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音と映像のギャップに釘付けな『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』

2020年12月15日 01時47分21秒 | 映画


【基本情報】
製作年:2009年
製作国:日本
 配給:クロックワークス、カラー

【個人的順位】
旧作のため今年のランキング対象外。
 ストーリー:★★★★★
キャラクター:★★★★★
    映像:★★★★★
    音楽:★★★★★

【あらすじ】
碇シンジの前に、もう一人のエヴァのパイロット、
式波・アスカ・ラングレーが2号機と共に現れる。

次々と襲いかかる使徒と戦うシンジ、アスカ、レイ。
ある日、ヱヴァ3号機の実験中にアスカが使徒の侵食を受けてしまい、
シンジは第9使徒として排除することを命じられるが、
従うことができない。

初号機をダミーシステムに切り替えることでなんとか撃破するものの、
その光景は見るもおぞましいものだった。

ゲンドウのやり方に怒りを覚え、
シンジはネルフから離れるが、
第10使徒が出現、レイを捕食してしまう。

再び初号機に乗り込むシンジだが、
果たして無事にレイを救うことができるのか。

【感想】
前作がテレビアニメ版の総集編だったのに対して、
今回はかなりオリジナル要素が強い。
新たな使徒に加え、
新キャラクターである真希波・マリ・イラストリアスも出るから。

そして、とにかく映像がすごかった。。。
今回はバトルシーンがメインになってるから、
それだけで興奮モノなんだけど、
特に3号機を侵食した使徒と、
ダミーシステムに切り替わった初号機のバトルがヤバい。。。

もうグッチャグチャで。
3号機から内臓飛び出まくってて。
しかも、そのときに流れるBGMが
『今日の日はさようなら』なんだよね。

あんなにグチャグチャの映像に、
この穏やかな曲。
そう、いわゆる「音と画の対位法」というやつで、
黒澤明監督の『野良犬』(1949年)でも活用されている。
このシーンが一番脳裏に焼きつく。

ラストも神々しい画に『翼をください』が流れていて、
同じくこの作品における見どころかと。

あと、個人的に印象的に残っているのが、
シンジが出て行くときのミサトの、
三石琴乃の声の演技。
自然な話し方の中にとても感情がこもっていて、
声だけでここまで人間の心の内を表現できるのかと驚いた。

他にも、レイがシンジに対して好意を持っていたり、
ゲンドウがシンジと向き合おうとするなど、
テレビアニメ版とは異なる描かれているのも注目すべき点かな。

全体的にけっこう体力持っていかれる内容だけど、
その分見ごたえある作品だった。

加持さん、30歳なんだよなあ。
自分も30歳になったら加持さんみたいなれんのかなと思ったけど、
まあ無理だったよね(笑)

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