FSの基礎点が低いということは、簡単で安全な構成ということです。
ミスを抑えられます。
ただ基礎点が低いので、ミスをしたらもっと基礎点が下がり、
一個のジャンプミスが致命傷になります。
ジジュン選手は3F+3Tが飛べるので、
フリーの3F+2T(3-2)を3F+3T(3-3)に変えて基礎点を上げるかもしれません
そうすれば基礎点が2.8点あがるので、64.18点。合計基礎点が6位になります。
ヨナ選手はトップ選手では唯一、3Lo(トリプルループ)を試合にいれてません
試合に組み込めないほど、成功率が低い……苦手なのだと思います。
基礎点が割合と高い3回転のジャンプが1つないことで、
これ以上点を上げる構成が組めません。
SP、FSと難しい3Lz+3Tを飛ぶのに、他の3Lz+3Tを飛ぶ選手よりも
3~4点低くなってしまうのはそのせいです。
ちょっとでも基礎点を上げるなら、前半に飛ぶ3Fか3S+2Tを
後半のジャンプにしてボーナスを稼ぐという方法もありますが、
足の疲れる後半にジャンプを固めてしまうのはリスクが高いです。
こうしてみると、トップの選手は、
① 3A、もしくは3-3を飛び、
② 2回転にセカンドトリプルをつける2A+3Tを入れて、
③ 3回転からはじまる3回転-2回転-2回転の3連続ジャンプ
というのが基本構成で、これらが得点源です。とてもレベルが高い。
3Aや3-3は難しいので、
どの選手もフリースケーティングの最初に飛びます。
2回転にセカンドトリプルをつける2A+3Tは
3-3の次に難しく得点が高いので、選手によって
足が疲れてないプログラム前半にもってきたり、
ボーナスをもらうために後半に組み込んだりと色々です。
プログラムの最後のジャンプは、疲れもあるので
簡単な2Aや得意ジャンプで終わる選手が多い中、
ただ一人、ドヤぁ!とばかりコンビネーションの
2A+3Tを飛んでくるメイテ選手はかっこいいと思います
3連続ジャンプは6種類のどのジャンプにつけてもいいです。
簡単なジャンプほどミスなく飛べるので、簡単なものか得意ジャンプ
トリプルサルコウ(3S)、トリプルフリップ(3F)が多いです。
トリプルトウループ(3T)でもいいですが、①と②で2回つかうことが多く、
一つのプログラムで同じジャンプは2回までの、
回数制限にかかって使えないことが多いです。
三回転の後につける連続の二回転は基本、2T+2Tですが、
Lo(ループジャンプ)が得意な選手は、
2Lo+2Loにかえてきます。これだと2T+2Tに比べて基礎点が
1点あがり、後半ボーナス1.1倍でもっと得点があがります。
上位選手で3回転+2Lo+2Loを飛ぶのは、浅田、村上選手です。
特に浅田選手は後半に3F+2Lo+2Lo(9.79)を飛んで、
3Lz+3T(10.1)に近い高得点を稼いでいます。
また2T+2Tよりももうちょっと基礎点を上げるために、
ジジュン、ヨナ選手は片方だけLo(ループジャンプ)に置き換えて、
2T+2 Loという組み合わせにしてます。
トップ選手では、ヨナ選手がダブルアクセル(2A)からはじまる
2-2-2の一番簡単な3連続になっています。超安全構成です。
また、リプニツカヤ選手は2-3-2 という、
間に三回転が入った、得点が高く珍しい3連続になっています。
3-2-2の3連続が基本の中、
3F+1 Lo+3 Sと間に一回転ループという、
一見「ジャンプミス?」みたいなジャンプを挟んで、
3回転ジャンプをつないだ3-1-3という
ごっつい(と私には思える)三連続ジャンプを飛ぶ
エドモン選手は男前だと思います
最近、流行りなのかこのジャンプを飛ぶ選手が女子やジュニアにちらほら。
そして基礎点も10点ととても高いです!
