オリンピック、女子シングル~!!
明日からはじまりますね!
テレビでも色々と特集されていて、ワクワクしながら見ています。
浅田選手はよく見るけど、鈴木選手と村上選手の映像が少なくてちょっと不満。
外国のライバル選手よりも、日本人選手をもっと見せてほしいのにな。
そんなライバル選手を分析していこうかなと。
まずはリプニツカヤ選手から!
スケーティングはお姉さんスケーターと比べると見劣りするかな。
伸びがない気が。こればっかりは仕方がない。
プログラムコンポーネントスコアのスケーティングスキル、SSの点数は
あまり出ないのではと思います。
そして団体戦のSPみたいに、ものすごくセカセカした滑りにならないといいなと思います。
緊張してたのがビシバシ伝わってきた。
スケーティングが発展途上で、しかも緊張して固い滑りだとプログラムに入りづらいです。
(余談ですが、スケーティングといえば、男子のトマッシュベルネル選手の滑りがよく伸びて、
気持ちが良いです。是非とも見てもらいたいです~)
プログラムコンポーネントスコアに、繋ぎ(トランジッション・TR)という項目があるのですが、
彼女は繋ぎに軟体なポーズを色々と入れていて、こちらの点数は高くもらえるのではと思います。
彼女の武器であるジャンプ!高難度ジャンプの成功率は相変わらず凄い。
ただ彼女はジャンプがどれも小さく高さが低いです。
今は大きく幅のあるジャンプが評価されるので、それからすると加点はつきづらいです。
あとルッツジャンプにエッジエラーがつくかどうか。
団体のフリーでは、ジャンプの着地がちょっと詰まって、流れてない感じがしました。
着地したジャンプが流れないと、加点がつきません。
けど、個人ではこのへんは修正してきそうな気がします。
彼女のもう一つの武器、スピンはやっぱりスピードが速くて、ポジションが凄すぎる。
ただ、あまりにも軟体なポジションなので、スピンしながら移動してます。
スピンしながらの移動は、トラベリングといって減点対象だったと。
特に団体フリーの最後のスピンはテレビ越しでも1メートルぐらい移動してて、ちょっと酷い。
足を後ろ向きに持ち上げるよりも、前向きに持ち上げるスピンは特にバランスがとりづらいのかも。
個人では頑張って踏ん張って欲しいです。
演技全体としては、技の終末にもうちょっと神経をつかってほしいかな。
スパイラルやスピンのあとにブンッって感じで足を下ろさずに、
もっと気を遣って丁寧にやってほしいなぁ。
プログラムは、SPもFSもとっても素敵なプログラムを用意してくれてると思います。
特に私はFSのシンドラーのプログラムが好きです。
去年とか、彼女の表現はただしゃきしゃきこなしている感じだったのですが、
シンドラーでは年齢に応じた雰囲気が出ててとてもいいです。
次はキムヨナ選手を。
スケーティングはバックで蹴る回数が多いです。最初の大技、3-3の前は5~6回、
これがせめて3~4回にできないかな。
彼女は大きな3-3を飛べますが、ジャンプ前の沈み込みが深いので
(沈み込むジャンプは減点対象だっただと)もう少し沈み込みが改善されればと思います。
試合のジャンプを見る限り、ジャンプが年々小さく、最近の試合では回転不足気味で
転んでしまいそうな怖い降り方になっていました。
しかしここはオリンピックに向けて改善してくると思います。
スピンは、ポジション、回転も普通です。Y字スピンの軸足がもう少し膝が伸びたらなとは思います。
彼女は体が硬く柔軟性が他の選手にくらべてないので、
足を上げて上体を下げ、頭を上げて滑るスパイラルという技のポジションが美しくないです。
もう少し柔軟性のある美しいポジションが見たいですが、ここ数年変わりないです。
彼女の武器は、上半身の柔らかい動きだと思います。演技がとても滑らかに見えます。
しかし逆を言えば、めりはりがないです。
彼女の今期のFSのプログラムが、私はあまりタイプではないです。去年のレミゼラブルの方が好みかも。
プログラムが「アディオス・ノニーノ」なんですが、彼女の流れるような上半身の動きから、
ぴしっ、ぴしっとしたタンゴ特有の雰囲気を感じづらいのです。
彼女が滑らかな動きの中にメリハリをつけ、ポーズをびしっと決められたら、いいのになと思います。
あと彼女は体力がないので、そこが少し不安要素です。
彼女は最初の3-3(3ルッツー3トウループ)と、プログラム後半のルッツジャンプが難しいジャンプで、
後は優しい構成になっているので、ミスはしずらいですが、それでも今期はSP、FS両方そろえてノーミスではまとめられてません。
次はコストナー選手を。
スケーティングは絶品。
ジャンプも決まれば大きくて、流れがある!
