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金融ドラマではなくスパイドラマだった『半沢直樹』

2020年09月29日 17時03分50秒 | ドラマ
これは壮絶なドラマだった。
今季一番面白かったよ。
ストーリーもキャラクターも振り切りまくってるのが素晴らしくて。
唯一、、、唯一スマホをいじることなく、
まるで映画館で観るかのようにテレビの前にじっと静止して観られたよ。

銀行を舞台にしたビジネスドラマ?
いいや、違う。
これは歌舞伎と顔芸を融合させた諜報活動がメインの
サスペンスコメディドラマだよ。

自らの保身を考えた上層部による様々な不正は、
多くの人たちの思惑と絡み合って隠されていた。
真実が迷宮入りしそうなところを、
小さなヒントから徐々に穴を開け、
最後にドカンと蹴散らすこの爽快感は、
完全にサスペンスの構図。

さらに、顔面の筋肉が崩壊するほどの顔芸や
歌舞伎の要素を取り入れたやり取りの数々は、
まさに日本のアニメや漫画を彷彿とさせるほどのコミカルさを演出し、
その現実離れした言動は毎週爆笑で、コメディかと思うほど。
特に大和田さんはネタの宝庫だったね。

しかし、そんな非現実感がこのドラマのいいところ。
重厚感ある雰囲気の中で大真面目に真顔で顔芸をやるもんだから、
そのギャップが最大の魅力だった。

これが、もともとコメディだったり、アニメだったりしたら、
ここまでハマらなかっただろう。
あくまでも、濃厚なストーリーが前提としてあって、
重たい空気の中であんなバカげた言動を繰り返すからツボる。

キャラクターの振り切り方が秀逸で本当に大好きだったんだけど、
登場人物が多いのに誰一人として埋もれることなかったのは、
『アベンジャーズ/エンドゲーム』に通ずるものがあるね。

所々、演出やBGMがハリウッド映画っぽかったのも、
洋画好きな身からしたらハマるポイントだった。

てか、半沢直樹以下全員、バンカーじゃないだろwww
メイン業務が諜報活動とかスパイかってwww

あー、この振り切り方を超えるドラマはそうそうないだろうなー(笑)

日曜劇場『半沢直樹』|TBSテレビ

TBSテレビ:日曜劇場『半沢直樹』の公式サイトです。

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