MRFC村井レールファンクラブ(1999~)の運転会記録と鉄道模型日記

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KATOのAssyパーツを使い211系先頭車のライトをLED化する②

2017年08月06日 06時17分36秒 | 工作記
211系先頭車のライトをLED化する二回目は211系0番台車です。


これはKATOから最初に発売された211系で単品販売の物です。
最初にボディを解体します。



床下も分解します。 この様に0番台車は椅子のモールドがセミクロスシートです。


最初はボディ前頭部の加工です。


ライトケースが入るように天井部と前頭部をカットします。


一度ライトケースを嵌めて嵌合を見ます。


次に前面部を加工します。 導光材の通る部分のガラスパーツをカットし種別幕部をくり抜きます。


こちらも一度嵌合を見ます。


ボディの前面部と屋根を元通り組み立てます。


ライトケースを入れて組み立てます。


前方から


ヘッドライト点灯


テールライト点灯


一両出来たので前面の比較   加工途中の為床下は外してあります。


今度は反対側の先頭車
床下の加工と組み替えです。  こちら側は加工の要所を詳細で


床板  上が0番台で下がその他の物(写真は長野色の物) 
前側の台車を止める穴部分の位置が違います。
そのままでは取り付かないので穴の周りを削ってスリム化して有ります。(次の写真も参照)


床板はライトユニット及びライトケースに干渉する部分を切除します。


セミクロスシートの床板をAssyパーツのそれと組み替えます。
こちらの床下は増結側ですのでカプラーは連結可能な物が付いた床下を使用して有ります。


先頭車の前頭部の加工
ピンバイスで2mm程度の穴を適当に開け


穴を切りつないで大きな穴に加工します。


更に前部も切り広げ


ライトケースが干渉しない様に広げます。 写真は加工途中ですが、当然バリなどは取り除いておきます。


床板のライトケースが取り付く部分も切り広げます。


正面パネル以外を仮組し干渉する部分を確認しながら切り広げます。


次に前部の加工に移ります。


最初はガラスパーツ  前面の種別窓部分を切り取ります。


次は表に出る部分
ピンバイスで0.5mm程度の穴を開け


それを頼りに切り広げ、この部分の照明パーツが入るようにします。


完成したら元通り組み戻します。
線路に乗せて
クハ211 
元々はダミーカプラーでしたが付属編成連結面は連結可能なカプラー付きの床下に替えて有ります。
(今回の一連の改修により捻出したものを使用)


こちらはクハ210


登場当初の設定で車端部床下機器は取り付けて有りません。
後年の二階建てサロの用意はありますが、設定が登場時ですので編成は当然平屋のサロ車が組み込まれます。

全車両の紹介などは別の機会に

今日はここ迄
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3 コメント

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211系3000番台 長野色2019 の床下 (supersense)
2019-09-23 15:36:50
211系3000番台 長野色 の2019年ロットがLED仕様で発売されました。
この床下セット、方向幕プリズムを外し、窓パーツを一部(※乗務員ドアおよび戸袋窓の下)をカットすることで、ボディを加工することなく0番台に取り付けられ、併結時の消灯や ボディマウントカプラー化が叶いました。
ただ湘南新宿ライン時代を再現するにはスカートが強化型になっちゃうのが(旧タイプのスカートが手に入らないのが)残念です。

方向幕のプリズムを活かそうと思うと大変なのですね・・・ これは、やめておいた方がいいかなぁ・・・ (湘南色のボディASSYが再販されれば嬉しいのですが)
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211系3000番台 長野色2019 の床下 (supersense) (Mt)
2019-09-23 17:28:09
supersense様訪問有難うございます。
0番台車の方向幕点灯化加工はとても手がかかり大変です。しかし効果は抜群ですよ。
3000番台車は長野色からの改造で点消灯が出来ますね。この時期のスカートは交換が可能ですので(0番台湘南色車は交換不可)より簡単に再現できますね。
返信する
高崎線・宇都宮線(湘南新宿ライン) (supersense)
2019-09-24 20:40:00
宇都宮線沿線に住んでいたもので、20年ほど前、単品製品で クモハ モハ サハ サハ クハ ×2本の編成で買ったのですが、しばらく鉄道模型から離れている間にグリーン車が連結、そしてE231系・E233系に更新と、世の中変わってしまいました。

Nゲージ復帰後に手に入れた車両がいずれもLED化され常点灯を実現していることから、211系もなんとかしたくなり、211系3000番台 増結5両セットと中古のサロを手に入れたのですが、いざ編成を組むにあたり、台車マウントのスカートは格好悪い。そもそもカプラー長の TR235/DT50 台車を1個ずつ、なんて手に入りませんし、かといって3000番台を編成中に閉じ込め、電球仕様で方向幕も点灯しない旧製品を先頭車にするのも馬鹿らしい、それで旧製品の先頭車の床下がASSYで交換できそうだというのを知ってトライしてみた次第です。改造車は中間に閉じ込めるつもりだったので方向幕は点灯しなくてよかったのですが、いざ加工すると欲が出るもので、貴ブログを拝見して関心するやら落胆するやら、という具合でした。
ぼちぼちやっていきます! ありがとうございました。
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