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だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

センシティブな内容に踏み込んだ『隣の家族は青く見える』

2018年03月23日 00時05分41秒 | ドラマ
公式サイト

「私はママになりたかったのではなく、
 大ちゃんをパパにしてあげたかったんだと気づきました」。
なんて、なんて、素敵な奥さんなんだ。。。
深キョンのこのセリフにグッときた。

本当に、いろんな意味でいいドラマだった。
タイトルの通り、隣の家族はよく見えてしまうものだけど、
それぞれに悩みや不安が付きまとっていて、
それを他の家族と本音をぶつけ合うことで、
また悩み、思い直し、結果、物語の序盤と比べると、
お互いがお互いを受け入れられるようになるという、
ヒューマンドラマの王道のような展開。

でもメインは深キョンと松ケンの不妊治療という、
なかなかにセンシティブな内容に踏み込んでいたけれど、
とても勉強になりました。
これは、シチュエーションがドンピシャにかぶる視聴者なんかは
毎回泣いていたんじゃなかろうか。
(実際はドラマのようにはいかないだろうけど)

しかも不妊治療それだけじゃなくて、北村匠海と眞島秀和の同性愛、
平山浩行と高橋メアリージュンの子供付きの事実婚、
真飛聖と野間口徹の夫は職なしで妻は見栄っ張りから生まれる家庭内不和など、
踏み込みづらい内容のオンパレードだったけど、
笑えるやり取りも散りばめられており、
シリアスと笑いのバランスがとてもよかった。
まあ、笑いの元となるのは大体、高畑淳子なんだけど、
やっぱりあの人は女優だなと思った(笑)
とにかく、すごい(笑)

同性愛なんかは、
今のこの社会的なLGBTの流れがあってこそ
注目されるべきテーマだと思うけど、
眞島秀和の母親役だった田島令子がきちんと理解してくれる人でよかった。
昔の『金八』の兼末健次郎の母親のイメージ(もう18年も前だけどw)が強いから、
あの役だったら許さなかっただろうな(笑)

ここに出てくる家族の誰もが、
今の自分とはまるで違う境遇だけれど、
冒頭に記した深キョンのセリフは、とても刺さりました。

これで今期見たドラマは全部終わり!
来期までしばらくおやすみ〜Zzz


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