そしてジャンプに関してもうひとつ。
男子シングルの選手と違って、
女子シングル選手のジャンプのピーク、
いちばんジャンプが飛べる年齢は15歳前後と言われています。
女子は体型変化がはじまる前、子供体型の頃が、
体も軽く難しい3-3が回転不足もなくバンバン飛べます。
今回のオリンピック出場選手でいうと、
リプニツカヤ・エドモン・デールマン選手がその年代にあたります。
この時期の選手は、ジャンプに安定感があることが多くて
高難度でもノーミスができる確率が高いと思います。
リプニツカヤ選手は去年からシニアにあがってシニアの大舞台も経験していますが、
エドモン、デールマン選手はまだ大きな大会の経験が浅そうなので、
その辺がどうでるんだろう?と思います。
体型変化がくると背が伸びて肉がつき、体のバランスが変わってくるので、
ジャンプが飛べなくなり、苦しむ時期がきます。
どんなにジャンプが飛べていても、その時期を乗り越えられず消えてしまう選手もいます。
今、残っている20代前後の選手は、体型変化を乗り越え、
ある程度のジャンプ能力をキープしつつ、
本番で力を出しつつ大崩れしない、生え抜きの選手だと思います
ただ、十代半ばのようなジャンプは望めないので、
練習して磨いたスケーティングや表現で差をつけて戦います。
ジャンプがピークの若手女子ともジャンプの基礎点で
戦える浅田選手は、とても強いです。
リプニツカヤ選手は体型変化がきているようで、
太らないようにかなりダイエットしていると聞きました。……大変だ
ソトニコワ選手も体型変化に苦しんでいましたが、
何とか乗り越えて今期、安定してきたと思います。
沈んでいく選手、乗り越えられる選手を見ていると、
何となくですが、体重がつきすぎなければ乗り越えられそうな気がします。
けど若い女の子にダイエットは……きついだろなあ。
ロシアには、ソトニコワ選手と同年代の、
タクタミシュバという3Aも練習していたジャンプの得意な選手もいましたが、
体型変化を上手く乗り越えられていない感じです。
何とか乗り切って、またシニアの大会で姿を見せてくれたらと思います。
次は、スケーティングとスピンについて簡単に、
その次に選手について語れたらと思っています。
業務連絡
冬コミの通販、
1月23日までに申し込んで下さった方の発送を完了しました。
5日ほど待っても届かなければ、早急にご連絡ください。
同人誌発送状況
1月20日までに、同人誌を申し込んで下さった方の発送を完了しました。
5日ほど待っても届かなければ、早急にご連絡ください。
フィギュアスケートを今日も語ります。ふふ
興味がない方、すみません……。
そして今日は「エッジエラー」を。
ロングエッジとも言うかな。同じ意味です。
これは殆どの女子が抱える問題で、点数に関係してきます。
色々と理屈はありますが、ざっくり簡単に説明すると
得点の高いジャンプである
3Lz(トリプルルッツ)……飛ぶ際に左側のエッジが外向き
3F(トリプルフリップ)……飛ぶ際に左側のエッジが内向き
で、飛ぶ際に正しい方向にエッジが傾いてないことを言います。
女子は殆どの選手にこのエッジエラーがあります。
逆に上手く飛び分けのできる選手が数えるほどしかいません。
オリンピック出場決定(もしくは濃厚)選手で、
★3Lz(トリプルルッツ)を飛んでいるのに、3F(トリプルフリップ)の
エッジになってしまってエラー(e)を取られる選手は(敬称略)、
ユリア・リプニツカヤ
アデリナ・ソトニコワ
アシュリー・ワグナー
浅田真央
村上かなこ
ケイトリン・オズモンド
ジジュン・リー
ほか多数
★3F(トリプルフリップ)を跳んでいるのに、3Lz(トリプルルッツ)の
エッジになってエラー(e)を取られてしまう選手は(敬称略)
グレイシー・ゴールド
キム・ヨナ
ポリーナ・エドモン
バレンティナ・マルケイ
ほか多数
★エッジがまっすぐ気味なので、3Lz(トリプルルッツ)なのに3F(トリプルフリップ)、
、3F(トリプルフリップ)なのに3Lz(トリプルルッツ)と、時により
