中央最低賃金審議会は2024年度の最低賃金額の目安を50円とすることで合意しました。物価高や春闘で大幅賃上げが実現したことを踏まえ、額・率とも過去最大となりました。正式に各都道府県で8月に決定されますが、新たに北海道や静岡県など8道県で最低賃金が千円台に達し、現在の都府県と合わせ16都道府県になります。東京・神奈川に加え大阪が1,100円台になります。全国平均はこのままなら1,054円になります。しかしこれでも全国の約3分の2は千円台に達しません。中小企業や小規模の飲食店経営者にとっては厳しい面があるかもしれません。しかし、昨日見たTVで東京の飲食店が優秀な人材を集めるために時給1,300円で募集したらすぐ応募があったそうです。やはり若い子(アルバイト)にとって、高い時給は魅力でしょう。ただし、世界的に見れば日本の最低賃金は高くはなく、先進国の中では下位です。例えばトップのオーストラリアは2,100円以上、ドイツ・イギリス・フランス等は15,00円以上です。いつの間にか日本は貧しい国になったということです。何が原因なのか、よく考えてみる必要があります。
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日本は、物価も安いわけで。
こんなに最低賃金を上げて良いものか?
中小企業、零細企業は倒産するようなところもでてくるのでは?
医療関係の仕事を例に挙げると、何も資格のない医療事務が1050、看護師が1500、薬剤師に至っては、6年大学出ても、供給過多で2千円を割り込む時給も、、、
最低賃金は上がっても、専門職の時給は、それに連れられて上がらないというネジレ現象。看護師も薬剤師も有資格者が増えてきて、溢れてきているから、買い叩かれるのか?こうなると、資格を取る意味がだんだんなくなってきてしまう。
コストコなんかは、時給1500円、名古屋のタワーズの飲食街のパートも1300円近い。
考えさせられる。