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自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

ハリウッド映画のあらゆるフ〇〇クを詰め込んだような『ディナー・イン・アメリカ』

2021年10月12日 21時33分40秒 | 映画


【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:32/213
   ストーリー:★★★★★
  キャラクター:★★★★★
      映像:★★★☆☆
      音楽:★★★★☆
映画館で観るべき:★★★★☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
ラブストーリー
コメディ
パンクロック
ファック
下ネタ
マリファナ

【あらすじ】
パティ(エミリー・スケッグス)は孤独で臆病な少女。
過保護に育てられ、したいこともできず、
単調な毎日を送っている。
唯一、平凡な人生から逃避できる瞬間、
それはパンクロックを聴くこと。

そんな彼女が、
ひょんなことから警察に追われる
不審な男・サイモン(カイル・ガルナー)を家に匿うことに。
実はその男こそが、
彼女の愛するパンクバンド“サイオプス”の心の恋人、
覆面リーダーのジョンQだった…。

家族や周囲から変人扱い、
社会不適合者、
厄介者と蔑まれる、
出逢うはずのない2人が、
心惹かれ合い社会の偏見をぶっ飛ばしてゆく
究極のアナーキック・ラブストーリー!

【感想】
ぶっ飛ばしてぶちかましてたファッキンムービー!!
タイプが違いすぎる2人のラブストーリーってのは
日本のドラマでもよくあるけど、
さすがハリウッド、
これは振り切りすぎてた。
今やってる『ヤンキー君と白杖ガール』のヤンキーも、
これぐらいは欲しいぐらい(笑)

パンクが物語の主軸になっているから、
とにかく全体的に激しい。
映画として観たら楽しいけど、
実際に身近にいたらドン引きするぐらいに、
言葉も行動も汚い。
今年観た映画の中で一番暴言が多かったかも(笑)

とにかく、パティもサイモンもぶっ飛びすぎてるキャラが最高!
サイモンはバンドの資金集めのために治験に参加するんだけど、
途中で不合格。
同じく不合格になった女の子に、
帰りがけに家のディナー誘われ、
まさかのそこのママと、、、(笑)
ちなみに、ママを演じたのはリー・トンプソン。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でのマーティの母親役が有名だけど、
当時と変わらぬキュートさがあるんだよねぇ。

パティもパティでおとなしい子かと思いきや。
趣味がパンクロックってだけあって、
内に反骨精神を秘めまくり。
ファンだったジョンQに
自らの“アレ”な写真を手紙に添えて送りつけるほど(笑)

そんな彼女がサイモンと出会い、
行動を共にすることで、
徐々にパンク精神が解き放たれていく流れと、
ラストのスカッとする終わりがよかったな。

セックス、ドラッグ、下ネタ、暴言、暴力、そして音楽と、
パンクにまみれたテイストだけど、
陽気でポップな雰囲気なので、
コメディ要素たっぷりのラブストーリーって感じがして面白い!

パティもサイモンもパンク好きに表れているように、
常に生きづらさを感じながら日々を過ごしているんだよね。
でも、ああやって本能のままに暴れることができたら気持ちいいだろうなー。
まあ、あの映画のまんまやったら間違いなく捕まるけど(笑)

下手なラブコメや青春映画なんかより断然面白いのでオススメ。

映画『ディナー・イン・アメリカ』公式サイト

映画『ディナー・イン・アメリカ』公式サイト

 


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