両方のジャンプでエラー(e)を取られてしまうのは(敬称略)、
鈴木明子
★上手く飛び分けられる選手は(敬称略)
カロリーナ・コストナー
コートニー・ヒックス(オリンピックに出ないですが)
ほかに誰かいたら教えてほしいです。
エッジエラーになると、採点表にeマークがつきます。
そして殆ど-(マイナス)の評価になってしまいます。
2013の世界選手権では、エッジエラーがあると-0.1~-0.7の減点でした。
綺麗に飛んだらできばえで少しだけ評価されますが、それでも±0かな。
※ちょっと修正。
ルッツとフリップが見分けられない……スロー再生でもわからないと思ったら、
試合後にだされる採点表(ジャッジスコア)をみるとよいかと思います。
ルッツと思ったものが、エッジエラーのフリップかもしれません。
またフリップはターンからジャンプに入る選手が多く、エラーが超見分けづらいです。
エッジエラーのジャンプは構成から抜いてしまう選手もいますが、
エラーはあっても、フリーでは「加点少なめでも、綺麗に飛んだら基礎点はもらえるから」
てな感じで1本は入れる選手が多いです。
安定してきたら、エッジエラーがない、若手のヒックス選手はとても有利だと思います。
※1月24日、ジジュン・リー選手追加。復調してきました。四大陸頑張れ~。
フィギュアスケートをよく見るようになってから、冬はいつも楽しませてもらっています。
プログラム曲、ジャンプ構成(文字の羅列)を知るだけでワクワクします。
ソチオリンピックがもうすぐですね~
日本選手がんばれ~!
かねてから予告していた、フィギュアについて書こうと思います。
ほんっとうにフィギュアスケート(女子限定)のことしか語ってないので、
興味の無い方はすみません
プログラムを語ろうと思いますが、とりあえずジャンプの種類と、
その基礎点、難易度に関しては一度書いておいた方がいいような気がします。
ウイキさんの力もかりながら……と思ったら、長くなりました。
知っている方は読み流してください。
決定的に間違っていたら、どうぞご指摘を……。
ジャンプの種類は6種類。飛び方もざっくり説明。
★アクセル(Axel 略記:A) 難易度:最高A →前向きに踏み切って飛ぶ
★ルッツ (Lutz略記:Lz) 難易度:高 → 右足をついて飛ぶ。飛ぶ際、左足のエッジが外側に倒れてる。
★フリップ(Flip略記:F) 難易度:やや高 →右足をついて飛ぶ。飛ぶ際、左足のエッジが内側に倒れてる。
★ループ (Loop略記:Lo) 難易度:中 → 飛ぶ瞬間、腰かけの体勢になる。
★サルコウ (Salchow略記:S) 難易度:低 →飛ぶ瞬間、足の形が八の字。たまに膝が曲がっているような人も。
★トゥループ (Toe loop略記:T) 難易度:最低 →左足をついて飛ぶ。
エッジとは、スケート靴の金属部分です。飛ぶ瞬間、左足の金属部分が内側に倒れているか外側に倒れているかで、ルッツとフリップは見分けられます。一番簡単な見分け方です。この二つは、ジャンプを飛ぶ瞬間、選手の真後ろ、もしくは真正面から撮影されていると、よくわかります。内側、外側にしっかり倒れていると、真後ろ、真正面の撮影でなくてもわかります。
※(たまに逆回転ジャンプの人がいます。その人は左足をつくので、右足のエッジの向きで判断しますが、逆回転選手は少数です)
女子は、六種類の三回転を組み合わせて戦います。
ジャンプには基礎点というがあり、それぞれ点数があります。難しいほど点数が高いです。
3回転の中ではアクセルが一番難しいので、点が高いです。
主なジャンプの得点
3回転アクセル(3A)→8.5点
3回転ルッツ(3Lz) →6.0点
3回転フリップ(3F)→5.3点
3回転ループ(3Lo) →5.1点
3回転サルコウ(3S)→4.2点
3回転トゥループ(3T)→4.1点
↓ここから下は国際試合に出てくるレベルの選手にとっては簡単。
助走なしでも飛べる人もいます。
2回転アクセル(2A)→ 3.3点