(回転不足気味なものはありますが、それはもう年齢的に仕方ないかも)
エッジエラーがない。
所作がとても美しい。
ステップ高速!ひゃほー。
スピンは普通かな。
技と技の繋ぎ、トランジッション・TRは少ないかなという指摘はあります。
素敵な選手ですが、
1にも2にも彼女はジャンプの安定感がない……です。
あと高難度にできそうだけど、あまりしない。
やっぱりジャンプの安定感が問題なんだろうな……。
SPはまだノーミスが何度かありますが、FSでノーミスする彼女を私は一度も見たことがない……気がします。
転ばなければ、本当に素敵なのに……。
そしてソトニコワ選手を
彼女もまだ若い選手です。
スケーティングスキルは、リプニツカヤ選手よりもいいと自分では思います。
ダイナミックな滑りをします。動きも大きい。
もう子供の滑りではない、お姉さんの滑りだなと思います。
最高難易度の3-3、ルッツループをとべるなど、ジャンプの才能は突出してます。
スピンもポジジョンが美しく、スピードが速い。
リプニツカヤ選手の軟体スピンは別次元としてのぞけば、
よいスピンをすると思います。
彼女も1にも2にもジャンプの安定感が欲しいです。
ジュニアの頃は転ぶこともなく、今のリプニツカヤ選手のような無敵選手だったのですが、
体型変化でジャンプの感覚が狂ったのか恐ろしいほど転ぶようになり、
いまはましですが、やはり転ぶことの多い選手です。
彼女の体の使い方は好きですが、まだ若干所作が荒いかな?
ジャンプもいいのもあるけど、綺麗に流れてないのも多いです。
では、グレイシーゴールド選手を
美人ですよね……かわいい。それはさておき。
彼女はルッツ+トウループの3-3、キム選手と同じジャンプを飛びますが、
高さと幅はゴールド選手の方が大きい時があり、流れもあります。
キム選手はスピードがありますが、助走が長く沈み込みがあるので、
ジャンプの入りから出をトータルしてみると、グレイシー選手が上ではないかと思います。
スケーティングは、まだこれから磨こう、という感じがしています。
スピンは綺麗なポジションが取れます。
表現はとってもキビキビしています。
以前、チアガールのようだと言われてましたが、そんな感じ。
なのでしっとりしたプログラムは似合わないのでは?と言われていましたが、
今回はややしっとり系を雰囲気よく滑っていると思います。
ガブリエラ・デールマン選手
ルッツジャンプがえげつないぐらい大きいです
幅、高さが凄いので、弾丸のようにぶっとんでいきます。
最初に見た時は、思わず「えええっ」と声が出ました。凄すぎて。
彼女の成功したルッツ+トウループの3-3は大きさでいったら出場選手中、最高だと思います。
SP、FSともに是非とも冒頭のジャンプを注目してもらいたいと思います。
スケ-ティング、表現については、
これから練習していけば、もっと伸びていく余地のある選手だと思います。
ポリーナ・エドモン選手
彼女も大きなルッツ+トウループの3-3を飛びます。
彼女もデールマン選手ほど巨大ではないですが、
ゴールド選手に負けない、大きく質のよいものを飛んでいると思います。
彼女はまだ若いですが、
スケーティングは同世代の選手に比べて、美しいと思います。
長身で体型変化も終わっている感じで、ジャンプミスが少ない。
そして高難度ジャンプをプログラムにギュッと詰め込んですごいです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます