Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

『追憶』

2017年05月07日 20時47分33秒 | 映画


これね、『ラストコップ THE MOVIE』とは180度違う映画だったよね。。。

序盤からヤクザが安藤サクラと体の関係を結んでて、
行為が終わって、一階に降りてきたところを3人の子供たちが殺す
っていう、だいぶ重いシーンからの始まり。

そこから25年後にシーンは飛ぶのだけど、
その25年に渡る複雑な人間関係が印象深い映画だった。

予告だとさっきの安藤サクラに加えて、
彼女を愛する吉岡秀隆や、子供たち3人の成長した姿として、
岡田准一、小栗旬、柄本佑を持ってきていて、
さらに岡田准一の妻役に長澤まさみ、小栗旬の妻役に木村文乃と、
かなりの実力派俳優・女優が揃っていた。
他にも、岡田准一の職場仲間に安田顕や三浦貴大、
柄本佑の妻には西田尚美、そして従業員に大賀と、
予告では出てこなかったキャストもかなりの演技派ばかり。
安田顕はTBSドラマの『小さな巨人』でも刑事役だからなんか笑った(笑)

柄本佑が殺されちゃって、その犯人を追う話だから、
てっきり、犯人はあの3人の誰かかなと思ったけど、
実際は柄本佑の妻と従業員がデキてて、
保険金目当ててで殺したってことだから、
案外、普通のところ突いてきたなって感じ。
だからあまりサスペンスっぽさはなかった。

それよりも、25年経っても変わらないお互いの想いとか絆ってところで
心温まるヒューマンドラマの方が強いなと思った。
犯人逮捕は二の次で、みんながこの25年どういう想いでいたのか、
そっちの方に気が向く感じ。

岡田准一の妻である長澤まさみが大して目立ってなかったので、
あの役は必要だったのかなっていう気はしなくもなかったけど、
逆に木村文乃がだいぶ深い設定で、彼女の出生の秘密を知ったときには、
ちょっと胸が熱くなったね。
(書こうかと思ったけど、それは映画を観てからのお楽しみ(笑))

全体的に渋い雰囲気で、クレジットも縦書きだったので、
一昔前の昭和の映画って感じがしてよかった。

『裏窓』

2017年05月07日 20時46分15秒 | 映画


「午前十時の映画祭8」にて。
1954年に公開された映画。
俺の母親が生まれた年である。

前半はやや退屈だったけど、後半のハラハラドキドキ感がやばい。
あの限られた空間でよくここまで表現できるなっていう驚きと、
最後どうなるんだろうっていう期待が持てるサスペンス映画。

隣のアパートの妻を殺害した夫の観察と、
真相を確かめるために、その部屋に乗り込むグレース・ケリー、
そして、ずっと見ていたことがバレて、
ジェームズ・スチュワートの家に乗り込んでくるときなど、
この終盤の一連の流れが本当にすごい緊迫感があって、
手に汗を握るとはまさにこのことなんだなと思った。

今から60年以上も前なので、当然すごい映像技術はないし、
またキャラクターに奇抜な設定があるわけでもない。
普通のアパートに暮らすごく普通の住人たちの人間模様を描いているだけなのに、
どうしてここまで面白くできるのだろうと、なんか悔しい気持ちになる。。。(笑)
これが「サスペンスの神様」アルフレッド・ヒッチコック。。。

それにしても、当時24歳のグレース・ケリーが綺麗すぎて、もうやばいなと思ったけど、
1982年に52歳の若さで事故死してて今更ながらショック。。。

関係ないけど、グレース・ケリーの孫と同い年だった(笑)

『ラストコップ THE MOVIE』

2017年05月07日 20時29分59秒 | 映画


やっぱ好きだな、これ。
いろいろバカすぎて笑った(笑)

相変わらず唐沢寿明はハチャメチャだし、窪田正孝はうるせーしで面白かった(笑)
お話自体が秀逸かというとそんなことはまったくないのだけれど、
登場人物の掛け合いやキャラの面白さで最後まで突っ走る感じ。

去年の10-12月期のドラマで一番好きだったから、ずっと楽しみにしてたけど、
ドラマのまんま、アクションあり、涙ありでよかったー。

そう、よくも悪くもドラマのまんまだったのだ。
ドラマが好きだった自分としてはいいのだけど、
映画からこれ観た人だったら、ちょっとノリがよくわからないかもな(笑)
あと、ドラマより尺が長くなった分、やや間延びした感はあったけど、
個人的には、総じて満足(笑)

『帝一の國』で爽やかさ全開だった竹内涼真がキモさ全開になっててそのギャップが最高!!

丸の内ピカデリーで舞台挨拶あったこと知らなくて激しく後悔してる。。。
新宿ピカデリーは子供もチラホラいたけど、子供も見るドラマだったのかな。
まあ日テレの土曜21時枠(今は22時)は、俺も小学生の頃からよく見てたけど(笑)

ポップで勢いだけで突っ走る映画を観たい人にはオススメかも(笑)

『帝一の國』

2017年05月07日 20時20分20秒 | 映画


これは予想外に面白かった!!
原作読んでないけど、最初、生徒会長っていうことで、
昔ジャンプで読んでた『明稜帝 梧桐勢十郎』のような話かと思ったら、
まったくもって違っていた(笑)

もうね、政治家や企業の出世競争かってぐらい、
生徒会長戦における選挙活動の攻防が面白い!
そして、みんな言動がコミカルでオーバーでやかましくて観ていて飽きない(笑)
この映画のポイントはまさにこのキャストの言動のおかしさにあると思う。

菅田将暉は野心家だし、野村周平は小賢しいし、竹内涼真は正義と爽やかさの塊だし、
千葉雄大は避暑地みたいだし、間宮祥太朗は髪がセフィロスだし、みんなキャラ立ちすぎ(笑)
いわゆる漫画キャラをそのまま実写に持ってきた感じがして、
原作を読んでいないにも関わらず、好きになってしまった(笑)

お話自体もテンポよく進み、笑いもあり、ちょっと感動するところもあり、
普通に面白くていい映画だった。

ホントね、竹内涼真とかね、ずるいよね、あのキャラね。
あんな爽やかで正義の塊みたいで、
それでいて実家は貧しいのに努力しまくってて、
これ女の子からハイパーモテるやつじゃん!!

あとマイムマイムとか(笑)
普通、あんなに踊りたいと思うか、、、?(笑)