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かわいさ爆発!!『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』

2020年03月20日 17時03分19秒 | 映画


鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:7/51
⠀ ⠀ ⠀ 興奮🤩:★★★★☆
⠀ ⠀ ⠀ 笑い😂:★★☆☆☆
キャラ勝ち✨:★★★★★

DCエクステンデッド・ユニバース第8作目。
2020年のスーパーヒーロー映画はDCが先行だね。

今回の主役はハーレイ・クイン。
あのジョーカーの"元カノ"。

とはいえ、昨年のホアキン・フェニックスがやった
『ジョーカー』のような映画を想定したらダメ。
ジョーカーがジョーカーに至るまでを描いた深い人間ドラマとは違い、
こちらはポップなキャラ推しの映画なので。

話としては、ハーレイ・クインがジョーカーと別れたことで、
失恋に悲しみながらも華麗に立ち直ってゆく過程を描きつつ、
強大な後ろ盾がなくなり、これまで彼女に恨みを持っていたやつらが
一斉に命を狙い出すというもの。
そこに、ひょんなことから知り合ったいろんな女性たちと徒党を組み、
最後は大乱闘にまで発展するというハリウッド映画らしい内容。

ストーリー自体は時系列が行ったり来たりするのと、
いろんなキャラの紹介があるので、
ちょっとややこしいところはあるんだけど、
この映画は物語よりも、
ハーレイ・クインのキャラクターそのものを楽しむものだね。

そういう意味では、この前観た『貴族降臨 PRINCE OF LEGEND』みたいに
"キャラ映画"と言えると思う。
ただ、そのハーレイ・クインの波乱万丈な設定や
ぶっとんだ人格は比べ物にならないほど魅力的。

日本のキャラ映画は、アニメならかっこいいのに実写だとちょっと寒いなって思うこともあるけど、
ハリウッドのスーパーヒーロー映画はアクションもCGも本格的で、
それ自体がもはやアニメキャラみたいに見えるから映える。

そして、彼女に惹きつけられるポイントは何と言ってもギャップ!

ジョーカーとの破局宣言のために工場を爆破し、
テキーラ爆飲みして人のバッグにゲロを吐き、
金属バットを華麗に操って人をボコボコに殴る
というモラルのカケラも持ち合わせていない非道っぷり。

そんなキメッキメのパープリン全開な言動なのに、
実は精神科医という優秀さと、
驚異的な身体能力を有するという設定がいい。

ここまで悪いことをしても憎めないのは、
(フィクションを前提とした上で)
単純に彼女がかわいいのと
その振り切りまくった性格ゆえだろうなー。

あとは、悪役なのにファッションがカラフルで
キラキラしているっていうのもまたカッコイイポイント。
あれが似合うのはうらやましい。
あんな色使い、一般人には真似できない。

今回の敵はブラック・マスクといって
標的とした人物の顔の皮膚を剥ぐサイコパスなんだけど、
これがユアン・マクレガーだからね、
ジェダイの騎士が暗黒面に堕ちた感じがした(笑)
しかも、言動が『レオン』のときの
ゲイリー・オールドマンにちょっと似てるっていうw

この映画は一応DCエクステンデッド・ユニバースに属する作品ではあるけど、
今のところ他の作品との関連性が見えないので、
ユニバースの中でどういう立ち位置になるのか気になるな。

「バーズ・オブ・プレイ」ってのは、ヒーローチームの名前ではあるんだけど、
原作ではそこにハーレイ・クインは入ってないっぽいんだよねー。

なお、今回ハーレイ・クインを演じたマーゴット・ロビーは
プロデューサーも兼務しているというのだから、
かなりやり手な女優なんだろう。

しかも、監督はスーパーヒーロー映画で初のアジア人女性であるキャシー・ヤンという方なのだけど、
プリンストン大学で国際政治を専攻し、
ニューヨーク大学でMFAとMBAを取得した上に、
ウォール・ストリート・ジャーナルでジャーナリストをやっていたという才女。
世の中にはとんでもない経歴の監督さんもいたもんだ。。。

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