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ブルース・リーにマイク・タイソンに、メッチャ豪華なフルコースだった『イップ・マン 継承』

2020年07月02日 01時20分13秒 | 映画


【基本情報】
 原題:葉問3
 英題:Ip Man 3
製作年:2015年
製作国:中国・香港合作
⠀ 配給:ギャガ・プラス

【個人的順位】
旧作のため今年のランキング対象外。
⠀ ⠀ ⠀ 興奮🤩:★★★★★
かっこいい✨:★★★★★
⠀ ⠀ ⠀ 感動😭:★★★☆☆

【ストーリー】
舞台は1959年の香港。
ある日、イップ・マン(ドニー・イェン)の次男が学校で友達と喧嘩騒ぎを起こすのだが、
その相手の子の父親がチョン・ティンチ(マックス・チャン)で、
彼もまた詠春拳の使い手だった。

チョン・ティンチは男手ひとつで息子を育てており、
車夫として働いているものの、自分の武館を開くために
闇試合に出て稼ぐこともしていた。

その闇試合の黒幕がアメリカから来たデベロッパーのフランク(マイク・タイソン)で、
彼はイップ・マンの子供も通う小学校の土地を手に入れるべく、
悪どいこともしていた。

紆余曲折を経て、フランクの件はカタがつくも、
今度は武漢を開いたチョン・ティンチの影響力が増し、
「どちらが正統な詠春拳か決着をつける」
とイップ・マンへ挑戦状を叩きつける。

しかし、イップ・マンには悲しい試練も待ち受けているのだった。

【感想】
再び新宿武蔵野館の旧作上映会にて。

今作はとにかくバトルが多いのが特徴だけれど、
相変わらずどれもものすごくかっこいい!
開始後5分で何かしらのアクションを入れて
一気に映画の中に引き込むのはこのシリーズの好きなところ。

さらに、今回は前回のラストに出てきたブルース・リーも
成長して再登場してるから余計にテンション上がるw
(演じているのはチャン・クォックワン。
 『少林サッカー』のゴールキーパー役の人です)

しかし、本当にイップ・マンの強さはチート並みに強く、
ひとりで何十人も相手にしちゃうシーンなんかはマジで痺れるね!

今回はもうひとりの詠春拳の使い手であるチョン・ティンチとも共闘するから、
まさに孫悟空とベジータのような構図で興奮して鳥肌立ったわ、、、!

そして、マイク・タイソンがいるのも熱い!
前作のボクサーと同じで筋骨隆々だから、
またもや詠春拳のダメージが通りづらい上に
相手の攻撃も強いから、
イップ・マンも苦戦してていい勝負になってた!

ラストのチョン・ティンチとの戦いも、
竹棒からの刀?からの拳と3連戦するのは圧巻だったなあ。
実際は1ヶ月ぐらい撮影したらしいけど。。。

でも、個人的に一番興奮したのは、エレベーター内で敵と戦うシーン。
あんな狭い中で、しかも妻を守りながら戦うとかチートすぎるでしょ。
妻に当たりそうな敵の拳を華麗に止めていくからね。
人間離れしすぎててまばたきすら忘れそうだったよ。

それだけ多くのバトルが展開されていく中で、
なんと妻にガンが見つかり、彼女との時間を大切にする
イップ・マンの姿が感動的なのも今作のポイント。

これまでどんな痛みにも耐え、
弱いところを一切見せなかった彼が流した涙がとても印象的だった。

とはいえ、少し詰め込みすぎたかなという印象もある。
詠春拳同士の戦いと、マイク・タイソンとの戦い、
どちらもラスボス感あるから、どっちかだけでもよかったかなーって(笑)

【その他】
今作は興行収入の水増し疑惑など、
何かとスキャンダルな話があったらしい。

また、マイク・タイソンの参加は当初脚本にはなく、
映画の宣伝になるからとプロデューサーが連れてきて監督を悩ませたらしい。

なんか、想像できるなw
「今新しい映画撮ってるから来なよ!」
→「あのマイク・タイソン連れてきたんだから、もちろんシーン追加できるよな?」
っていう。。。

おーこわw

映画「イップ・マン 継承」

4月22日(土)新宿武蔵野館他全国順次公開 監督:ウィルソン・イップ 音楽:川井憲次 出演:ドニー・イェン、マックス・チャン、リン・ホン、パ...

映画「イップ・マン 継承」オフィシャルサイト

 


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