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だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

男臭さ全開の映画『大脱走』

2020年02月11日 13時57分51秒 | 映画


「午前十時の映画祭10-FINAL」にて。
1963年のアメリカ映画『大脱走』。
今だとサントリーの胡麻麦茶のCMで流れてる曲が、この映画のメインテーマです。

男臭さ全開!!
女の「お」の字も出てきません。
下ネタもなく、ただひたすら男たちが泥と汗にまみれる脱獄映画。

舞台は第二次大戦下のドイツ
新設された捕虜収容所に大量の捕虜が送られてきたんだけど、
その中に脱走常習犯が何人もいて、
彼らが協力し合って脱走を試みるというスリル満載の話です。

脱走したい人を組織し、役割を決め、
必要な備品を調達したり、トンネルを掘ったり、
敵兵と懐柔したり、そんなこと本当にできるのかっていう感じ。

調達屋とかどうやってそんなにたくさんの備品を持ち込むのか謎だし、
素人がそんなに深く掘れるのかっていうのも信じ難い。。。

でも、これ実話なんだよね(笑)
だから、脚色している部分はあるにせよ、
実際こういったことをやってのけたというのが本当に驚き。

堀った土をズボンの裾から捨てたり、
タバコが賄賂替わりになっていたりするのは、
『ショーシャンクの空に』も少し影響されているんじゃないかって感じる。

しかし、ここまでできたのもの当時だからってのは大きいと思うんだよね。
今だったら、そもそも刑務所を構成する素材が人力じゃ到底掘れるものではないと思うし、
最新テクノロジーで勝手なことはできなそうだし。
シルベスター・スタローンの『大脱出』のような映画もあるけど、
あれはかなり特殊かなと(笑)

ひとつわかりづらかったのは、ドイツ兵と捕虜の見分けがつきづらかったこと。
中には軍服を着たままの捕虜もいて、しかも色味が近しいから、
どっちがどっちか混乱するところもあった(笑)

とはいえ、脱走するまでのスリリングな過程と、
脱走後の逃走劇もエキサイティングで非常に面白い映画です。

この映画を観るにあたり、
"キング・オブ・クール"の異名を持つ
スティーブ・マックイーンをちょっと調べたけど、
1974年には世界で最も高級取りの映画スターになったり、
彼の映画チラシは1枚数十万円するものがあったり、
その人気の高さがハンパない。。。
しかも、『パピヨン』にも出ているから、脱獄映画と縁があるっていう(笑)


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