明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフ練習日誌 12/11/2023(44)新飛球理論Dプレーンって何?

2023-12-12 17:18:00 | スポーツ・ゴルフ

皆さんもご存じだと思いますが、ドローとかフェードといった所謂「球が曲がる」ことの物理的な裏付けの法則が、実際は長年信じられていたものと真逆の理屈であることが「トラックマン」等の弾道測定器によって最近分かったらしいのです!。こりゃエライこっちゃ、と大騒ぎになってるかというと「そうでも無い」からまたまた面白いって話です(なんのこっちゃ)。

早速 YouTube の「小澤康裕=物理学理論のサイト」を見てみたら、我々アマチュアにとっては「大した違いは無い」ということでした(私の誤解ということもあるので、他のものも含めてご自分でご覧いただくことを強くお勧め致します、です)。

で、ボールがフェースと衝突して勢いよく飛び出す「その方向」については、大まかに言って「2つの要素」が関係しているということです。まあゴルフをやってる人なら「当然じゃん」と怒られるような事なのですが、順序としてまず、今までの理論をご説明しましょう。

1、目標に対してフェースが「真っ直ぐ」当たっている、とした上で

① スイング軌道も真っ直ぐだった場合は・・・真っ直ぐ飛ぶ(ストレート)
② スイング軌道がインサイドからアウトに振られた場合・・・右に飛び出してから左に曲がる(ドロー)
③ スイング軌道がアウトサイドからインに振られた場合・・・左に飛び出してから右に曲がる(フェード)

になると言う事なんです(当たり前過ぎで拍子抜けしそう)。これは、ボールにどっち向きに回転(スピン)が掛かるかということによる訳なので、ある意味当然と言えば当然ですね(細かい事は後述)。問題はフェースが真っ直ぐじゃなかった場合です。今までJは「飛び出し方向はスイング軌道」で決定され、飛び出した「後に」フェース面の角度によって曲がる方向が変わる、とされていた。つまり

2、スイング軌道がインサイド・アウトの場合は、まず右に飛び出して「それから」

① フェースが「軌道に対して右に向いて」いたら・・・右プッシュのスライス(これ最悪!)
② フェースが「軌道に対して真っ直ぐ」だったら・・・右プッシュ(これなら何とかフェアウェイに落ちそう)
③ フェースが「軌道に対して左を向いて」いたら・・・右に出て戻って来るドロー(これが理想)

だから綺麗なドローを打つには、クラブ軌道をインサイド・アウトに振ってなおかつフェースの向きは「目標方向つまり左を向いている」事が絶対条件とされていたのです。私はこの方法で出玉を修正していたような気がする・・・(スイング軌道がアウトサイド・インの場合は皆さん各自考えて下さい)

ところが今度の「新飛球理論」によれば、ボールの飛び出し方向はクラブ軌道じゃなくて「フェースの向き」で決まる、ということなんです!(驚き)。だから、いくらクラブを目標に向かって真っ直ぐ振っていてもフェースが右を向いていれば「飛び出し方向は右」なのでした!、ああ無念!

何か自分の感覚と違うような気がするけど、トラックマンが言ってるんだから間違いはないでしょう。勿論、フェースが右を向いていれば、クラブ軌道が「アウトサイド・イン」であってもボールは最初から「右に飛び出す」訳です(軌道と相殺されて結果は真っ直ぐになる場合もあり得る)。これはフェードとは言わないですね、「こすり球」のスライスです(これ、良くやるのよねぇ)。本当のフェードはフェースが真っ直ぐまたは「ややフックにして捕まった球を打ちながら」、しかもクラブ軌道がアウトサイド・インだから「後から右に戻って来る」という話なんです(何だか良く分からないけど、結局ボールの落ちる方向は同じだと私は思う・・・けど)。

