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邦画で圧倒的に不足している"強すぎるハゲ"が荒れ狂う『キャッシュトラック』

2021年10月09日 00時27分27秒 | 映画


【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:29/207
   ストーリー:★★★★☆
  キャラクター:★★★★★
      映像:★★★★☆
      音楽:★★★★☆
映画館で観るべき:★★★★★

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
アクション
ハゲ
強盗
銃撃戦
流血

【あらすじ】
LAにある現金輸送専門の警備会社フォーティコ・セキュリティ社。
日々、現金輸送車(キャッシュトラック)を運転するのは、
特殊な訓練を受け、
厳しい試験をくぐり抜けた強者の警備員たち。

そこに雇われた新人
パトリック・ヒル(ジェイソン・ステイサム)、
通称“H”。
試験をギリギリで合格した彼は、
まわりから特に気に留められる存在ではなかった。

しかし、彼の乗ったトラックが強盗に襲われたとき、
驚くほど高い戦闘スキルでそれを阻止する。

彼は一体何者なのか?
周囲が疑心暗鬼に陥る中、
全米で最も現金が動く日“ブラック・フライデー”に集まる
1億8,000万ドルの大金を狙う強奪計画が進行していた…。

【感想】
『ブルー・レクイエム』(2004)っていうフランス映画のリメイクらしい。
ストリーミングサービスにないのでそれは観れなかったのだけど、
いやー、もうね、勝ちだよ。
ジェイソン・ステイサムってだけで。
彼以外全員モブっていうぐらい際立ってた(笑)

ストーリーはシンプル。
警備会社の新人が実はメチャクチャ強いやつで、
ある目的を持ってやって来たっていう設定。
まあ、ジェイソン・ステイサムって時点で、
「実は……」感ゼロなんだけどね。
「いや当然そうでしょ」っていう(笑)
正直そこには驚きもギャップもない。
いい意味でね(笑)

物語は全部で4章から成り立っていて、
時系列が行ったり来たりするのが特徴。
そこがちょっとわかりづらいという
他の方の感想もあるっちゃあるんだけど。
個人的には、Hのこれまでの経緯や、
物語冒頭に起こる現金輸送車の強盗事件のいきさつが語られるので、
点がどんどん線になっていく感じが面白かったなと。
ただ、同僚のデイナ(ニーヴ・アルガー)を
Hが問い詰めるシーンはやや唐突というか、
何の前触れもないからちょっと「?」ってなったけど。

そのHの目的が一番この映画のポイントになるんだけど、、、
ネタバレになるから内緒。
まあ、ハリウッド映画のあるあるな設定ではあるけども。
終盤もド派手な銃撃戦っていうお決まりのパターン(笑)
思った以上に人があっさり死にまくっていくのはちょっと意外だったかな。
あ、そんなにすぐ死んじゃうんだ?って。

この映画はね、
もうストーリーよりもキャラを楽しむ映画なんだよ。
ハリウッド映画って似たような設定の話が多いよね、
特にアクション系は。
でも、強いキャラとド迫力の映像で、
ちょっと変えるだけで、
僕は全然飽きないんだな~、これが。

今回はジェイソン・ステイサムあっての作品。
あれだけ登場人物がいる中で、
彼以外の人の印象がまったく残らないぐらいには、
腕っぷしも存在感もチート並みに強い。
あの鋭い眼光に、
人を殺すときに表情をピクリとも変えない冷徹さがたまらない。。。
最近では『ワイルド・スピード』シリーズのショウ役が有名かな。
とにかく「顔が怖くてメチャクチャ強いハゲ」
ってイメージが定着している(笑)

洋画でいつも感じるのは、
役者がキャラになってるところ。
個人的には、邦画だとやっぱり役者は役者って感じだけど、
洋画はもう役者そのものがキャラクターになってるっていうか。
そりゃ見た目でインパクトある人が多いからね。
特に、ジェイソン・ステイサムやドウェイン・ジョンソンのように、
ハゲと筋肉が混在してメチャクチャ強いっていうのは、
それだけでリアルジャンプキャラみたいになる(笑)
ハゲ、筋肉、プラスサイズ、ゲロ、
この4つは特に邦画よりも洋画に多い要素かと。

とにかく、クールながらも怒りに満ちたジェイソン・ステイサムを観たければ、
映画館に行くべしです!

映画『キャッシュトラック』オフィシャルサイト

ゴールデン・コンビが16年ぶりにタッグを組んだクライム・アクション/主演:ジェイソン・ステイサム/監督:ガイ・リッチー

映画『キャッシュトラック』オフィシャルサイト

 


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