マイケル・ベイが過ぎる『名探偵コナン 緋色の弾丸』

【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位：37/73
　　　ストーリー：★★★☆☆
　　キャラクター：★★★★☆
　　　　　　映像：★★★★☆
　　　　　　音楽：★★★☆☆
映画館で観るべき：★★★☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
アクション
探偵
推理
アニメ
名探偵コナン

【あらすじ】
世界最大のスポーツの祭典
「WSG -ワールド・スポーツ・ゲームス-」の
記念すべき東京開催を迎えようとしている日本。
その開会式に合わせて、
日本の技術を総結集した、
最高時速1,000kmを誇る
「真空超電導リニア」が
新名古屋駅と東京に新設される芝浜駅間に
開通することが発表された。

世界からの注目を集める中、
名だたる大会スポンサーが集うパーティー会場で突如事件が発生！
企業のトップが相次いで拉致されてしまう異常事態に。
その裏には事件を監視する赤井秀一の姿、
そして赤井からの指令を待つFBIの姿があった。

コナンの推理により、
15年前にアメリカのボストンで起きた
忌まわしきWSG連続拉致事件との関連性が浮かび上がり、
当時の事件もFBIが管轄だったことが判明する。

果たしてこれは偶然なのか？
世界中から大勢の人々が集まる日本で、
一体何が起ころうとしているのか？

【感想】
一応言っておくと、
特にコナンのファンではないです（笑）
90年代にテレビアニメを観ていたぐらいで、
映画は『ゼロの執行人』を観たのみ。
基本、シリーズものはすべて観てから新作に臨むけれど、
これはもう数が多すぎてあきらめてる（笑）

そんな中での鑑賞だったけれど、普通に楽しめた。
『ゼロの執行人』もそうだったけど、
テレビアニメのように単に推理するだけでなく、
壮大なアクション映画になっているのが見どころ。
今回はもうカタストロフィ過ぎて、
ハリウッドの破壊王マイケル・ベイの映画みたいだったのがツボ。

日本だと実写ではここまで作り込めない分、
アニメが発展したんじゃないかっていつも思う。

個人的には、安室さんよりこの赤井ファミリーの方が好きかも。
格闘、射撃、ブレーンとそれぞれの特技が炸裂して物語が進んでいくのはかっこいい。

赤井さんの射撃っぷり、
昔、アンジェリーナ・ジョリーとジェームズ・マカヴォイが出てた
『ウォンテッド』って映画っぽさを感じたなー。
あれもかなり射撃というか、
弾丸の軌道が絶妙な映画ったから。

世良真純を見て思ったのは、
ショートカットのボーイッシュな女の子って、
やっぱり日髙のり子なんだなって。
声の感じは『るろうに剣心』の瀬田宗次郎に近い印象。

あと、羽田秀吉の声はクレジット観るまで気づかなかったけど、
まさかの森川智之。
『FF7』のセフィロスとはだいぶ声のトーンが違うw

全体的にスピード感あふれる展開でよかったけど、
15年前の犯人の動機がわからないままだから、
そこだけ引っかかるかなー。

それにしても、もう長いこと経つのに、
いまだに蘭はコナンの正体に気づいてないのか。
顔いっしょなのに（笑）

劇場版『名探偵コナン 緋色の弾丸』

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劇場版『名探偵コナン 緋色の弾丸』