2回転ループ(2lo)→ 1.8点
2回転トゥループ(2T)→1.3点(間違ってました……修正)
全部のジャンプが2回転、1回転でも基礎点はありますが、点数が低いので割愛。
主に試合に投入されるものだけを選びました。
【ショートプログラム】では、ジャンプは3回飛べます。ジャンプの配置は自由ですが、ジャンプに関して決まり事があります。ざっくり言うと
①必ずダブルアクセル(2A)かトリプルアクセル(3A)を一回入れる。
②必ずコンビネーション(3回転-3回転か、3回転-2回転)を入れる。
③三回転の単独ジャンプをいれないといけない。
【フリープログラム】では、ジャンプを7回飛べます。ジャンプの決まりはざっくり言うと
①同じジャンプは、2回までしか飛んではいけない。同じジャンプを2回飛んでいいのは2種類だけ、しかも片方はかならずコンビネーションにしないといけない。
②回転数が違えば、違うジャンプとみなす。
③コンビネーションを使っていいのは3回まで。そのうち一つは三連続ジャンプにしていい。
④ダブルアクセル(2A)かトリプルアクセル(3A)をかならず1回は入れる。
ショートプログラムも、フリープログラムもプログラムの後半に飛べば、基礎点の1.1倍のボーナスがつきます。ただプログラム後半は足がつかれてきているので、失敗の確率が高くなり、リスキーです。
ジャンプの性質上、コンビネーションジャンプ(3回転-3回転、3回転-2回転)の二個目のジャンプは、ループ(Lo)か トゥループ(T)しかつけられません。
6種類ある3回転ジャンプの後に、
3回転ループ(3Lo)か 3回転トゥループ(3T)ジャンプをつけたら、
どれも3回転-3回転と呼ばれますが、その難しさは段違いです。
3回転-3回転は10種類
あり、難易度も全く違います。
3回転-3回転の組み合わせと、その基礎点を難しい順に。難易度はあくまで3-3の10種類を比較してのものです。
★がついているのが、オリンピック出場予定が濃厚な(もしくは決定)選手です。
難易度 組み合わせ 点数 投入したことある現役選手(敬称略)
最高A 3Lz -3Lo 11.1点 ★アデリナ・ソトニコワ/ロシア
最高 3F- 3Lo 10.4 点 ★浅田真央/日本
高 3Lo-3Lo 10.2点 大庭雅/日本
サマンサ・セサリオ/アメリカ
キャロライン・ジャン/アメリカ
難しい 3Lz-3T 10.1点 ★ユリア・リプニツカヤ/ロシア
★グレイシー・ゴールド/アメリカ
★ポリーナ・エドモン/アメリカ
★エレーネ・ゲテバニシビリ/グルジア
★アデリナ・ソトニコワ/ロシア
★キム・ヨナ/韓国
★ガブリエラ・デールマン/カナダ
宮原さとこ/日本
エレーナ・ラジオノワ/ロシア
アンナ・ポゴリヤラ /ロシア
マリア・ソツコワ/ロシア
あとシニア、ジュニア多数
少し難しい 3F-3T 9.4点 ★アシュリー・ワグナー/アメリカ
★カロリーナ・コストナー/イタリア
★ジジュン・リー/中国
その他・ジュニア
難しくない 3S-3Lo 9.3点
3Loー3T 9.2点
3Tー3Lo 9.2点
優しい 3Sー3T 8.3点 ★マエ・ベレニス・メイテ/フランス
簡単 3T-3T 8.2 点 ★鈴木明子/日本
★村上佳奈子/日本
あと大勢
一番、基礎点の高い3回転-3回転(3Lz -3Lo)を飛ぶのは、ソトニコワ選手です。
彼女は、3Lz-3T、3T-3Tも場合によって使い分けて跳ぶ、ジャンプの天才です。
シニアに上がってから安定感がなくジャンプミスが多かったですが、今期は安定してます。
コンビネーションの二本目に3Lo(トリプルループ)を飛ぶのは、超絶難しい上に、ループというジャンプの特性上、回転不足を取られやすいです。しかもループジャンプは選手によって、ジャンプの起点がわかりにくいという難点があります。回転不足を正確にとれるのかという問題もあるかと思います。
※中国のジジュン・リー選手は3F-3Tだったので修正。3Lz-3Tとばかり思ってました……。