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カーソルのある風景

2018-02-01 20:32:44 | アート

東京藝術大学 卒業作品展


ひょんなことで行く機会をいただきました。

あるよあるよ
100点以上、全部見れてない・・・
途中でおなかいっぱいだよ。
噛み切れない、咀嚼できない作品多数(苦笑)

そもそもね
こうも多種多様な作品たちに触れると

「アートってなんだ?」
という問題定義が
内側から湧き上がってきてしまう・・・
(それは今回、脇に置いておいて)


そんな中


2.5次元の触覚

カーソルだよね。
マウスで右や左や上や下へと動いてくれるやつ。
ちっちゃいけど、けっこう働きものなやつ。

パソコンから抜け出してきた。
というよりも
パソコンから引っ張り出してきた?
しかも、だいぶBIGになってます。

なんと4メートル

存在感ハンパないし
モチーフ分かりやすい
ほとんどの人が見たことあるよね、このマーク

パソコン上では小指の先にも満たない大きさのものが
現実世界に4メートルで出現する。
インパクトたっぷりだわ。

シンプルでわかりやすいモチーフ
考え込む必要もほとんどなく
ある程度の理解は誰もができるだろう
カーソルという物体も現代人になじみ深いもの
親近感さえ持てるかもしれない。

ただ、設置場所がザンネンではある。
このカーソルがひらけた場所に設置されれば
そこは遠くからみれば
パソコンの画面のように見えるだろう。
現実の風景がパソコンの壁紙となり
カーソルが存在している。
写真で切り取ってしまえば
そう見えるのではないだろうか。

風景と一体になることで
成立する作品なのかもしれない。


たぶんカーソルを使った作品は
すでに世の中にあるのではないだろうか。
ピアスやアクセサリーとして
文具用品やマグネットなど
それぐらいは誰でも考え付きそうだ。
ただ
このスケールで考える人はいなかったのだろうね。


ごちゃごちゃ考えるよりも
「わーすごい!!」と、シンプルにかんじれる作品。

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