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自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

感情むき出しの人間ドラマ『緊急取調室』(第1話)

2021年07月08日 23時52分01秒 | ドラマ


【個人的な評価】
2021年夏ドラマで面白かった順位(第1話時点):3/6
 ストーリー:★★★★☆
キャラクター:★★★★☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
刑事ドラマ
取調

【あらすじ】
北海道警察へ出張することになった
「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」の
取調官・真壁有希子(天海祐希)。
そこで偶然ハイジャックの現場に居合わせたことで、
事態は急展開。

実行犯は大國塔子(桃井かおり)。
50年前に国会議事堂前で“7分間の演説”を行った活動家で、
「黒い女神」と呼ばれたカリスマだった。

彼女は、同じ便に乗っている
国土交通副大臣・宮越肇(大谷亮平)を呼ぶよう要求。
ところが、宮越の代わりに塔子のもとへやって来たのは
第一秘書の東修ニ(今井朋彦)。
しかも、揉み合いになった挙げ句、
彼は命を落としてしまう。

同じく現場に居合わせた
警乗警察官・山上善春(工藤阿須加)の援護もあり、
事件は解決したかに見えた。
しかし、不審な点も多く、
警察上層部で何やら怪しい動きもある。

チームの力を結集して事件の真相を暴こうとした矢先、
衝撃の事実が告げられる。
それは、キントリが100日後に解散するということだった……。

【感想】
このシリーズは前作の第3シリーズから観始めたんだけど、
面白いんだよ。
やってることは普通の刑事モノと変わらないんだけど、
みんな自分の信念と正義のために
感情むき出しになるところが見ごたえあるなって。

第1話からハイジャックという非日常すぎる展開にハマったし、
何よりもこのドラマはキャストの演技に力がこもってて迫力ある。
変なドタバタ劇やゆるふわっとした雰囲気じゃなく、
刑事として当たり前のことをきっちりやるっていうシンプルさがあるから、
余計にキャストの表情とか演技に目が行くんだけど、
みんなすごいよ。
たまーにクスッとできるシーンがあるのもいいバランス。

テレ朝ってドラマは刑事モノばかりで、
しかもどのドラマもシリーズ化して同じのばっかやるから、
もう刑事ドラマ専門チャンネルみたいになってるけど、
それゆえにノウハウも貯まるからか、
クオリティは高いと思うんだ。

個人的には、これと『BG~身辺警護人~』が好き。
どちらも脚本は井上由美子先生だけど(笑)

https://www.tv-asahi.co.jp/kintori/

『アベンジャーズ/エンドゲーム』に連なる最後の補完物語『ブラック・ウィドウ』

2021年07月08日 15時29分09秒 | 映画


【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:1/134👑
   ストーリー:★★★★★
  キャラクター:★★★★★★★★★★
      映像:★★★★★★★★★★
      音楽:★★★★★
映画館で観るべき:★★★★★★★★★★

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
アクション
アメコミ
スーパーヒーロー
マーベル
アベンジャーズ

【あらすじ】
ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)の前に
突如現れた“妹”エレーナ(フローレンス・ピュー)。
姉妹は、自分たちを暗殺者に育てたスパイ組織
レッドルームの秘密を知ったことで命を狙われる。
唯一の味方は、
かつて組織が生み出した“偽りの家族”だけ。

だが、この家族の再会によって、
レッドルームの恐るべき陰謀が動き出す!
ブラック・ウィドウの作られた過去との戦いが、
世界の命運を握る。

【感想】
マーベル・シネマティック・ユニバース第24作目。
前作の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)から2年も待ったよ。。。
再び映画館でマーベル作品が観られることを……!
やっぱりあのオープニングは映画館で観てこそだね。
しかも、他の映画館でもやったのかわからないけど、
以前ネットで公開されたマーベルの今後の作品のラインナップを紹介した
PVも流れてテンション爆上がり。

今回の映画は、
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)から
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)までの間、
ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフに起こった出来事を描いた作品。

彼女はなぜスパイ組織に入っていたのか。
レッドルームとは何なのか。
そこで彼女が手にしたものとは。
これまで謎に包まれていたブラック・ウィドウの
素性が明らかになるマーベルファンならなおさら必見の映画。

スピード感あふれる格闘シーンや、
道路交通法ガン無視のカーチェイスシーンは
しびれるほどかっこいいのだけど、
終盤のレッドルームでの戦いは
もう映像がすごすぎて目が追い付かないぐらい(笑)

注目したいのは、
今回の敵であるタスクマスター。
こやつは目で見たものを完コピする能力があり、
ブラック・ウィドウはもちろんのこと、
キャプテン・アメリカやホークアイ、
ブラックパンサーの能力も兼ね備えており、
まさにひとりアベンジャーズの勢い!

でも、単なるアクション全開のスパイ映画で終わらないのが
この映画のいいところ。
レッドルームによって人生を狂わされたブラック・ウィドウだけど、
レッドルームにいたからこそ、
偽りとはいえ"家族"ができたのも事実。
この家族がまたみんないいキャラしててね!
パパの自分語りとか、
エレーナからナターシャへのいじりとか(笑)

そんな彼らを守るため、
また過去のミッションで犯した"罪"を償う意味合いも込めて、
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で、
自ら犠牲になることを選んだのかなーなんて思うと、
ちょっと目頭が熱くなる。
とはいえ、だからこそ生き延びなければならないのでは
って思わなくもないけども(笑)

ちなみに、スパイ映画というと
『007』が有名だけど、
今作で偽りの家族の母親メリーナを演じた
レイチェル・ワイズの旦那さんが、
ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグっていう
面白いつながりがあるんだけど(笑)

あと、ラストの展開もよく観て欲しいんだよね!
コロナの影響で公開順が前後してしまったけれど、
本来であればこれがフェーズ4の第1弾。
そして、このフェーズ4はディズニープラスで配信されている
ドラマシリーズとも密接に関わってくるんじゃないかってことが、
今回の作品でよくわかる。
“あの”ドラマ、観ていた人は「ハッ」とするはず。
まだまだつながるよ。つながっていくよ。

本作は明日からディズニープラスで
追加料金を払えば観ることができるけど、
映画館で観てこそだね。
ブラック・ウィドウの生き様は。

ブラック・ウィドウ|映画|マーベル公式

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