穂の国 春夏秋冬

古来よりこの地方(東三河)を表すことば・穂の国より,日々見たまま感じたままを綴っています。

再審無罪

2024年09月27日 10時59分10秒 | その他

 死刑が確定していた袴田さんの再審公判で、静岡地裁は無罪判決を言い渡しました。事件から58年、死刑確定から44年です。検察が控訴すればまだ裁判は続きますが、恐らく断念するのではないでしょうか。確定すれば袴田さんの冤罪が晴れます。何に原因があるのか知りませんが、とにかく裁判が長い!特に日本の裁判は長い!袴田さんは無罪となっても人生の大半が刑務所、しかも死刑因として過ごしてきたのですから、もう一回人生をやり直したいと思ってもできません。どうしてこんな冤罪が起こってしまったのか。捜査方法(捏造)に問題があったと言わざるを得ません。本当に待ち望んだ結果となりましたが、一つ思うのはもう一方の当事者、被害者の親族等はどう思っているのか。袴田さんが無罪なら真犯人がいることになります。やりきれない気持ちではないでしょうか。こういうことを考えると、もろ手を挙げて喜ぶべきことでしょうか。

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1 コメント

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Unknown (まるちゃん)
2024-09-27 11:32:10
三重県の毒ぶどう酒事件の奥西勝死刑囚もそうでしたが、今回の袴田死刑囚も、当時の捜査のあり方、尋問のあり方、証拠の捏造などが問題となってます。(奥西勝死刑囚の場合は違いますが)
検察が有利になるように少なくとも証拠を捏造するようなことは、有ってはならないこと。
もし事実なら、この人の人生や、親兄弟、親族の人生まで巻き込んでいることになります。
真実は1つ、それは本人にしかわかりません。
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