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自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

人に伝えるということ

2006年06月05日 20時25分31秒 | Weblog
人に何か伝えるということはとても難しい。
僕以外の人間は僕ではないので、
僕の中では当たり前のようにまかり通っていることも、
まったく理解されないことだってある。
相手が何を必要としているのか、
それをうまく汲み取ることが必要なんだよね。
三田論、辛いぜ☆

人に何か伝えるとき、
その人の人生の中でもっとも心の決断を要するのは、
愛の告白だろう。
「好き」というたった2文字の言葉を伝えるだけなのに、
あんなに心が痛むものは、他にそうはない。
メールとか手紙とか言語道断である。
あれは心が痛まないのではないか。
直に言うのはとても痛いことだけれど、
だからこそ大事なことだと思う。
でも「好き」というだけでは、
とても物足りない気がするのだ。
だからあれこれ言おうとする。
「いっしょにいると楽しいから」、
「心が安らぐから」、「おもしろいから」。
そのどれもが真実なのだが、
要はただ単純に「好き」ってこと。
でもそれだけだととても心細いから
いろいろ付け加えてしまう。

それと同じように、
「付き合ってください」と言うだけでも、
心細い気がする。
だから「幸せにするから」、「大事にするから」
と付け加える。
要はただ単純に「付き合ってください」ってことなんだけれど。
そーいえば、
いつも告白するときは、いろいろ言葉を考えていたなぁ。
「好きです。付き合ってください」
ですべて解決なのに。
過去に言われたときもただそれだけでうれしかった記憶がある。
もちろん付き合うかどうかは別の話だが。

フラれたとき、「想いが届かなかった」と表現するが、
正しくは「受け入れられなかった」という方が正しいだろう。
みんなバカではないし、
普通に生きていれば成就も失恋も経験するので、
「好き」と言われたとき、
相手がどんな気持ちかぐらいはわかるだろう。
だから相手に届いてはいるのだ。
それをわかっていて「ごめんなさい」
と言うのは、ただ単に好きじゃなかったというだけ。
相手の気持ちを拒否しただけである。
しかし恋愛における拒否というものは
議論における拒否とは比べものにならないぐらい、
心をえぐるような感覚を残す。
まるで自分を全否定されたような、そんな感じ。
一度味わえばもう絶対欲しくはならない。
だから片想いって嫌なんだよなー。
恋は一方通行、愛は両通行なんてよく言ったもんだ。
その人のすべての行動が心に引っかかったし、
他にいい感じの人がいると聞けばとたんに寂しくなる。
って今はそんな状態ではないからいいけど、
あれは味わいたくないねー。

そういえば、
片想いの子に告白したのって小3のときだけだったなぁ。
人生での初告白。玉砕だったけど。
ホント、リスキーだよなぁ。
僕は今後片想いになっても一生その人に告白はしないだろうなぁ。
そうだ!だから恋はしないって決めたんだ♪
サークルの後輩がうらやましいよ…。
フラれても傷つかないのだから。

かなり話それたけど、
要は人に何かを伝えるのは難しいねってお話でした。