夏休みの方が多いかと思います。
台風がどうなるんだか予定が立てづらいですね。
昨日は他社製ウィッグをお使いの方が、治療後の伸びてきた髪のための縮毛矯正にご来店くださっていました。
ミチヨさんが担当させていただいておりました。
ご使用されている他社製ウィッグのトリートメントもご希望とのことでした。
少し手が空いたので、ウィッグの状態を見させていただきました。
絡みと乾燥が根本から毛先まで続く超ロングのウィッグでした。
触った感覚で気になることが何点かありました。
「シャンプーはいつなさいましたか？」と質問すると
一月前とのことでした。
私の予想通り汗と埃とで絡みが重なってきたようでした。
お話しを伺っていくと、
1.シャンプーがウィッグを傷めてしまうと思ったこと。
2.ブラッシングも傷みそうなだったので、なるべくしなかったこと。
3.アイロンも痛みそうだったので低い温度サッと済ませていたこと。
良かれと思っていたことが、全部裏目に出てしまったのでした。
1．ウィッグのシャンプーは、マメに洗っていただいている方が状態が良いです。
通常でも週1をおススメしておりますが、汗をかく季節は週２～３回されると良い状態になります。（人工毛・MIX毛の場合）
襟足の絡んみ軋みの原因は、この季節は汗が溜まっていることが多いです。
参考になさってください。ウィッグの洗い方
注：人毛100％のウィッグをお使いの方は、毛材の品質でケアが異なるため、ご購入店にお問い合わせください。
2．ブラッシングはウィッグを被る前も被った後、使用後脱いだ後も専用の金ブラシなどで丁寧に行って下さい。
ウィッグ専用ブラシ以外は使わないこと。
指先でこまめに触ってしまいがちな箇所は絡みます。
お出かけ時に専用ブラシを携帯されている方も多くいらっしゃいます。
ご自宅用と携帯用と2個あるのも便利ですね。
３ヘアーアイロン・コテのご使用について
通常人工毛は熱を利用してメンテナンスをします。
適正温度を守ってご使用の方は、アイロンなど使っていない方よりウィッグの状態が良い状態となります。
適正温度は各メーカーの毛材で違います。
スリールはストレートのアイロンは180°、毛先にピュアミルキージェルを塗布して行ってください。
カールアイロンでカールを付ける場合は、140°で7秒くらい巻いてください。
昨日の他社製ウィッグトリートメントの仕上がりは、別のウィッグかと思うほど柔らかい手触りになり大変喜んでいただきました。
ウィッグはご自宅のケア次第で、状態がかなり違ってきます。
暑さが続きますね。ウィッグこまめに洗ってください。
医療用ウィッグ・スリールhttps://www.sourire-wig.com や
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