だから、もし今度の新飛球理論に従って出玉を修正するには

1、打ちだしたい方向にフェースを向け
2、その「方向に対して」クラブ軌道を
① ドローなら左から右に振り
② フェードなら右から左に振る

です、以上(要するに、どちらも「こする」訳ですね)。

結局やる事は大して違いは無い訳だし、プロレベルでなければドローとフェードの打ち分けなど「出来るわけがない」から真剣に考える必要は無いって話のようです。お疲れさまでした!。まあ感覚的には、打ち出す方向にクラブを真っ直ぐ振って曲がり幅は「フェース角度で調整」の方が、アマチュアは再現性が高いような気がするので旧理論でやる方が私は合ってるように思います。ただ、私としては今のところ、出玉を何とか目標方向に打ち出せるように練習しているので、参考にはなりますね(その前にシャンクを何とかしろよ!)

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閑話休題

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私はこの間「アーリーリリース」が改善しつつある、と書きましたが、小澤康裕=物理学理論を色々眺めていたら「スイング型」という動画が非常に参考になったのでご紹介したいです。

そもそもクラブを振る方法には小澤康裕氏によれば3つあるそうです。
① 斧型
② 梃子型
③ 振り子型
です。

この中でゴルフに適しているのは、言うまでも無く三番の「振り子型」ですね。

斧型はアウトサイド・インになり易く、梃子型は左肘が引けるチキン・ウィングになり易い。どちらもダフリ・トップ・引っ掛け・どスライスなどのミスには「弱くて不向き」という結果が出ています。で、振り子型が一番スピードも出るしハンドファーストにもなって「飛ぶ」というのですね、良い事づくめです。問題は、どうやって振り子型のスイングを身に付けるか?という事なんですが、これが中々出来なくて困っているわけ(小澤康裕さん、責任取ってくれよ!)。

で、考えたのは昔ながらの「バスタオルの先を結んで振り回す」方法でした(誰でもやってるわ!)。ただ、昔ながらの方法と言ってもやり方は色々と工夫がある筈なので、私なりにアレンジしてやって見たいと思います。

① 大きめのバスタオルを用意する
② 片方に結び玉を作って、もう片方を握る
③ 手首はグリップの形に持って
④ 手首の角度を「直角以上に曲げ」てタメを作る
⑤ ボールを一個用意して、アドレスの位置に置く
⑥ 手首を曲げたまま普通にスイングして
⑦ タオルの「先端の玉がボールの位置を通過するまで」手首の角度を保つ

これ、やって見ると難しいかも・・・

⑧ なお、インパクト前には両方の手首を「下に向け」て、所謂「掌屈・背屈」しておく
⑨ 腕はインパクトで当然だが「既に左に振り抜かれている」筈だから、それに合わせて左股関節や右腰や左広背筋や前傾姿勢やその他「諸々の身体の動き」も実際のスイング通りに動かす
⑩ これを一日10回やって「右側面で打つ感覚・イメージ」を覚える
以上。

どうだろうか?

私は結構いい方法だと思うので少し飽きるまでやって見ようと思っています。体力もそれ程は使わないので丁度いいかと・・・

そもそもアーリーリリースは、私が思うに「グリップをゆるゆるに握れば」誰でも簡単に出来る(筈だ)と思っています。女子プロがスイングしているのをテレビでスロー再生したりする映像を私も時々見るのですが、彼女たちは大概「判で押したようにタメのあるスイング」をしています。別に彼女たちが握力がもの凄くあって、腕力で手首がほどけるのを「我慢している」ようには全然見えません。その逆で、実は「握力が無い」からタメが出来ちゃう・・・んじゃないかと私は思っています。実際に「その通りゆるゆるに握っていれば」タメが出来るということを確かめる為にも、このバスタオル練習法はやってみる価値があると思います。ご興味があったら皆さんもやって見て下さい。私もやって見ますので、結果は当ブログでご報告します。

次回のゴルフパートナーは明日、月曜日です。



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